#221 伊勢湾遠望

津市の西にあるそんなに高くはない長谷山(はせやま)の
中腹から東を見下ろす。
市街の向こうは伊勢湾。
そしてその向こうには知多半島。
空は広く深い。

三重県津市。

#220 変化は静かに進む

綿雲は流れてすぐに消えてしまうシャボン玉のようなもの。
音もたてずに変化は進む。

三重県多気町。

#219 アジサイの里

村起こしのために植えられたアジサイの群れ。
アジサイは六月の気分を象徴しながら
村人に利用されつつただ咲いている。

三重県多気町。

#218 象の像を映像化したぞぅ

ゾウの存在感にやられた。
つるりとして硬質な膚。
いいねぇ。

東京都江東区。

#217 私の「東京」

隅田川に架かる相生橋から北の方角を望む。
橋の下を水上スキーヤーが滑っていく。
時折屋形船も往来する。
黄昏れていたいひととき。
私にはなぜかどこよりも「東京」を感じる場所。

東京都、左が中央区で右が江東区。

#216 絶景かな絶景かな

この場所は多くの人がシャッターを切る有名なスポットだ。
高層マンションというのは私のような田舎者には
想像を絶する存在なのだ。
このひとつひとつの格子の目に、
ひとつひとつの異なる生活がある。
整然と整っているのに蜂の巣のような同一目的ではなく、
すべてが独立して生活を営んでいるセル。
それは実に薄気味悪い。

東京都中央区。

#215 気付けば夕暮れ

公園の広場にはまだ光が満ちているが、
その背後では葉の群れが貪婪に光を吸い尽くし、
確実に夕闇が迫っている。

東京都江東区。

#214 光がちりばめられた海

この堤防、けっこう幅はあるのだが意外に高く、
弱高所恐怖症の私は一歩一歩びくびくしながら歩いた。
夏の海は暖かで人を誘う。

三重県津市。

#213 空を切る高圧線

明るいんだか暗いんだか良くわからない不思議な夕方。
ライズは目分量なので画面にどこまで写るかわからない。
20mm目一杯のライズをして更に上を向いて撮影したので
地平線が切れてしまったが、かえってよかったのかも。

三重県津市。

#212 龍の雲

龍のような雲が刻々と姿を変えながら流れていく。
いい空だ。

三重県津市。