今日の海外報道はワクチンをめぐるゴタゴタが中心のようです。
ダラスの医師の多くはワクチン手に入らないだとか(http://www.dallasnews.com/sharedcontent/dws/dn/latestnews/stories/101409dnmetflushots.217019902.html)、アジバントは危ないと代替医療協会のカイロプラクティショナーの発言から始まる懐疑的記事だとか(http://www.mercurynews.com/ci_13555627?source=most_emailed&nclick_check=1)、季節性インフル接種で重篤な後遺症の一例の動画付き情緒的報道だとか(http://www.myfoxatlanta.com/dpp/health/dpgo_101309_woman_disabled_by_flu_shot_reaction_dystonia_4027780)
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いずれも目新しいものではありません。
ワクチンに対する不安をマスコミが煽りたて・・・というのはよく聞くフレーズですが、それは日本だけの特殊な話ではなく、欧米も相当なものがあるというのはここ最近の学習です(隣の芝生は青くない)。
さて、全文紹介したくなる記事がいまいちな本日は、先般講演Q&Aから。
Q 我が家の二階にはアライグマがおり、裏山にはフェレットもいる。死骸が出て、保健所に連絡しても調査してくれない。公道なら保健所だが自宅敷地内はと。アライグマは(豚同様)遺伝子交雑の舞台になるので不安・・・
A 今現在はH5N1との遺伝子交雑の所見が出ていないので緊急に心配することはないと思われる。遺伝子交雑の所見があれば、どこかが発表すると思われるので情報にアンテナを・・・
(管理人注: 今、保健所の中はそれどころじゃないと推察されますが、どこかの研究機関がシステマティックに”アライグマの不審死”チェックするというも悪くはないかもしれませんね)
Q タクシー会社。 新型インフル疑いで医療機関行くときでも乗せてくれるかと問い合わせがあるが・・・
A 道路交通法で拒否する権利が定められている(注:これは達人さんがアップされています。http://newinfluenza.blog62.fc2.com/blog-entry-606.html この質疑で立往生しなかったのはほんの数日前にこれ読んでいたおかげ。達人さんに感謝)
したがって、当社は運びませんでも通る。ただ、そうもゆかない場合もある(注:地方では独占ないし寡占ということも多々。ある会社が拒否したらその地域の足消滅ということも有りうる)その場合、乗客にはマスクをしてもらい、乗務員はN95というのは有りうる。車内の消毒は通常の消毒薬でOK。
この道路交通法の規定、混乱回避のためにも。もうちょっと世間に知られる必要があるのではと思います。前原さんよろしく!