新型ガス発電 というのは天然ガス・コンバインドサイクル発電のこと。
はじめにジェットエンジンの方式で猛烈な勢いの燃焼ガスを発生させてガスタービンを回す。
次にそこで発生した高温ガスを使って高圧蒸気タービンを回す。
その次には中圧蒸気タービンを回す。
さらに低圧蒸気タービンを回す。
同じ天然ガスを使って4段階でタービンを回すので発電の熱効率が高く、60%近くを達成している。
この天然ガス・コンバインドサイクル発電は世界的に注目され、推進され始めている。 既に日本でも電力会社やガス会社などでいくつか建設され稼動していて、すばらしい実績を上げている。
さらにコジェネレーション方式にして、排熱もムダにせず、温水として健康レジャー施設やビルやマンションや住宅などに供給するシステムを加えれば、熱効率を90%ぐらいに高めることが出来る。
そうすれば総合コストがやすくなり、当然、発電コストは安くなる。
電力消費に対応して発電量を増減調整することも容易である。
また天然ガスは、近年、世界各地で色々な形で新たに発見されたり、開発可能になって来たりして、産出量が増加して来ている。
確認埋蔵量は既に300年分以上あり、増加して行く状況である。
元々地球には色々な所に色々な形でメタンが膨大に存在していると考えられ、今後も消費量より発見・確認量が多くなると予測されている。
なお、日本近海低には低温高圧下でメタンハイドレートとして大量に存在する。 そこを採掘・減圧して、メタンガスを低コストで取り出す採掘技術を研究開発中である。
泥岩の中でも特に固く薄片状に剥がれやすい性質をもつシェール(頁岩)に含まれることからシェールガスと呼ばれる天然ガスはアメリカにもアジア・ヨーロッパにも膨大に存在している。
現在米国ではシェールガスを安いコストで採掘できる技術を開発し、国内では価格が急落した。 そして大輸入国から輸出国に変わりつつある。
今後、世界的に天然ガスの需要も増えるが、供給力も増えて行くので、価格もあまり値上がりしない可能性が大きくなって来たのである。
なぜ、原発を捨ててこちらに転換しないのか?
電力会社の独占体制が崩れ、利益構造が失われる・・・それによって裏の金権支配体制が崩壊するため・・・であろう。
自民党主流は今後の党の基本方針としてあらためて「原発維持」を打ち出すことを内定した。
菅首相は中途半端な「脱原発依存」と言う個人的希望を表明したが、それに反することも言い、一貫性のない迷走をしている。
民主党の多数は菅首相のちぐはぐ発言を批判するのに便乗して、事実上の「原発維持」を追及している。
しかし、「みんなの党」や自民党の河野太郎議員らは「原発村解体・利権構造解体・脱原発による破滅的危機防止。 発送電分離・電力自由化による電力料金引き下げ」を訴えている。
この主張と政治姿勢・方針は高く評価できる。 ぜひ壁を突破して、実現して欲しいと思います。
もっとこういう議員を増やしたいし、世論を盛り上げたいものです。
{なお、再生可能エネルギーの太陽光・熱や風力発電を推進するのは良いが、初期コストや修理コストを下げるのに、また低コストの蓄電を実現するのに年月が掛かるので、主力にはなかなかなれない。
2km~5km地下の地熱を利用する高温岩体発電(200度程あれば熱い温泉が出なくても地上から水を注入し、蒸気にして取り出し、タービンを回して発電する)は多くの地域で立地可能で、将来有望だが、まだ強力な推進者たちがいないようで、実用の発電所建設までに年月が掛かりそう。}
はじめにジェットエンジンの方式で猛烈な勢いの燃焼ガスを発生させてガスタービンを回す。
次にそこで発生した高温ガスを使って高圧蒸気タービンを回す。
その次には中圧蒸気タービンを回す。
さらに低圧蒸気タービンを回す。
同じ天然ガスを使って4段階でタービンを回すので発電の熱効率が高く、60%近くを達成している。
この天然ガス・コンバインドサイクル発電は世界的に注目され、推進され始めている。 既に日本でも電力会社やガス会社などでいくつか建設され稼動していて、すばらしい実績を上げている。
さらにコジェネレーション方式にして、排熱もムダにせず、温水として健康レジャー施設やビルやマンションや住宅などに供給するシステムを加えれば、熱効率を90%ぐらいに高めることが出来る。
そうすれば総合コストがやすくなり、当然、発電コストは安くなる。
電力消費に対応して発電量を増減調整することも容易である。
また天然ガスは、近年、世界各地で色々な形で新たに発見されたり、開発可能になって来たりして、産出量が増加して来ている。
確認埋蔵量は既に300年分以上あり、増加して行く状況である。
元々地球には色々な所に色々な形でメタンが膨大に存在していると考えられ、今後も消費量より発見・確認量が多くなると予測されている。
なお、日本近海低には低温高圧下でメタンハイドレートとして大量に存在する。 そこを採掘・減圧して、メタンガスを低コストで取り出す採掘技術を研究開発中である。
泥岩の中でも特に固く薄片状に剥がれやすい性質をもつシェール(頁岩)に含まれることからシェールガスと呼ばれる天然ガスはアメリカにもアジア・ヨーロッパにも膨大に存在している。
現在米国ではシェールガスを安いコストで採掘できる技術を開発し、国内では価格が急落した。 そして大輸入国から輸出国に変わりつつある。
今後、世界的に天然ガスの需要も増えるが、供給力も増えて行くので、価格もあまり値上がりしない可能性が大きくなって来たのである。
なぜ、原発を捨ててこちらに転換しないのか?
電力会社の独占体制が崩れ、利益構造が失われる・・・それによって裏の金権支配体制が崩壊するため・・・であろう。
自民党主流は今後の党の基本方針としてあらためて「原発維持」を打ち出すことを内定した。
菅首相は中途半端な「脱原発依存」と言う個人的希望を表明したが、それに反することも言い、一貫性のない迷走をしている。
民主党の多数は菅首相のちぐはぐ発言を批判するのに便乗して、事実上の「原発維持」を追及している。
しかし、「みんなの党」や自民党の河野太郎議員らは「原発村解体・利権構造解体・脱原発による破滅的危機防止。 発送電分離・電力自由化による電力料金引き下げ」を訴えている。
この主張と政治姿勢・方針は高く評価できる。 ぜひ壁を突破して、実現して欲しいと思います。
もっとこういう議員を増やしたいし、世論を盛り上げたいものです。
{なお、再生可能エネルギーの太陽光・熱や風力発電を推進するのは良いが、初期コストや修理コストを下げるのに、また低コストの蓄電を実現するのに年月が掛かるので、主力にはなかなかなれない。
2km~5km地下の地熱を利用する高温岩体発電(200度程あれば熱い温泉が出なくても地上から水を注入し、蒸気にして取り出し、タービンを回して発電する)は多くの地域で立地可能で、将来有望だが、まだ強力な推進者たちがいないようで、実用の発電所建設までに年月が掛かりそう。}
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます