どうやら無事に大学院の発表が終った。これで後は本当に修論を書くだけだ、という所だが、いつものことながら発表を一つ済ませるたびに気分がどうしようもなく落ち込むので困る。自分のやっていることが全く価値のないような気がしてきて、そう感じる自分に対してまた自己嫌悪になる。
私は人一倍性格が悪いから、たぶんこう感じるのは私だけなんだろうと思うが、大学の教官というものは本当に、人の考えを否定するのが仕事か、と言いたくなることがある。否定されることに快感を感じる人間でないと、たぶんこの業界で生きて行くことは出来ないのである。
しかしそんな異常性格者は当然数が少ないから、私はこの研究室に入って三年になるけれども、年々院生の数は明らかに減っている。これをどう考えるか。現下の経済情勢とか、いろいろ外的要因もあろうけれども、一つにはこの研究室で行われている学問に、学生をひきつける魅力がないのではないか。こんな事を言うと必ずや、人気を得るために程度を下げることは出来ないとかいう反論があるだろうが、演習をやるのに教官が三人、学生が三人で、学生からの発言は一人しかないというのは、明らかに衰退しているよなと思う。発表者としては楽でいいけれども。
まあ、今の教授先生がたは自分の研究生活さえ全うできればよいようなので、言う事はない。旧帝大というのは楽なもので、私大はおそらくこうはいかない。学生をどうにかインスパイアすることを真剣に考えないと経営が成り立たない。
それで何か、うちの大学は安直に留学生をかき集めているのか。この頃キャンパスが中国人だらけになっているのはそのせいか、と思うが以下略。
ということで表題。演習が終ってから、今書いている修論もう諦めてしまおうかと一時は考えたが、今日否定されたのはあくまで一つの章の一部である。言ってみれば囮作戦である。本隊はまだ無傷で残っているし、今回囮としてリライトした、その元稿もある。元稿の方が長いから、これをそのまま入れて出せば、順序は逆だがおそらく書き足したように見えるであろう。まだ作戦を諦めるには及ばない、と戦意を立て直して、とりあえず寝る。明日は一時間目からB校の授業だし。
私は人一倍性格が悪いから、たぶんこう感じるのは私だけなんだろうと思うが、大学の教官というものは本当に、人の考えを否定するのが仕事か、と言いたくなることがある。否定されることに快感を感じる人間でないと、たぶんこの業界で生きて行くことは出来ないのである。
しかしそんな異常性格者は当然数が少ないから、私はこの研究室に入って三年になるけれども、年々院生の数は明らかに減っている。これをどう考えるか。現下の経済情勢とか、いろいろ外的要因もあろうけれども、一つにはこの研究室で行われている学問に、学生をひきつける魅力がないのではないか。こんな事を言うと必ずや、人気を得るために程度を下げることは出来ないとかいう反論があるだろうが、演習をやるのに教官が三人、学生が三人で、学生からの発言は一人しかないというのは、明らかに衰退しているよなと思う。発表者としては楽でいいけれども。
まあ、今の教授先生がたは自分の研究生活さえ全うできればよいようなので、言う事はない。旧帝大というのは楽なもので、私大はおそらくこうはいかない。学生をどうにかインスパイアすることを真剣に考えないと経営が成り立たない。
それで何か、うちの大学は安直に留学生をかき集めているのか。この頃キャンパスが中国人だらけになっているのはそのせいか、と思うが以下略。
ということで表題。演習が終ってから、今書いている修論もう諦めてしまおうかと一時は考えたが、今日否定されたのはあくまで一つの章の一部である。言ってみれば囮作戦である。本隊はまだ無傷で残っているし、今回囮としてリライトした、その元稿もある。元稿の方が長いから、これをそのまま入れて出せば、順序は逆だがおそらく書き足したように見えるであろう。まだ作戦を諦めるには及ばない、と戦意を立て直して、とりあえず寝る。明日は一時間目からB校の授業だし。