みどりの日。同僚の先生が主催したハイキングについて行く。朝、8時に家を出て、津駅近くのコンビニでおにぎりを3個買い、JR紀勢本線に乗る。途中「すれ違いの列車を待つために4分ほど遅れます」というアナウンスがあったがその後急いだわけではないのに定刻通りに亀山に着。JR関西本線に乗り換えて笠置(かさぎ)まで。とてもよい天気で今年いちばん暑い日になりそうな予感。電車は若葉の黄緑の中を走る。
笠置で降りて、歩いて柳生の里を目指す。柳生というのは新陰流で有名な柳生。京都府に近い奈良県にある。「剣豪の里」というのがキャッチフレーズになっている。ハイキングの参加者は私を含めて6人。女性3人、男性3人。私はこの中でいちばん若いがいちばん重い。うーむ。
東海自然歩道を行く予定が、崖崩れのため通行止めで、しかたなく木津川の支流である打滝川に沿って舗装路を行く。笠置から柳生の里まではずーっと登り。4kmほど歩いてようやく山を抜け、柳生に到着。2度の落雷で枯れてしまった巨木「十兵衛杉」を横目に見ながら歩いていくと旧柳生藩家老屋敷があった。350円払って中に入り見学する。西の山際に石垣を築いてその上に建てられている屋敷は広々とした平家建て。北東角にある殿様用の部屋の北と東には幅の広い縁側があって、そこからは庭越しに山々が見えて実に気持ちがいい。
しばし休憩して、ついでに屋敷の外のベンチで昼食。近頃のコンビニおにぎりは侮れない。「豚トロ」がうまかった。ここで2本目のペットボトルのお茶に口をつける。植え込みのそばに1m弱のシマヘビがいた。田舎では最もありふれたヘビ。
次に柳生一族の墓がある芳徳禅寺の下の茶屋で黒豆ソフトを食べてから境内を散策し、続いて東海自然歩道に分け入る。途中、鎌倉後期に高さ3mの岩に彫られた疱瘡地蔵などを見ながらどんどん登っていく。あたりは一面杉と檜の林。すでに花粉の季節は過ぎているようなので、マスク無しで歩く。山を一つ越え、一気に下る。山を抜けて振り返って写真を一枚。これが越えてきた山。画面真ん中より少し左の白っぽい道が歩いてきた道。
このあとは田園風景の中をのんびりと歩き、南明寺、夜支布山口神社を通り、時間の関係で大柳生口のバス停からはバスに乗り、近鉄奈良駅へ。歩いた距離は10kmほどだが、高低差がかなりあってなかなかにハードなハイキングだった。
奈良駅の周辺は観光客でいっぱい。亀だらけの猿沢の池越しに興福寺の五重塔を眺めてから、漬け物を5種類ほど買い、サバの柿の葉寿司を買い、直径20cm以上もあるつぶあんのドラ焼きを買い、3本目のお茶を買い、近鉄急行に乗る。西大寺で乗り換え、大和八木で乗り換え、伊勢中川で乗り換え、午後7時19分、津に帰着。顔を手でなでると手が白くなるほど塩を吹いている。そうとう汗をかいたんだなぁ。でも夕食の時に発泡酒やその他のお酒を1リットル近く飲んだので、体重をはかってみたら昨日より若干増えていた。
笠置で降りて、歩いて柳生の里を目指す。柳生というのは新陰流で有名な柳生。京都府に近い奈良県にある。「剣豪の里」というのがキャッチフレーズになっている。ハイキングの参加者は私を含めて6人。女性3人、男性3人。私はこの中でいちばん若いがいちばん重い。うーむ。
東海自然歩道を行く予定が、崖崩れのため通行止めで、しかたなく木津川の支流である打滝川に沿って舗装路を行く。笠置から柳生の里まではずーっと登り。4kmほど歩いてようやく山を抜け、柳生に到着。2度の落雷で枯れてしまった巨木「十兵衛杉」を横目に見ながら歩いていくと旧柳生藩家老屋敷があった。350円払って中に入り見学する。西の山際に石垣を築いてその上に建てられている屋敷は広々とした平家建て。北東角にある殿様用の部屋の北と東には幅の広い縁側があって、そこからは庭越しに山々が見えて実に気持ちがいい。
しばし休憩して、ついでに屋敷の外のベンチで昼食。近頃のコンビニおにぎりは侮れない。「豚トロ」がうまかった。ここで2本目のペットボトルのお茶に口をつける。植え込みのそばに1m弱のシマヘビがいた。田舎では最もありふれたヘビ。
次に柳生一族の墓がある芳徳禅寺の下の茶屋で黒豆ソフトを食べてから境内を散策し、続いて東海自然歩道に分け入る。途中、鎌倉後期に高さ3mの岩に彫られた疱瘡地蔵などを見ながらどんどん登っていく。あたりは一面杉と檜の林。すでに花粉の季節は過ぎているようなので、マスク無しで歩く。山を一つ越え、一気に下る。山を抜けて振り返って写真を一枚。これが越えてきた山。画面真ん中より少し左の白っぽい道が歩いてきた道。
このあとは田園風景の中をのんびりと歩き、南明寺、夜支布山口神社を通り、時間の関係で大柳生口のバス停からはバスに乗り、近鉄奈良駅へ。歩いた距離は10kmほどだが、高低差がかなりあってなかなかにハードなハイキングだった。
奈良駅の周辺は観光客でいっぱい。亀だらけの猿沢の池越しに興福寺の五重塔を眺めてから、漬け物を5種類ほど買い、サバの柿の葉寿司を買い、直径20cm以上もあるつぶあんのドラ焼きを買い、3本目のお茶を買い、近鉄急行に乗る。西大寺で乗り換え、大和八木で乗り換え、伊勢中川で乗り換え、午後7時19分、津に帰着。顔を手でなでると手が白くなるほど塩を吹いている。そうとう汗をかいたんだなぁ。でも夕食の時に発泡酒やその他のお酒を1リットル近く飲んだので、体重をはかってみたら昨日より若干増えていた。