ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

紙吹雪舞い、歓迎の船乗り込み

2010-05-31 22:09:14 | 雑感
         紙吹雪で役者さんたちの博多入りを歓迎。


                       


「船乗り込み」とは、興業の際に役者がご当地到着を船に乗ってお披露目すると
いう歌舞伎独特の慣わしです。

6月2日から26日まで博多座で公演の歌舞伎に出演の役者さんたちが
博多川の約800mを30分かけて下ります。

私は初めて見に行きました。
お馴染みの歌舞伎役者さんたちを間近に見られて、なかなか良いものです。

昨年は天気が悪くて無かったそうで、今年はいい天気でよかったです。
おかげで川岸、橋の上はすごい人だかりでした。
八女から来たという女性もいました。


川下りの途中、口上が行われる川端ぜんざい広場前も歓迎ムードでいっぱい。
スタートまで、博多藤本会の三味線のいい音色、艶のある歌声が、時折
交通整理のおまわりさんの大きな声がかぶさったりしながら響き渡ります。


笛や太鼓のお囃子をのせた船を先頭に役者さんたちを乗せた船が次々に
入ってきます。


一番手は坂田藤十郎丈、中村梅玉丈、中村吉右衛門丈のお三方。


後方の船には中村福助丈、市川染五郎丈など。


川下りの半ば、川端ぜんざい広場前で一旦勢揃い。
出演者、演目などの口上(声しか聞こえてないけど)がありました。
独特の節回しが面白かった。


博多券番の芸妓さんたちが乗った船も続きます。


博多リバレインで下船、式典会場周りも人でいっぱいでなんとか横から
かろうじて見ることができました。
役者さんたち一人ひとりの挨拶があり、その度に成駒屋~!などと掛け声が
かかって歌舞伎らしい雰囲気。

しかし、陽射しが厳しい。
後ろの人に邪魔で日傘がさせず日焼けがちょっと心配でした。


お揃いの博多帯を締めた芸妓さんたち。
式典終了後は写真撮影にひっぱりだこ。


黒留袖姿はきりっとしてきれいです。
博多人形にもなってます。

           
             かわいい芸妓さんでした。
             アップで一枚いただきました。

というわけで、日本文化に触れた5月最後の日曜日でした。
「船乗り込み」の賑わいを楽しんでいただければ幸いです。


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