
ずっと想い続けていたトンマンと結婚するために、誠意をつくそうとするピダム。
そのことが仇となって、ヨムジャンと旧ミシル派の貴族たちが動き始める。
ストーリー的には最終章へ向けて激動なのですが、この回の私的ポイントは、長いストーリーの中で数少ないユシン公の眉間のシワがない柔和な表情(写真)と、いい人になっちゃってるピダムです。
ピダムとの結婚を発表したあとの、トンマンとユシンのシーン。今風にいえば、かつて駆け落ちしようとまでした二人が、心では通じあいながら、各々一族を守るために他の人と結婚するという選択をしたわけです。
とくにユシンは、伽耶を守るためにミシルの孫娘と先に結婚したため、「私は王として生きる。結婚はしない」と言ってつっぱっていたトンマンの横でずっと心を痛めていたのですね。「おめでとうございます。淋しいけど、女王さまにもほっとできる場所が必要です。」と言って祝福するんですねえ。
このあと、ピダムもユシンからおめでとうと言われて、「三韓地勢」をユシンにプレゼント。この時のピダムはいい人になってます。
面白いんだけど、ドロドロでつらい話の多いストーリーの中で久しぶりにほっとするシーンでした。でも、このままでは済まされないのがこのお話。記録ではピダムとヨムジャンが組んで女王に謀反をくわだてたそうですから、天から地へと話は進むはず。あああ・・・・。
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