早起きをして行って来ました、九州国立博物館。
開館記念特別展・美の国日本は27日までなのでぎりぎりです。
開場は9時30分ですが、休日は早く行ったほうが混まなくていいという情報のもと
二日市発8時丁度の電車に乗って、大宰府天満宮参道を上り
8時20分頃には現地入り。それでもすでに10人ほどの並びができてました。
朝早いので人もまばらで静かな国博の入り口。
長いエスカレーターで上へ。
時間が進むにつれ人の列がどんどん伸びていき、またたく間に最後尾が
折り返して私たちの横を抜け更に伸びていきました。
係員の人が出てきて拡声器で入館のための注意を言ってるのですが、
早口で言葉がはっきりせず、日本語をちゃんとしゃべれよ!
な~んてことに文句をつけたりしているうちに
開場が30分早められて入館することになりました。
早くから並んで、結構体が冷えてきてたので助かりました!
さて、まず3F特別展示室に通され順番通りに見てまわります。
早めに入ったおかげで前半はなんとかゆっくり見ることができましたが、
しばらくすると次から次に人が増えてきて、
じっくり観賞とはいかなくなってしまいました。
展示物の説明を見なければそのものが何なのかよくわかりませんから、
人の間に分け入って説明を読んだり、係員の人から立ち止まらないでください、
ガラスに手をつかないでください、などと注意を受けながらなんとか全てを
まわりましたが、もうなにがなにやらぐちゃぐちゃです。
入り口に音声ガイドの貸出しがありましたが、それさえあれば無理して説明を読む
必要もなく、ヘッドホンをつけて遠めにゆっくりと見ている人を見て
音声ガイドは正解だなと思いました。
貸出し料500円は価値ある500円だったかも・・・・あ~、疲れた。
一通り見るものは見て、記念になる買い物もしたりして、
そんなこんなで約3時間を博物館で過ごし外に出たのは11時半でした。
出てみると外は建物を取り巻くように人の列が二重三重に折れ曲がりながら
長く長く伸びて、3時間待ちとなってました。
ドヒャー!
まさに早起きは三文の得でありました。
お昼を菖蒲池の側の茶屋で取り、腹ごしらえをして
折角なので大宰府天満宮にもちゃんとお参りをして(お賽銭も入れて)、
その後、苔寺としておなじみの光明禅寺に行きました。
参道から横の路地に入っていくのですが、久しぶりに行ったところ
国立博物館開館の影響でか光明禅寺の辺りがきれいに整備されて、
寂びれた感が無くなりちょっと味気ないものになってました。(ガッカリ!)
光明禅寺もやはり人でいっぱいでしたが、枯山水の庭の紅葉は見事に色づき
みんな座して静かに眺めておりました。
京都にも負けない光明禅寺の紅葉をお楽しみ下さい。