3月24日(火曜日)晴れ
お客様のお宅を訪問した帰り赤羽根の産直に立ち寄った。いいもの無いかな、興味深深で中に入った。
野菜が並んでいた、白菜100円。ゲ、ゲ、ゲ、これは何だ? 店員さんが寄ってきて「わさびです」淡々と答える。
「わさびってこんな形?」「はい」淡々。すごい太いのもあるし、青くないときた・・・枯れ木みたいです。
「・・・・?」「おいしい?」「はい」「どうやって食べる?」「おひたしと一緒にとか、あと刺身の薬味に」「へー、」
興味深深、手に取り、品定めが始まった。「太いのと細いのではどちらが美味しい?」「太い方が硬いかな?」
「じゃー、こっち」細いほうを選んだ。親方はいいものを見つけたとばかりに家に一目散に帰りを急いだ。
「ただいまー」「お帰りなさい」と女房。「おい、これ知ってるか?」得意げに女房に見せた。
「あら、ごぼうわさびじゃねーか、どっから?」「・・・知ってるのか?」チョッピリがっかり感が。
「さ、さ、さ、産直から~」でも、まだ、声が上ずっている。「そう」「・・・・それだけ?」
「それでは、こんばん、刺身買って来てね、食べるべし」ごぼうわさびが仇となった。「とほほ、刺身を買う羽目になったよ」
だがら、知らねば知らねで、おべだふりするもんでねーど。どんどはれ。