正しい道を司る

八ヶ岳・小淵沢の地で『真理』を探究する

秋の風物詩・タカの渡り~1万数千キロ旅のはじまりを望む

2020年09月15日 | 日記・エッセイ・コラム
タカの渡り

タカ類の代表種 と言われる「ハチクマ」「サシバ」。
季節ごとに繁殖地(餌が多い)と越冬地の間を定期的に行き来する
ことを「渡り」と言う。

一説によると「ハチクマ」は、本州中部~北部にて繁殖後、
子育てを経て渡りを開始。

9月中下旬から列島の所々にて上昇気流を巧みに使い西へ移動。

九州・五島列島の福江島大瀬崎付近より
上昇気流に乗って鷹柱をなし、東シナ海上へ。

海上約700kmを越えて中国大陸に入り内陸部を南下、
ベトナム・ラオス・タイ・ミャンマー・マレーシア・スマトラへ。

ここからフィリピンで越冬する群れや
ジャワ島で越冬する群れに分かれるらしい…。

なんにせよ11月頃より越冬地ジャワ島に到達するまでに

1万数千キロの旅をするとのことです
(春の日本への渡りは3月頃から)。

す・すごい…。



そんな壮大な「渡り」を観察できる場所「白樺峠」へ。

長野県松本市奈川駒ケ原「白樺峠」から、
徒歩15~20分ほどえっちらおっちら~登ると…







ここは上昇気流に乗って飛ぶ
鷹柱」を見られる数少ない場所の一つ
タカ見の広場」なのです!







観察風景



ぼんやりと空を見る人







一方、


マジ本気度120%の方々






恐ろしく高そうな
バズーカ砲…






鷹柱は望む事は叶いませんでしたが、あちらこちらでクルクルと旋回しながら上昇し、峠を越えていく4~5羽単位の群れを数多くお見送りする事ができ感激!

白樺峠から7~8日かけて九州・五島列島の福江島まで移動の後、約700kmの洋上飛行を経て、再度陸地や洋上を南下していくタカのことをを思うと熱烈応援なのです!



乗鞍岳



今頃は…
どこまで飛べたかな…

見出し画像・ペンターKさん(写真AC)




やることを、
やりきったならば
後はお任せ。
だから 大丈夫!

そう、
あなたなら大丈夫!



あなたのもとへ
今日・明日も
しあわせが訪れますように。



そなえよつねに

ありがとうございました。