術後8日目
午前中にお腹のドレーンを一本抜いてもらえた。
手首の点滴針のトコが痛くなってきたのを看護師さんに伝えたら「あ!じゃあラスト一個さっさとやっちゃいましょう!」
と、最後の点滴実施。終わったら早々に針も抜針してくれてスッキリ~。
この時に看護師さんと話していたのだが、「残るドレーン、お腹の一本も同時に抜いてもいいくらい、廃液量は少ないのにね~」
そうなのです。この時点でドレーンパックに溜まる廃液ほぼナシ。なのに慎重な医師は一本ずつ抜く方針らしい。
「もー、邪魔くさっ」と思いつつも、手首の点滴針も無くなったことだし、ラスト一個のドレーンパックをパジャマのポケットに突っ込み
「じゃっ、シャンプーしてくるわ」と私。洗面台へいそいそと向かいます。
看護師さんが「え?!待ってー!手伝いますからっ」と焦って言ってたけど「こりゃあかん」っつー状況になっちゃったら呼ぶからへーき。
と制止。「ダメになる前に言って下さい」と言ってた(笑)
出来そうならやってみないとね。どのみち家帰ったら自分でやるんだし。
ま・・・私の場合、腕の上げ下げにほぼ支障なかったからなんですが。
乳房切除したものの、加えて、センチネルリンパ節1個切除で済んだ為、傷が突っ張るもののシャンプーするのに問題なし。
この頃は、長時間、腕を挙げろと言われるとしんどいな。という状態でした。
術後9日目
今日こそラストのドレーン抜いて貰えると思ってたのに~。
どうも形成外科の先生達が手薄なのか?本日もドレーンと共に、院内お散歩。ヒマを持て余しまくり。
ついつい背筋を普通に伸ばしがちで、その度に「おっと!腹の皮突っ張るんだった」と思い出す。
それにしても・・・下っ腹ぽっこり、何しても取れなかった脂肪が、まさか役に立つ日が来るとはねぇ。
自分の体の組織、リサイクル利用!的な???
そうそう、おへそも一緒に切り取ったので、新しいおへそを作ってもらいましたよん
おそらく怖くて見られない人もいらっしゃると思いますが、私は好奇心の方が勝っているので・・・
おうっ!そんなに入ってたんだ!と思いました。
20~30センチ位、体内に収まってました。収納できるもんなんだな~と感心
入院中に思ったんだけど・・・「生き物の体って、私が思ってたより適応力があるなぁ。」
人体の不思議を体感です。