Taake's写真館

スーパーアンギュロンXL 47mmでの作品のアップは休止中。今は30年ほど前に撮った古い写真をアップしています。

1月30日(日)その2

2005年01月30日 18時22分39秒 | Weblog
 幻日(げんじつ)を見た帰り、思い出して辰水神社へ向かう。この神社には毎年正月にその年の干支を飾る風習がある。その干支のサイズがなかなかに巨大で毎年楽しませてくれる。羊の年には人が近づくと「メェェェ〜」と鳴くようになっていたが、いちいち鳴かれてやかましいので近くの家ではたまったものではなく、鳴かすのをやめたとか。
 今年の酉は親子一対。親の大きさは身長3mぐらい。子はひよこから若干大きくなった状態。中に鉄骨の芯が入っていて、発泡スチロールでできている。「潜門」と書かれているように、この干支は地上2mぐらいの高さに設置してあって、その下をくぐり抜けて神社に入っていくようになっている。鳥居をくぐるとすぐに石段があり、かなり昇っていかねばならないので、私は干支だけ眺めるだけで、まだ神社に辿り着いたことはない。ははは。
 ところでこの巨大干支、年が終わればどうなるのか?・・・どうやら希望者にあげているらしいのだが、詳細は不明だ。市内のところどころで干支を発見することがある。ウサギなんぞは4階建てのアパートの屋上に乗っている。

1月30日(日)その1

2005年01月30日 17時52分33秒 | Weblog
 朝はいつもの新日曜美術館を見て始まる。妻と娘はカイロプラクティクに行くので、私は1人で写真を撮りに出かけた。R23を南下して香良洲町で左に折れ、海岸を目指す。コンクリートの防波堤の上を走り、土手の草焼きの煙をくぐり、車を停めて海を撮る。誰もいない寒い海辺。次に嬉野町を流すが撮るものはなし。ホカ弁を3人分買って帰る。
 昼食後だらだらとテレビなど見てから、再度カメラを持って出発。久居市方面へ車を走らせていると、太陽の右側に「幻日」が現れていた。これは虹の一種だが、太陽を中心にして丸くなるのではなく、円周上のある箇所だけがきわだって輝くという現象だ。空気中に漂う氷の結晶の方向が水平に揃っていればいるほど、幻日は小さく、明るくなるそうだ。この現象はそんなに珍しいものではなく、私も何度か目にしているが、今日の幻日は今までに見た中で最も明るく輝いていた。すかさずデジカメで撮影。

1月29日

2005年01月29日 23時12分29秒 | Weblog
 授業のある土曜日。そして午後は日直。午後4時前、ほとんど生徒が帰ってしまってがらんとしてしまった校舎に下校時間を知らせる音楽が流れる。残っている職員もまばら。テニスコートではまだクラブ活動が続いている。
 半時間ほど過ぎてから、校舎の見回りと鍵閉めに歩く。職員室は2階にある。まず3階に昇り、一番西の端の教室から南西を望み、写真を一枚。弱気な太陽が沈んでゆく。教室と廊下の窓をすべてチェック。トイレも確認。早足で東の端まで行って、2階に降りまた教室を覗きながら西に戻る。途中で南に折れて渡り廊下を進み、もう一つの校舎に移り、3階へ。西から東、そして2階へ。東から西、そして1階へ。出口の鍵をかけ、西から東。そして渡り廊下で元の校舎に戻る。
 これはけっこういい運動になるね。身体が暖まり、戻ってきた職員室のガスストーブが疎ましく感じられる。

1月28日

2005年01月29日 22時56分31秒 | Weblog
 まーしかし、考えてみると毎日仕事のことを書いてもしょうがない。いつも同じようで少しずつ同じでない。過去の経験が生きるようで微妙に生かされない。全てを覚えていられれば楽なのだがそんな超人的な記憶力は持っていない。

 午後の休憩時間、息抜きに外に出る。橙色の斜陽を遮る校舎が、学校玄関のそばにある立ち木を明と暗に分けている。木には目はないが、毎日陽光を浴びながらきっと校舎の形を想像している。

1月27日

2005年01月27日 23時39分46秒 | Weblog
 明日の職員会議に出す資料を作ったり、来年度の準備をしたり、何人かの先生たちと話をしたりで忙殺される。しかしがんばって急いで仕事をすまし、7:30pm過ぎに学校を出て、大型スーパーマーケットに行く。CD-R 25枚で897円、FD 22枚で947円。うーむ、CD-Rのほうが安いのかー。他にはポテトチップ、東ハトなげわ、カントリーマーム、イワシやサバの缶詰、青森産のしめ鯖、ドリップコーヒー、梅茶漬け、スパゲティ−1.5mm、ビーフシチューのルーなど買う。駐車場で車を停めたまま久しぶりに実家に電話。
 今日はデジカメを家に忘れてしまったので写真は撮らず。

1月25日

2005年01月26日 00時36分29秒 | Weblog
 曇り空の1日。仕事についてはいつものように忙しかった、ぐらいしか書くことはない。午後、昨日協議会があった高校から電話。「教室の机の中に本が残っていましたが忘れてませんか?」・・・・あぁぁー、忘れたー。しかも5冊も。思い返すと、協議会終了後に私学担当者と話しているうちに本をしまっておいたことがすっかり頭から抜けてしまったらしい。我ながらこの忘れっぷりには呆れる。ときどきこういうことがあるんだなぁ。格好悪いよね。
 何時ぐらいまでなら学校に取りに行ってもいいか聞くと、午後8時ぐらいまでは職員室にいるとのことで、仕事を早めに終わらせて6:30pmに出発し車を走らせる。名張市は津市から45kmも離れている。途中に峠があり、カーブが多い。遅い車がいるのでがんばってもそんなに早く走れない。片道に1時間と少しかかる。しかしFMラジオを聞きながらの運転はストレスの解消にはいいね。暗い夜道をヘッドライトを頼りに走る。7:40pm頃到着。まだ事務室も職員室も明るい。どの学校でもけっこう遅くまで仕事してるんだねぇ。事務室窓口で用件を言うと、昼間電話をしてくれた先生が本を抱えて持って来てくれた。お礼を言って受け取り、またドライブ。
 帰りに峠にさしかかると小雪が舞っていた。外気温は1℃ぐらいか。やはり峠付近は平地より寒いようだ。峠を越えて下って行くと雪は雨に変わった。今日は写真を撮れなかったので、代わりに昨日同じ道から見た巨大風車群の写真を載せることにする。

1月24日

2005年01月25日 02時38分52秒 | Weblog
 朝の職員打ち合わせの後、出張のため車で名張まで1時間あまり走る。途中の道からは青空の下でくるくる回る風力発電機がいくつも見えた。青山高原には確か21基の巨大風車があるはず。
 今日は名張の県立高校に中勢地区の教務担当者が集まって、教務関係の法令とか通達とか規則について学ぶのだ。午前中は県教委事務局からの話とQ&A。私は教務を担当してもう長いが、それでも今まで知らなかった規則やその運用に関する注意点がいろいろあって勉強になった。
 午後はグループに分かれて事例研究とテーマ研究。3階の教室に上がって窓際の席に陣取り、窓を開けて南の方角を撮影。三重県の内陸部のちょっと開けた場所はどこもこんな感じの風景。
 教室で話し合うために机を移動させようと天板を持ったら、左手薬指の腹にチクッと木のささくれが刺さってしまった。長さわずか1mmほどの細い木のトゲだが皮膚の下に埋もれてしまい、指では取り出せず、触ると痛い。
 午後4時過ぎに協議会は終了。県教委の私学担当者と少し話してから車でもと来た道を帰る。学校に戻って、もらってきたCD-Rに入っていた数十ページの資料を印刷して少しだけ目を通す。その他の書類の整理をしたり明日の授業の準備をしたりで今日も結局一番最後まで職員室にいた。でもいつもより早く、8:30pmには帰宅。アルコールを充填してコタツでノビる。1:30am、起き出して風呂。昼間のトゲがそのままなことに気付き、風呂を出てから待ち針でほじくり出す。こんなたった1mmのトゲでも刺さったままでは我慢できない、許さない。人間の身体というのは実に繊細なセンサーを持っているんだなぁ、と感心する。

1月23日(日)

2005年01月23日 22時11分55秒 | Weblog
 遅く起きて、曇り空なので午前中はたまっているフィルムからスキャンする作業。午後はサティの本売り場でビジネス書を立ち読み。デキル社員になるためには朝は始業の1時間前には出勤すべし、とか耳の痛いことがいろいろ書かれていた。
 そのあと声楽とピアノの音楽会を聴きに行く。妻はアマチュアの声楽家で、今日の音楽会にも出演して1曲だけドニゼッティのオペラの曲を歌った。私はそんなイタリア語とかは全然判らないが、表現力とか声の良さとか安定感とかは判る。
 音楽会が終わって立体駐車場の屋上で写真を撮る。曇り空がしだいに暗くなり、照明灯が黄緑色に灯る。空と照明がミックスして異様な景色を作り出している。シャッターを押した直後に十羽ほどのカラスが東のねぐらに向かって空を渡って行った。

1月22日

2005年01月22日 22時24分29秒 | Weblog
 久しぶりのオフなので、午前中は病院に行ってリハビリ。そのあと診察をしてもらおうとしたら患者が多くてかなり待たされた。結局3時間かかってしまった。病院には変な人が時々いるねぇ。待ち合い室の長いスで待っていたかと思うと、立ち上がってまわりを歩き始めて、大きな独り言を言ってまた戻ってくる30代の女性。無関係な人の会話に割って入って自分の言葉に自分で受けて笑い出す男。この病院、精神科はなかったはずなんだが・・・
 昼食は家で蕎麦。そのあと歩いてJTBに行く途中、空を見上げると東西に長くのびる雲。これって地震雲かなぁ、と写真を撮る。地震は嫌だけど、そのうちに確実に起こることだし、遅れれば遅れるほどエネルギーがたまって大きな揺れになるから、来るなら早く来い−という気持ちもあったりする。JTBでは2月5日の東京行きの新幹線切符を買った。既に新富町のホテルも予約してある。この日を楽しみに、しんどい日々を乗り切っていこうとおもう。JTBを出て空を見上げたら、さっきの雲はもう淡く消えかけていた。
 いい天気なので写真でも撮りに行こうと考えたが、あまりに寒く、コタツの誘惑に負ける。