術後の体を自分で観察してて気付いた。
お腹の皮を切って縫い詰めた影響が、想像してたより大きかった。
普通の開腹手術だと、筋肉の繊維に沿って縦に切るのが普通だし、その方が負担も軽い。
今回の穿通枝皮弁法や、腹直筋弁法なんかだと、筋肉の繊維を断ち切って横にメスを入れる。
んなもんだから、回復も遅かったりすると思われます。
術後1ヶ月経って、形成外来受診時に「まだ、お腹が突っ張って、夜寝る時とか脚曲げないと仰向けが厳しいっす。他の皆さんも同じような感じですかね?」と主治医に聞いた。
すると「え?!そうなの?あんまりそういう話聞かないけどな。細いからかなぁ」
・・・だから、決して細くないから、この術式が可能だった訳なんだが。細いとか言って喜ばせないでよ、もうっっ。
などと照れてる場合ではない。アホ丸出しだわ、私。
まあ、冗談はさておき。皮膚に余裕がないのは確かです。ビキビキに突っ張っております。
ちょっと歩きすぎたり、天気の悪い日などは、夕方以降に更に突っ張ってきます。
それ以外だと・・・
非常に分かり辛い図です。スイマセン
説明しますとですね・・・
股間の海苔(要するに毛ですね)私は2等辺三角形チックな訳なんです。それが、術後に腹の皮膚が上に引っ張られているせいで
やけにとんがった、シャープな三角形の海苔に変貌しました
更に、おそらく腹部に炎症があったせいか、術後7日目位に気付いたんですが、股間がもっこり腫れぼったくなりました(笑)
看護師さんに「ねぇねぇ、見て見て!妙に股間が腫れてない?!」とアホな質問してた私。
「え?そうですかー??」と看護師さん。そっか、元々の私の股間知らんもんなぁ。
形成の主治医に「お腹の腫れが血流で下に降りてきて、股間が腫れてるように感じるんですか?」と聞いてみた。
そしたら「そうそう」と言われる。やっぱしそんなオチか。じゃ、一時的なもんなのね~。
その後、退院。家に戻ってきてソッコーで「ねーねー、股間もっこりしてない?!」とダンナにも見せる。
「ほんとだーーー!なんか余計にくっつけて貰った?・・・棒とか」と2人で爆笑。
大笑いするくらい、もっこりしてたんですっ
散々笑った後に「こんなに腫れてるのに退院って、結構無茶だよなぁ。ばりばり炎症中じゃん」と言っていた。
で、今現在。未だややもっこりしています(笑)このままでも、おもしろいからいいけども。
下っ腹のムダ肉のでっぱりが無くなり、股間が膨らむという不思議。
腰を伸ばせない=骨盤が後に倒れる=恥骨が前に出る=もっこり も原因の一つとは考えている。
早く腰を反らせるようになりたいな~。ストレッチできない為に腰痛が悪化しとります。
1ヶ月過ぎた現在、就寝時はバスタオル一枚をたたんだ物を脚に挟む程度。ほぼ普通に仰向け寝できるようになりました。
主治医曰く「うつ伏せも患側を下に寝るのもOK。ただ、患側の腕を長時間圧迫するのはやめた方が良い」との事。
センチネルリンパ節1個とはいえ、リンパ浮腫の可能性はゼロではないのです。
でも「関節はよく動かした方がいいし、特に制限は無い」とも言ってたので、あとは自分で体と相談しながらって事でしょう。
私の場合、自身の体と相談したところ「うつぶせ寝、まだムリー」な感じです。