#846 1977年3月・お墓のある風景

私の住んでいた地区のお墓。
この当時ぐらいまでは屈葬の土葬だったはず。
辺りに電灯はなく、夜になると火の玉が飛ぶとうわさされていた。

三重県多気町

#845 1977年3月・田畑の向こうに

遠くの山並は今も変わらずにある。
我が故郷。
それにしても、ド田舎だねぇぇ。

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#844 1977年3月・里山遠望

田起こしが済んで着々と田植えに向かって準備が進んでいる。
左の林の中や右の山際の小川が小中学生の時分の遊び場だった。
自宅から半里ほど離れている。
一時、この開けた風景の中にゴルフ場を作る計画があったが
多分土地所有者たちには売る気がなかったのだろう。
結局そのままに残された。

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#843 1977年3月・茶畑(3)

高圧線の鉄塔や携帯電話の電波塔のない風景は、やはりいい。
しかし2007年の風景と1977年の風景とは、
そういう塔の違いを除いても決定的に何かが違う。
空気そのものが違う感じだ。
トライXというフィルムのせいだろうか？

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#842 1977年3月・茶畑(2)

重なる茶畑。
人工的に整形された植物は、見方によっては悲しくもある。
もっと自由に枝を伸ばしたら茶の木はどんな茂り方をするのだろうか。

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#841 1977年3月・茶畑

整然と刈り込まれた茶畑。
こういう畑の茶の木の根元にはトンネルが続いている。
小さい子供にとってはそれはものすごいアドベンチャーランドなのだ。
でも農薬をいっぱい使っているからあんまりもぐらないほうが安全だな。

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#840 1977年3月・過去への轍(2)

近代文明の息吹がまったく感じられない風景の中で
2,3本の細い電柱と軍手だけが昭和の風景であることを証明している。
あとは、時代劇にでも使えそうな景色だね。
この近くが私たちのアドベンチャーランドとしての里山だった。

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#839 1977年3月・過去への轍

子供の頃この道を通って山際の小川に釣りに行った。
このわずかな林には炭焼き小屋があって、
私の父はそこで炭を作っていたものだった。

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#838 1977年3月・夜の校庭

夜の中学校。
夜間照明は野球部のためだろうか。

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#837 1977年3月・空を汚す電線

中学校近くの道。
当時はあまり気にならなかったが、電線が見苦しい。

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