記録日記~ステージ4からのがん治療~

父の癌発覚から治療に至る経過を綴っています。
2013年3月よりアービタックスによる治療を行っています。

記録日記

2008年9月。父が癌の診断。 咽頭部癌。stage4。重複癌、リンパ節転移を認める。父を応援する娘の日記。

2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。

2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。

2011年3月、再発。甲状腺切除手術。

これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。

入院日・手術日

2011年03月26日 00時00分47秒 | 10 再入院と手術2(2011年3月)

3月24日(木)

父、入院。

私は仕事のため、入院時の付き添いと夜の面会ができず。

メールでやりとり。
「明日の手術は3時頃から。」


3月25日(金)

父より、お茶と電池を買ってきてほしいとのこと。
術後3時間は酸素マスク。
術後家族への説明有り。
との事前情報。

母も付き添いで行っており、私は16時ころ病院へ。
病棟食堂でしばし待機後、看護師さんから声が掛かる。

手術が終わった。
今回は甲状腺右葉切除の手術。
今日は病棟へ戻らず、回復室で一晩過ごすので、そちらへ案内する。

ということで、手術フロアへ移動。
回復室用の家族待合室がありそちらで待機。

まずはDr.に呼ばれ、術後説明。

手術で切除した腫瘍部を見せてもらう。

予想していた大きさより大きい。
聞くと、腫瘍部は人差し指2cm程度。
その腫瘍部をまわりに散らさないよう、そこをくるむように
大きめに切除するのだということだった。
なるほど。

手術は無事にすんだということ、
術後の痛みがあるので、しばらくは
麻酔で眠らせておくこと、麻酔で寝ているため、
気道を塞がぬよう、管を入れて呼吸を確保すること、
手で、管を取ってしまうと呼吸が困難になり、命にかかわるので、
手を拘束することの説明を受け、その承諾を求められた。

さらに、
入院時1週間の入院と聞いていたが、2週間に延びたことと
術後1週間は飲食不可となることを新たに聞く。

質問は?と尋ねられ、
「声は?」と聞くと、
「出ます。ただ、副作用として反回神経の麻痺があり、高い声は出づらくなるかも。
通常の話し声は概ね大丈夫。」とこのと。

話すことや飲食には大きな影響がないということが分かり、
少しホッとする。

さらに、今回行ったPET検査の結果は異常なしとのこと。
今回切除した甲状腺部以外の転移は見られないという結果でした。

「抗がん剤や放射線の治療を受けた後としては、
その他の検査の数値も良好」とのこと。

甲状腺の腫瘍(癌)を早めに切除できたこと、
他の転移が見られなかったこと、
この2つに感謝しよう。

2週間の入院。
父の早い回復を応援して。


Dr.説明の後、回復室にいる父に面会。
靴を履き替え、手の洗浄、消毒、マスク。
回復室に入る。

麻酔で寝ている父。
計器がたくさんつけられていましたが、
血圧、脈は安定。
SpO2(酸素飽和度)91~92%
高からず、低からず。
でした。

温かい手に安心して、退室。

母を実家に送って、帰途につく。

 

 

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