熟年夫婦のケチケチ旅日記

後期高齢者の仲間入り。これからも日々何か楽しいことや、感動することを見つけて、前進していきたいです。

大和北部88箇所霊場巡り

2007-06-14 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
紫陽花びよりの今日6月14日、55番霊場矢田寺に行って来ました。
(56番矢田寺観音堂は現在は、矢田寺の統合され観音堂はなくなっています。)
矢田山金剛山寺・通称矢田寺は今紫陽花の花が、梅雨空に美しく咲き競っていました。
境内にはお地蔵様が多く、佇んでいます。お地蔵様と紫陽花のコントラストが、なんともほほえましく、感じられました。

私のお気に入りの紫陽花、白の八重の花弁の額紫陽花、花弁が星のように見え清々しく、ピンク、紫、青の中に混ざっても、存在感満点!

紫陽花見本園という所には、多くの種類の紫陽花が所狭しと、植えられ、珍しい紫陽花目を楽しませてくれます。

一如庵のお茶室で、お薄を頂きました、このお茶室からは、奈良の町が一望できます。遠くには若草山、東大寺の大仏殿の屋根も見ることが出来ます。
今日は、朝からの雨に空気が洗われ、遠くまで、澄み渡って見えました。
お床には、紫陽花の香合、掛け軸は、佐久間象山の詩
  きのう きょう あすと 移ろう世の人の
     心に似たる あじさいの花
お菓子は紫陽花をかたどった落雁、一服のお茶で、時間がゆったりと流れます。
矢田寺にこられたら、一如庵で一服!私のお勧めです。

紫陽花ばかりに目が行きますが、本堂下の石段近くには沙羅双樹(夏椿)が千仏堂には、大きな泰山木が、綺麗に咲いていました。

駐車場民間の物が3箇所ほど、お寺に近い所から500円400円300円と・・・
この距離数十メートル何処に止めるかは?
私たちは図らずも500円の駐車場に、本当はユーターンしたかった!

入山料400円・お薄500円