記録日記~ステージ4からのがん治療~

父の癌発覚から治療に至る経過を綴っています。
2013年3月よりアービタックスによる治療を行っています。

記録日記

2008年9月。父が癌の診断。 咽頭部癌。stage4。重複癌、リンパ節転移を認める。父を応援する娘の日記。

2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。

2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。

2011年3月、再発。甲状腺切除手術。

これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。

家族旅行関西編~3日目 奈良から大阪へ~

2010年01月27日 00時23分55秒 | 家族

1月8日(金)

関西旅行も最終日。
女組は朝風呂へ。
そして朝食。バイキング。
ここのホテルは朝食自慢らしく、和食系のおかずがずらり。
お目当ての茶がゆも♪
朝食会場も雰囲気も落ち着いていてよかった。
お腹いっぱい食べても胃もたれしない。
2日前、串カツにやられていただけに、和食さまさまです。

ホテル出発。私の運転で東大寺駐車場へ。
降りると早速鹿の群れ。
写真をパチリ。
東大寺を後回しに、春日大社へ。

①春日大社
朝早めですいている。
広い。
のんびり散策を楽しむように境内へ向かう道を歩く。
心が澄んでくる感じ。
緩やかな上り坂。
厄年一覧の掲示を見て、自分が厄年であることを知る。
「本厄じゃん(笑)」

南門を上がり、境内をのぞき、若宮本殿へ。
二の鳥居まで戻り、ここで父と別れる。
父は、興福寺、母と私は、ささやきの小道経由で志賀直哉旧宅へ。

②志賀直哉旧宅
これは母と私のルートで、私のリクエスト。
志賀直哉本人が設計したという住宅。
ここで『暗夜行路』が執筆されたという。
今、私が住みたいと思うほど、
広くて、豪華で、センスがいい。
思いを馳せながら、じっくりじっくり見てまわる。
母も満足な様子で。

本当はこのあと行きたい所がありましたが、
時間も掛かったし、満足もしたので、
父にメール。
案の定、興福寺は見終わったとのこと。
なので、そのまま合流予定の東大寺へ戻ることにする。

途中で立ち寄った超おいしそうなパン屋さんでパンを買って、東大寺駐車場へ。

父が先についていた。
車で一瞬パンをかじり(めちゃウマ!!)東大寺へ向かう。

③東大寺
目指すは奈良の大仏さま。
南大門をくぐり、大仏殿へ。
やっぱりデカい!
家族の健康その他を祈願し、ぐるりと見学。
修学旅行の記憶をわずかに思い出す。
家族へ願いを込めた「石」を
一人一人をイメージしながら選び、購入。
これを見て、思い出と、家族の「絆」を思い出せるよう。

コーヒーとみたらし団子を買って帰途につく。

今度は父の運転。
私が都合で大阪で下車するから。

慣れないカーナビと慣れない高速で
予定したインターでは降りられず、
堺市内のインターで降り、最寄りのJR駅まで送ってもらう。

「楽しかった」
「ありがとう」
思い出を互いにひとことで表し、一時のお別れ。

「気をつけて帰ってね」

の、後日談。
関空手前のインターで降り、給油してレンタカーを返す予定だったのですが、
インターを降り損ね、
別のインターで降りてスタンド探すも見つからず。
飛行機の時間も迫る。

結局、給油を断念して空港のレンタカー営業所へ向かったらしい。

「焦った」と父。
私の大阪帰りを千歳空港まで迎えに来てくれた父が話す。

思い出いっぱいの旅。
大切な時間。
ありがとう。 

 

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