倉敷の美観地区を上下逆にしてみる。
けして奇をてらっているわけではない。
上下を逆にしてはいけないという法などはないのだから。
むしろここで私たちは川底に住んでいる河童だと自覚してみよう。
川の中こそ現実であって、
その写しが上のほうにある水面に映っているのだ、と。
私たちは水底のベンチに座って上を見上げているのだ。
岡山県倉敷市。
けして奇をてらっているわけではない。
上下を逆にしてはいけないという法などはないのだから。
むしろここで私たちは川底に住んでいる河童だと自覚してみよう。
川の中こそ現実であって、
その写しが上のほうにある水面に映っているのだ、と。
私たちは水底のベンチに座って上を見上げているのだ。
岡山県倉敷市。
皮肉な取り合わせだが、#298の廃屋の次は倉敷アイビースクエア。
どちらも植物が覆っているのは全く同じ。
蔦自身にとってはどこに生えているのか、
そんなこたぁ、どーでもいいのよ。うん。
岡山県倉敷市。
どちらも植物が覆っているのは全く同じ。
蔦自身にとってはどこに生えているのか、
そんなこたぁ、どーでもいいのよ。うん。
岡山県倉敷市。
植物は廃屋に忍び寄ってじわじわと制圧していく。
人が住まなくなったのを知っているかのように植物は蠢く。
人間たちがいなくなれば、彼らの天下だ。
この廃屋はもっとじっくりと撮影しようと思っていたが、
いつの間にか取り壊されて更地になってしまっていた。
実に残念だ。
三重県多気町。
人が住まなくなったのを知っているかのように植物は蠢く。
人間たちがいなくなれば、彼らの天下だ。
この廃屋はもっとじっくりと撮影しようと思っていたが、
いつの間にか取り壊されて更地になってしまっていた。
実に残念だ。
三重県多気町。
こういう写真の場合、上下を逆転させてみると不思議な視覚体験ができる。
じーっと見ているとひっくり返っている実体が非現実的に見えてきて、
虚像である鏡像は現実感を増してくる。
しかし実体と虚像が逆転するところまでは行かない。
まぁ、しばらく見続けてみて下さい。
じーっと見ているとひっくり返っている実体が非現実的に見えてきて、
虚像である鏡像は現実感を増してくる。
しかし実体と虚像が逆転するところまでは行かない。
まぁ、しばらく見続けてみて下さい。