沖縄の麻疹騒動、ひとりの観光客から・・・と、いろいろ教訓を蓄積してくれていますが、。
同時並行で海外で発生している麻疹騒動の状況も見てみましょう。
- ポルトガル。北部ポルトを中心にこの2月からの合計で、105例。そのうち8割以上(!)の85例が医療従事者。
- ポルトのサン・アントニオ病院がフォーカス。85例はここの医療従事者。15例がワクチン受けておらず、、、
- 麻疹の抗体がなければ濃厚接触により10人中9人が感染し、ウイルスは空中や表面で2時間まで生存可能である。
医療従事者のワクチン未接種による感染、院内で燎原の火の如く拡大してしまうという教訓。しこれは日本でもしっかりしている処ではしっかりしていますが、再チェックが必要かもしれません。管理人は本職先の関西福祉大学で健康管理センター長なる辞令を毎年いただいているのですが、市民病院からしっかりした看護師さんが派遣され、頼りないセンター長(笑)をしっかり支えキチンとした仕事をしていただいています。看護学生全員の抗体価検査を滞りなく実施はもちろん、未接種者の呼び出しやら抗体価や接種記録を紛失した学生のフォローやら、実にきめ細かく頭が下がります。他所ではどうなっているのか(いや、うちだって頼りないセンター長だけならどうなっていたか:笑)。。。
http://outbreaknewstoday.com/portugal-measles-cases-top-100-eight-10-health-professionals-47590/
Portugal measles cases top 100, eight out 10 are health professionals