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三社詣り・三社参り

2016-01-01 13:46:25 | Weblog
2016年元旦

初日の出から家に帰り、家族で雑煮を食べると、そのまま三社詣りへ。

福岡育ちとしては 初詣=三社参り というのが普通の意識であるが、
この考えは北九州を中心とする一部の地区だけであることはだいぶ後まで知らなかった。
岡山に来て40年近く経つが、そんなことは知らずにいつも三社詣りに出かけていたし、
今年も行ってきた。
岡山で(地元の人と限らず)三社詣りというと、少し怪訝な顔をされるなという
雰囲気を感じたのが20年前ほど。それまではKYだったのか?感じていなかった。

ある年、初詣の話になり、どこ(とどことどこ)の(三)社に行ったという話題になり、
他の(多くの)人は三社でなく、一社しか行かないことを知ったし、
その人たちからは「複数参ると、神様同士が喧嘩するのではないか?」と否定的に言われて、
初めて風習が違うことを知った事態である。

wikipedia で調べると、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%A4%BE%E5%8F%82%E3%82%8A
確かに、福岡県を中心とする九州・西日本地区の風習と書いてあった。

下の図は福岡の「西鉄観光」が募集しているバスハイク(旅行)のパンフの一部であるが、
こんな募集があるほど、福岡では三社詣りは普通のことである。
昔は京都・大阪・神戸あたりの三社詣りも募集していたような気がするのだが、
今回は「三社詣り」という形では見つけられなかった。
北野天満宮、清水寺、平安神宮、伏見稲荷大社を巡る「京都初詣」というツアーはありました。



さて、「三社」だが、私の習慣では決まっているわけではなく、自分で決めればいいということになっている。
福岡に住んでいた40数年前には
 地元氏神様の「鳥飼神社」
 有名どころで「太宰府天満宮」
 あとの一つは適当に?「愛宕神社」
に行っていた。高校入試だったか?大学入試だったか?入試の年の三社詣りで
二社で連続して「凶」を引き、三社目の「中吉」に救われたこともあった。
おみくじに「凶」が入っていることを初めて認識した年でもあった。

岡山に来て約40年、三社は少しずつ変わったが、現在は
 地元氏神様の「玉井宮」
 有名どころで、備前一宮の「吉備津彦神社」、備中一宮の「吉備津神社」
の三社にしている。

吉備津彦神社は趣のあるいい神社ですが、近くの吉備津神社に人気で負けて、
参拝客が少なく、少ないがゆえにゆっくり参拝できるのがよかったのですが、
なぜか、この2~3年参拝客が増えてきて、並ぶようになってしまった。

岡山では「最上稲荷」が一番人を集めているようですね。

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