極豊仲良し俱楽部

日日是好日
(にちにちこれこうじつ)

第33回 大激作展

2011年09月26日 09時22分05秒 | 模型・ミニチュア
ご来場の皆様ありがとうございました。

2011年9月24日(土) 11:00~18:00
2011年9月25日(日) 10:00~17:00
北千住駅西口 北千住マルイ11階 シアター1010 ギャラリーB


【各クラブテーマ】
無名会      :雷撃隊出動!!
ストール     :撃墜王
リバティーウイング:1or11
ほらぶろわーず  :アクロ&レーサー

まずは我が“無名会”より。

魚雷装備の機体。

「一式陸攻11型」タミヤ1/48

三浦会員作・14年前の作品が再出撃。

「フェアリー・ソードフィッシュ」タミヤ1/48

鈴木会員作・ジョンブル魂ここにあり!。

「フェアリー・バラクーダ」スペホ1/48

増会員・イギリス人のデザインセンスって・・・。最高!

「グラマン・アベンジャー」アキュレイト1/48

喜多会員・高品質のキット。窓枠の多さに泣かされるが、今回は新兵器を使用。

「愛知・流星」ハセガワ1/48

増会員作・逆ガルの翼が美しい。

「中島・天山11型」ハセガワ1/48

会長作・レジンパーツ使用のスペシャルキット。よくできました!。

「97式艦上攻撃機」ハセガワ1/48

中野会員作・灰色塗装は機体の美しさを際立たせる。

「97式艦上攻撃機」ハセガワ1/48

三浦会員作・空母飛龍搭載機。旋回機銃はメタル部品を使用。

「一式陸攻11型」タミヤ1/48

江連会員作・全面リベット施工の力作。

「隼3型」ファインM1/48(テーマ外)

陸軍飛行第25戦隊・少年飛行兵12期“谷口正範軍曹”搭乗機。

「ダグラス・スカイレイダー」造形村1/32(テーマ外)

長坂会員作・今月30日に発売のニューキット。

他のクラブは別途掲載予定。





松戸迷才会作品展と地元の航空博物館

2010年11月07日 07時07分58秒 | 模型・ミニチュア

時系列は前後するが、10月30日、台風接近で豪雨のなか、迷才会の
作品展へ。

テーマは多翼機ということだったが、自分的にはあまり興味がない・・・。

いいなぁ~、と思ったのは佐竹さんの“P-51”2種。

1/32:モノグラム・P-51D

もともとプロポーションの良いキットだが完成機は透明の“ファントムキット”しか
見たことが無かった。今から40年前のキットだが1/32スケールのムスタングでは
1番カッコ良い!。

1/32:レベル・P-51B

このキットは中学生のときに作ったが、完成後あまりに似ていないのでガッカリした
思い出がある。佐竹さんは徹底的に手を入れ、見事なB型に甦らせた。
氏の遊び心なのだろう、車輪などはレベル製というのを強く主張している。

1時間ほど観覧し、南千住にある高専の文化祭へ。

久しぶりに「F-86D」に対面。

手入れも悪く、少しずつ劣化が進んでいる。
尾翼の鯱マークも紫外線の影響でだいぶ色褪せてきた。

あいかわらず雨漏りは続いているようだし・・・。
航空部員は知識が乏しいし、って言うかこんな古い飛行機に愛着もわかない
んでしょうな・・・。







TSMC1日展

2010年10月28日 15時21分05秒 | 模型・ミニチュア

24日、ソリッドモデルの老舗クラブ“TSMC”の展示会に出かけた。
場所は船の科学館・羊蹄丸内のアトリエ。

M・YさんのF-100・スーパーセイバー。
超絶のディティール、正確無比なプロポーション。
ミュージアムモデルのレベルをを越えた名品。
日本のスケールモデル史にその名を永く留めるであろう。


実機そのものがそこにある。 



まさに芸術品。



昼食はレストラン海王でカツカレー(1,000円)を食す。
鉛色の海を見ながら一人で食らうカレーもオツなものであるよ。
あ~シアワセ。


大激作展・2010

2010年09月27日 18時35分28秒 | 模型・ミニチュア
「第32回大激作展」にご来場ありがとうございました。

今年は、ブルーインパルス結成50周年。お祝いで“86ブルー”を展示しました。

我が「無名会」有志5人の競作です。使用キットはフジミ1/72。

そしてクラブテーマの“練習機”には、
航空自衛隊の「ロッキード・T-33A練習機」を作成、展示。
使用キットはアカデミー1/48です。


元航空自衛隊のパイロットで、86ブルーインパルスのメンバーでもあった
“村田博生”様より「大変よく出来ていますね。」とのお言葉をいただきました。
古くて手の掛かるキットですが、一生懸命作成した甲斐がありました。
サンサンの色々な思い出もお話くださり、大変有意義なひと時を過ごせました。

こちらは今から16年前に製作した「ノースアメリカンT-6G練習機」。
日の丸が色褪せていたので、手持ちのデカールを張替ました。
機体のリベット表現を極力残し、スジボリはカウリングや機首上面のみに限定し、
キャノピー段差を修正、機体各部のパネルやパッチをプラペーパーで再現。
けっこう苦労したキットです。



来年の大激作展における無名会のテーマ決めは、どうも11月の例会になりそう。
やはり、“雷○隊出動!!”が最有力なんでしょうかね・・・。

艦船模型の展示会にGo!。

2010年02月14日 17時56分23秒 | 模型・ミニチュア
昨日と打って変わった良い天気。
ママを見舞った後、ミンダナオ会さんの展示会に行くことに。

バイクを飛ばし、30分チョイでお台場の船の科学館に到着。


退役した青函連絡船“羊蹄丸


この中の“アドミラルホール”が会場。

今回のテーマは『世界の軍艦~戦後各国の海軍と海上自衛隊~』とのこと。

広々とした会場。


テーマでもある海自艦艇。創設期の護衛艦群。

子供の頃、町会のレクでこの中のどれかに乗ったことがある。(多分)


これは3年前の観艦式で乗った“あさぎり”。


アメリカ海軍艦船もどっさり。

空母はイイ

スカイホーク”もイイねぇ~。(左がアルゼンチン海軍機・右がブラジル海軍機)


気になった作品がコレ。戦艦“長門”終戦時の状態。



1時間ほど鑑賞させていただき、羊蹄丸を後にする。
時間もあるので、レインボーブリッジを渡り、浜松町~秋葉原とクルーズ。
アキバで、時々立ち寄る模型店に行くとこの張り紙が

国産品は3割引というウレシイお店だったのに・・・・
スーパーモデラーズ、ホビーステーション、そして、今回のケ○ワンとアキバでも模型店
がドンドン消えていく。寂しいなぁ・・・。

この後は、祖母の月命日なので四谷で墓参。昼食は近くの中華料理店でラーメン。
店の名前を冠したラーメンだったが・・・

具はメンマ、青梗菜そしてトリカラで、代金700円。決してマズくはなかったけどさ、
次は違うのにしよう・・・。

最後は上野でドラヤキを買って帰ったよ。

やっぱ、ココ“屋”のは旨いやね~。



カナダのバッファロー

2009年04月20日 15時21分06秒 | 模型・ミニチュア
先日、すっれぢさん家の上空に飛来したカナダ空軍の救難機のキットです。
ポーランド製でスケールは1/144でっす。

小癪にも売価は2,520円
出来のほうはビッグワンガム級

「作れるもんなら作ってみろ!」って言わんばかりのキットです。
私と同じで進歩のないメーカーですね。Aモデルってとこは・・・。

“零戦22型”を大人買い

2009年01月25日 17時08分14秒 | 模型・ミニチュア
地元の模型メーカー“童友社”から零戦の新製品が発売された。

「翼コレクション第15弾・零戦22型」

6種類+スペシャルの塗装済キット。ブラインドボックスなので、中にどの塗装例のキット
が入っているのか分からないのが困りもの。
めんどくさいからアキバの3割引の模型店でボックス買い。
通称“大人買い”。頭の中は園児並み・・・。
1個だけ向きが逆になっている箱がス○シャルだったけどさ・・・。

早速1機こさえてみる。

前作の21型からの流用パーツはキャノピーと主脚くらい。
補助翼の修正タブもきちんと22型になっている。
気になった問題は3点。
①プロペラ軸がスカスカで機体を下に向けるとペラ自体が簡単に抜け落ちてしまう。
②胴体下面、主翼後部との接合部に隙間が出やすい。
③そのまま作ると、主脚がやや右側を向いてしまう傾向がある。
等だが、
①プロペラ軸に粘度の高い接着剤を塗布し、乾燥後にセット。
②スミイレテでごまかす。
③脚柱側凸部を削って調整
で対処する。
プロポーションについては特に問題は無く、1時間も費やせば手のひらサイズの
素晴らしい22型が出来上がる。

前作の21型と並べてみる。(左:22型・右:21型)


違いはエンジン。22型のカウリングは丸みを帯びている。

次は二号零戦こと32型ですね。ウ○ダさん!!。

太平洋の翼

2008年12月05日 17時01分06秒 | 模型・ミニチュア
スケール1/100
地元の模型メーカー「童友社」の商品。
小さいけど、プロポーションは大変良い傑作キット。
現在、生産休止中。




会社のUmeちゃんに缶コーヒーのおまけの“ラムちゃん”をもらったので、
お返しに1機こさえてあげた。

零戦21型・台南航空隊所属“坂井三郎一飛曹”搭乗機

“JMC・2008”に行く。

2008年11月11日 16時09分05秒 | 模型・ミニチュア
“JOYFUL MODELLERS' CONVENTION OF HASEGAWA ”
模型メーカのハセガワが主催する、全国規模で行われるコンテスト。
クラブ単位での模型展示。新製品の発表等を行うイベントである。
最近、模型制作に関してはモチベーション下がりっぱなしなので、
開催場所である浜松町の都立産業貿易センターまで出かけてきた。

まずは眼に留まったコンテスト作品。

F-102“デルタダガー”(ハセガワ・1/72)

私が小学生の頃から売っていたから、かれこれ40年近く前のキット。
それをここまで仕上げるのだから作者の腕は相当なもの。
に、しても新キットはどこからも発表が無いというのは如何なものか。

OV-1“モホーク”(ハセガワ・1/72)

これまた古いキットで形にするだけでも大変なのに、
各アクセスパネルを開放状態にするなどした内部の造り込みは見事である。
アカデミーあたりで新キットを開発してくれまいか。

川西“九七式大艇”(ハセガワ・1/72)

古いキット3連発目。
古くてデカイ!。でもフィギュアを含め素晴らしい仕上がりに感動。
実機は太平洋戦争中、輸送・連絡・哨戒に活躍。川西航空機は現在の
新明和工業。救難飛行艇“US-1”にその血は引き継がれている。

P2V-7“VSA可変特性研究機”(ハセガワ・1/72)

これも相当なオールドキットである。
もともとは対潜哨戒機であるが、飛行特性の研究のために改造された。
キットもレジンパーツをセットした限定版キット。
資料も少ないのに爆弾倉内部のエアブレーキを再現しているのはスゴイぞ!。

TBD“デバステーター”(モノグラム・1/48)

モノグラムのモールドを生かして作り上げた素晴らしい作品。
イザ、やろうとすると本当に大変なんです。

4式戦闘機“疾風”(ハセガワ・1/48)

マーキング等デカールを一切使用せず塗装で仕上げた一品。
素晴らしい仕上がりはもちろんだが、定説の「黄色い電光」を赤で考証
したところに作者の拘りを感じます。

3式戦闘機“飛燕”(ハセガワ・1/32)

ジオラマ仕立ての作品には、とかくいろいろなアイテムを詰め込みすぎて
見苦しい作品が多い中、とても自然で説得力がありました。

三菱“T-2”(ハセガワ・1/48)

仮想敵機役の飛行教導隊のアグレッサー塗装は実機と見紛うばかりの
再現度。もちろん基本工作も完全です。

零式練習戦闘機(ハセガワ・1/48)

珍しい、零戦の二人乗り練習機。
説得力のあるウェザリング。絶妙な感じのプロペラの銀色。見事です。

F-105“サンダーチーフ”(モノグラム・1/48)

スジボリ入れるだけでも大変なキットです。
第一級の工芸品という趣に仕上がっています。

P-3C“オライオン”(ハセガワ・1/72)

素組みだと、大味なキットもベテランの手に掛かればこのとおり。
どこにも隙はありません。
感動したのはプロペラブレードのウエザリング。実機と同じです。

以下は各クラブの展示作品

100式司令部偵察機2型(タミヤ・1/48)

タミヤの3型からの改造ということだが、使えるのは尾翼と車輪くらいじゃ
なかろうか。改造というよりフルスクラッチと呼べるくらいの手間がかかっ
ているはず。それにしても見事な再現度である。

モスキート(タミヤ・1/48)

好きな飛行機なんですよ。モスキート。東南アジア方面で活躍した
銀色塗装が見事に決まっています。

ライサンダー(イタレリ・1/48)

これも、何故か好きなライサンダー。
キットはイタレリから発売されているが、もとを正せば60年代に
アメリカのホーク社から発売されていたオールドキットだ。
でも、雰囲気いいね。

HU-1“イロコイス”(モノグラム・1/48)

これも古いキットで、仕上げるには相応の技術と覚悟が必要。
作者は「早組」と謙遜するが、分かる人間には分かるもんです。

KV-107救難ヘリコプター(アカデミー・1/48)


機体内部まで見事に再現された作品です。実機とは先日の入間でお別れ
してまいりました。

F-86D“セイバードッグ”(レベルモノグラム・1/48)


高校生のくせに、こんなシブイ飛行機をここまで見事に仕上げるなんて、
オジさん嬉しいぞ!。TACANアンテナの膨らみの再現はもちろん、胴体左右の
インテーク形状にも手を抜かなかったのは大絶賛だっ!。
今度、南千住に“実機”を見においで。

素晴らしい作品群に出会え、充実した休日を過ごせました。
会場発表の新製品は日本海軍の零式観測機(1/48)とのことで、これも楽しみ。
だけど私が欲しいのは1/72の“YS-11”なんだよね。
戦後日本人が作った名機がなぜキット化されないのか理解に苦しむよ。
軍用・民間とバリエーションも多いし、ひとつお願いしますよ。ハセガワさん!。


んで、このあとは水上バスで隅田川を溯り、
浅草に行ってみちゃったりする。

つづく・・・。






大激作展-③【空母ホーネットに着艦】

2008年09月28日 08時52分15秒 | 模型・ミニチュア
我が無名会のテーマは創会25周年ということで、安直に“B-25ミッチェル”。
私のミッチェルも当然他の会員と同じテーブルに並べていたのですが、
迷才会会員にして世界的に著名なイラストレーターでもある佐竹さんから
お呼びがかかった。
ご挨拶がてら迷才会のブースを訪ねると、
「雷電さんのミッチェルはドゥーリットル隊の所属機なので、よろしかったらホーネットに乗せて記念撮影されてはいかがですか?。」とのお言葉!。

迷才会・不朽の名作にして永遠の伝説【空母ホーネット】

空母ホーネット


なんという僥倖か。お言葉に甘え、撮影したのがこの写真。

カウリングはカッティングエッヂ、タイヤはトゥルーディティール、シートは
パブラの各レジンパーツを使いました。特にカウルは効果大。

乗艦を許可していただいた迷才会小室会長、佐竹様、ありがとうございました。

追・・・
ドゥーリットル隊全機の行動調書を日本語で読める史料の著者を間違えてお伝えしてしまった。正しくは、防衛研究所の柴田武彦氏と特攻関連本を多数出してる原勝洋氏でした。