今日は安倍元首相の「国葬」の日ですが、
2007年9月27日に軍政下のミャンマーで反政府デモをビデオカメラで取材中の映像ジャーナリスト、長井健司さん(当時50歳)が治安部隊に射殺されてから15年目の命日にもあたります。
今、ミャンマーでは国軍が2021年に民主勢力が圧勝した選挙結果をクーデターで覆し、抗議する市民を大弾圧しています。
ところが、安倍元首相の国葬に日本政府が駐日ミャンマー大使を招待しました。
「これはクーデターを起こし国民を弾圧する国軍の統治の承認になる」として、ミャンマー人らが26日、東京の外務省前で抗議デモを実施しました。
参加者は「日本政府は『クーデターを認めない』と言いながら、水面下で国軍とつながっている」と非難。 英国がエリザベス女王の国葬にミャンマーを招かなかったのを例に挙げ「国際社会の常識から外れている。今からでも参列の中止を」と訴えました。
在日ミャンマー人らは以前から国軍側の代表者を参列させないように、外務省に求めてきましたが、同省は22日、ミャンマー大使を含む参列者リストを発表し、今日に至りました。
岸田政権は国会にも諮らず、反日的な統一教会と繋がりの深い安倍元首相の「国葬」を決めました。
また、ミャンマーの正当な亡命政府ではなく暴虐な軍事政権と繋がり続けることで民主主義と人権感覚の欠如を示しています。
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