#2153 1981年7月29日・夏空の下で(6)

広々した土のグラウンド。
左右に２面で同時に２試合やっている。
ソフトボールの試合に集中している人たちから少し離れて私は立っている。

すべてを一歩引いて見る私の性分は，FD24mmレンズによって形成されたのか，
性分が広角レンズを呼び寄せたのか，どっちなのだろう。
今使っているレンズも広角だ。
30年経っても変わらないものは変わらない。

三重県四日市市

#2152 1981年7月29日・夏空の下で(5)

私が小学生だった頃の四日市は工場から排出される煤煙で空がいつも暗かった。
においもひどく，とても人間の住める環境ではなかった。
しかし1980年代には公害対策が功を奏して明るい空が戻ってきていた。
煙突から流れ出るのは主として脱硫された水蒸気だ。

三重県四日市市

#2151 1981年7月29日・夏空の下で(4)

ソフトボール大会の会場となった学校のグラウンドだろう。
人気のない風景は落ち着くね。

三重県四日市市

#2150 1981年7月29日・夏空の下で(3)

草むらか芝生かよくわからない写真。
白黒向きではない被写体だね。

三重県四日市市

#2149 1981年7月29日・夏空の下で(2)

この1981年の夏は確か暑かった。
といっても2010年の夏ほどではなかった。
29年前，空には今よりも水気が多く，綺麗な綿雲がたくさん浮いていた。
ほとんど毎日のように夕立があった。

この場所は全く記憶にない。
四日市のどこかだとしかわからない。
ここで私は何を撮りたかったのだろうか？

三重県四日市市

#2148 1981年7月29日・夏空の下で

四日市のグラウンドで中学ソフトボールの県大会があった。
私の高校時代の友人Ｍが神島の中学で教師をしていて，
そのチームが県大会に出場するというので応援に見に行ったと記憶している。

いい空だね。R1の空だ。

三重県四日市市


ところで最近1ヶ月ほど仕事が忙しくてここの写真のアップもままならなかった。
時間的にはフィルムをスキャンすることなどたいしてかかりはしないのだが，
精神的に疲れていてやる気が出なかったのだった。
こんなことではいかんね。
たまの休日にはカメラを持って出かけねば。