#133 私の原風景 2005年11月30日 03時24分13秒 | Weblog 中央の山が烏岳(からすだけ)。その左が篠山(ささやま)。 私の育った家は画面左端方向に1.5kmほど離れたところ。 いつもこの山々を見ながら生活していた。 子どもの頃、この山の稜線を蒸気機関車が上下しながら 進んでいく幻想を夢に見たことがある。 三重県、勢和村。
#132 正方形のフレーム(タイトル付き) 2005年11月29日 00時16分31秒 | Weblog 明るい空の下、伊勢に向かう近鉄の普通電車が櫛田川へさしかかった。 陽射しがジリジリと照りつけ、肌を焦がす。 これは9月8日の#52と同じ場所同じ日に逆向きに撮ったもの。 フィルムを現像した順番にアップしているので、 日付けはばらばらである。1年前の写真でまだ未現像のものもある。 三重県松阪市。
#131 紫陽花の塊 2005年11月28日 01時43分07秒 | Weblog 地面から沸き上がってくる塊たち。 カラーだとアジサイの美しさが出るのだが、 白黒になると形ばかりが気になる。 三重県松阪市。
#130 月がのぼってきた 2005年11月26日 10時05分00秒 | Weblog 連なる雲の上に月。 なんだか四角く見えるが、スキャナのせいだ。 ブローニーフィルムの6×9判で焦点距離47mmだと 画面中央の月はこれぐらいの大きさに写る。 画面の端だと#129みたいに写る。 控え目なサイズだけど地球に最も近い天体。 もし月がもっと地球に近くて10倍ぐらいの大きさに見えたら、 我々は宇宙に住んでいることを毎日思い知らされたことだろう。 ただし潮汐も激しいから海岸になんて危なくて近寄れないけどね。 三重県、香良洲町。
#126 補陀洛は、この海の向こうにあるのか 2005年11月23日 02時02分27秒 | Weblog 花の窟から戻り、七里が浜を見てみると大平洋に光が降り注いでいる。 あぁ、なんて素敵な景色なんだ。 補陀洛渡海の出帆地はこの浜からまだ20kmも南だが、 観音浄土を目指して船出して消えていった修行者たちは こんな海を見ていたのだろう。 三重県熊野市。
#125 花の窟神社御神体 2005年11月22日 00時36分27秒 | Weblog この高さ45mほどの岩山がご神体。 その頂上から長さ170mほどの縄が張られている。 熊野の岩山はかつて海の波に侵食されて奇観を呈している。 三重県熊野市。
#124 落印 2005年11月20日 18時21分15秒 | Weblog 道の上では落ちている物もあれば落とさなければならないものもある。 白く鮮やかなペンキが徐々に磨耗し、アスファルトには亀裂が拡がっていく。 この景色を愛でるのが日本的なのかな。 三重県熊野市。