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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

日銀黒田総裁の呆れた考え・・・「2%のインフレ目標達成のために、石油価格は下がらない方がよい」

2014-11-28 22:34:12 | 日記

★ 日銀黒田総裁の呆れた考え・・・「2%のインフレ目標達成のために、石油価格は下がらない方がよい」発言

さすがは安倍首相の信頼する元財務官僚の黒田総裁、「とにかくインフレにさえなれば、悪性インフレで庶民や大半の企業が苦しんでもよい」・・・という考えです。

だからこういう考えで物価を押し上げる過剰な円安をわざわざ招くために「追加の金融緩和政策」を先ごろ発表したのです。

物価上昇が名目賃金上昇を大きく上回り、実質賃金下落の状況だった2014年4月に1度に3%もの消費増税を実施したことが大間違いで、景気腰折れになったにもかかわらず・・・。

★日本だけの長年のデフレは日本だけの賃金デフレ(特に非正規低賃金社員を増やした)によるもの

・・・そのデフレ脱却には日本全体の平均賃金を上げるための政策や対策を先行し、優先させるしかない!

★まず法定最低賃金の大幅UPと同一労働同一賃金の政策で賃金底上げが必要!

・・・しかし、財務官僚たちは「材料・燃料高騰でもよいからまずインフレに!」と考えているのです。 

こんな「エリート」たちが主導する経済政策で国民の生活が良くなるはずはありません。

もっとも、黒田総裁には残念ながら、OPECは石油減産を決定せず、現状維持を決めたので、当分石油価格は値下がりが続きそう。