期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

心が折れそうです

2011-01-23 10:56:21 | 日記
 しかしいつの間にかこんなに日記の間隔が開いていたとは思わなかった。あまりにも間が開いたので何を書いていいかわからないが、忙しくてここ二三日、一昨日から昨日あたりは精神状態がどん底であったと思う。平たく言うと、やはり進学は諦めようかという感じである。
 一昨日、A校で仕事を終えた夕方に、とつぜん携帯に着信が来て、珍しく取れたのだが、某私立高校から来年度の講師のオファーであった。常勤という話だったし、実は大学院の進学を考えていますのでと言って断ったが、断ってしまってから、こんなことで良かったのだろうかと思い悩む。こういうとたぶんわかる人にはわかるだろうが、スポーツで有名な某I学園高校である。ここは進学にも力を入れていて色々なコースがあるようであるが、たぶん講師が宛てられるのは、偏差値的にも性格的にももっとも最下層の部分であろう。端的に言うと猛獣の集まりみたいなのを相手に国語を教える羽目になる。
 もう一つ言うと、私立高校にこうして一本釣りという形で身を任せても、今日あまり幸せになれないというイメージがある。実は私じしん以前に経験があるが、私立の学校というのは民間企業とあまりかわらない。大会社と無力な個人という構図であって、何かあるとすぐバッサリと切られてしまう。公立校でも別に組合に入れるでもないという点では同じだが、いきなり切るという無茶はまずない。加えて現在一応縁がある学校から何か話があることをまず期待すべきであろう。
 それで断ってしまったのだが、何となく憂鬱になった。最近脳裏に去来するのは、何事につけ永遠ということはない、という言葉である。今の私の望みというのは、この境遇がただ変化なく続いていくことである。講師先も同じのまま、学生の身分も保持していたいということであるが、いつまでも展望もなくこの状況を続けていていいのだろうかと思う。つらい学校での常勤が嫌だというのは単なる怠惰であって、それから逃れるための進学ではないか。自らに鞭打って新しいステージを探すべきではないのか。
 それにつけても準備も何もできないまま院試に突入しそうである。というより今となっては何を準備していいかわからない。とりあえず自分の修士論文の総括をして、博士課程で何を研究するかを書ければいいらしいけれど、ほとんど何も考えていない。
 それで一昨日あたりからもう進学辞退しようかと考えているのであるが、一方では、昨日大学の図書館に行って、行きのバスの中でも、午後から本を読んでいても、ほとんど寝倒してしまった。知らないうちにじわじわと疲れがたまっていたと見える。寒いし忙しいしという外的条件で人は鬱になるのである。