期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

少し春あるここちこそすれ

2011-01-27 21:03:19 | 日記
 今日はB校で五時間目だけの授業で、午前はかなり暇である。木曜日がこの時間割になったのは十一月頃からで、午前中どう過ごすかというのはまだ今一つ慣れない。馴れる前に今年度が終わりそうである。
 今日はとりあえず、一本遅いバスで街に出かけて、金港堂に行って、読みたいと思っていた雑誌の取り寄せを頼んだ。記念年で古今・新古今の特集をした二〇〇五年の『国文学』である。一昨日研究室でふと手にとって読んだら、なんと私のこの間提出した修論の主要部分に関連した、まだ未読の論文が載っていた。怖ろしい話である。その点は今さら取り返しはつかないからごめんなさいと言う事にして、個人的興味(当然これしかないわけだが)からしても読んでおきたいと思う。
 店の奥のカウンターで注文して、店内を逍遥していたら、店員さんがさっそくどこかに電話をかけて在庫を聞いているようであった。支店か倉庫か知らないが、結論は、残念ながらそんなに古いバックナンバーはないということのようであった。考えてみると、金港堂よりはジュンク堂か丸善のような大書店に頼めば、在庫を持っていたかも知れないが、ささやかながら地域の書店を応援するという目的もあるのだからよいのである。しかし一ヶ月もかかるというから待ち遠しくはある。
 後はミスドに寄って久しぶりに一服する。一時間ぐらいしかないから物足りなくはあるがやむを得ない。午前中こうやってカフェに入ってのんびりすることなど最近は絶えてなかった。私にとっては命の洗濯である。
 昼まえ遅れないようにして登校する。冬至からちょうど一ヶ月ほど経って、二三日前あたりから日差しが強くなったと思っていたが、今日などはなんとなく空気も和んでいる感じであった。
 しかし放課後、一学年分の教材の印刷・紙折りの仕事もようやく終わって、四時半頃退出したら雪が降っていた。夜に入って、うちの周りではさほど積もらないうちに止んだようだが、明日の朝は寒いから路面は凍結するであろう。試験に行くというのに足もとは相当すべりそうである。