世間知ラズノ孤独

享楽日記。

ブリミュ東京終了

2007-03-28 | 舞台
ROCK MUSICAL BLEACH
No Clouds in the Blue Heavens

**ネタばれ的総括☆ちょーウザいので要注意**

ブリミュ東京公演終了しちゃいました。今回も楽しかった~。
2階席から観ると、いつもながら計算された照明が美しい!
腹黒さ全開の大口藍染の、いかにも口先だけの優しげな口調と、土屋ギンの薄ら笑いはちょームカついた!(笑)
林白哉の、繊細さと厳しさをあわせ持つ表情と、森山恋次の強さと優しさ(と面白さ・笑)がとても好きだ。
鈴木剣八以上に剣八をやれる人はいないのではないだろうかと思う。
臼井一角は、ステージ上では、一瞬たりとも一角でない時がなかった。
齋藤夜一とのエピソードでの、関根砕蜂の悲痛な叫びには、結局毎回泣かされてしまった。
失意の郷本檜佐木と酔っ払い北村イヅルのおでこゴツンはアクシデントだったのか?ちょう可愛かったんですけど!(笑)
その郷本さんは、背が高くて手足も長くて、ダンスの時もとても目を惹くのだ。本当にかっっこよかったあああ~!
ひとつ心配なのは、今回の曲がカラオケに入るとしたら、伊阪一護の歌の正しいメロディがわからないことだ(笑)←ごめんね伊阪くん(笑)
でも回を追うごとに、ちゃんと上手になっていたよ(笑)(←あまりフォローになっていない)
一度、すごくマナーの悪い客がいた時があって、本気で死んでほしいと思った。
最後まで本当に楽しませてもらいました。ありがとう!
兵庫公演も怪我のないようがんばって、そして楽しんでやってほしい。


千駄ヶ谷のホームから見える新宿御苑の桜も、日本青年館に向かう途中の桜並木も、いつの間にかすっかりほころんでいたのだった。
いつも仕事のあと夜公演に駆け込んでいたので気づかなかったんだな(笑)
ソメイヨシノの薄桃色もきれいだが、私はヤマザクラの白い花が好き。


『OUT OF ORDER ~偉人伝心~』

2007-03-24 | 舞台
**ネタばれ的感想

お笑いの特番のコントと紙一重ではあるけれど、面白いところはすんごく面白かった!・・・そんだけ(笑)
オープニングとエンディングの全員でのダンスは、カッコよくて見ごたえがありました。
そして瓦版売りは可愛いらしく、ラップはかっこよかった!
通路際の席に座っていた私は、次郎長親分にいきなり肩をたたかれてちょービビったよ(笑)


ところで最近、mixiの「読み逃げ」について色々あちこち、それこそ読み逃げしていたのだが(笑)、よくわからん理解できない世界だな。
一部の若いユーザーに多いそうだから、とりあえずもっと勉強しろ、本を読め、って感じだよ。



一周年

2007-03-23 | 日記
ブログを始めて、ちょうど1年がたちました。
これまで続けてこられたのも、ひとえに・・・ひとえに、私のおかげです?(笑)
他人に読まれることが前提の日記って、ある意味、手紙みたいなものですよね。
好きに書き散らしているようでも、一応自分の中に規制というか、決め事はあるわけですよ。
そういう、文章に対するこだわりみたいなものが見えないと、自分が読む立場の時、すごく不愉快になったりするしね。
まあ、内容や出来はともかくとして(笑)
こちらからこのブログの存在を教えた友人は2人しかいないので、ほとんどの方が何らかの手段でここにたどり着かれたわけですね。
ありがとうございます。少しでも楽しんでいただけたならうれしく思います。
これからもどうぞよろしく。

ブリミュ開幕!(追記あり)

2007-03-22 | 舞台
ROCK MUSICAL BLEACH
No Clouds in the Blue Heavens

**初日ネタばれ萌え感想☆ウザいので要注意**

あ~もう、なんでこんなに面白いのかな!
セットがカッコよくなってたー!
今回の裏主役はなんといっても藍染でしょう。
悪全開の大口藍染には腰が砕けそうになったよ。
特にメガネをはずして髪をかきあげた時なんてもう・・・!!(じたばた)←身悶え中
土屋ギンと並ぶと迫力があって絵になるんですよね。かつての部長副部長時代を彷彿と・・・は全然させないけど!(笑)
でも藍染と雛森のシーンでは、ライトは当たっていないけど土屋ギンから目がはなせなかった。
郷本檜佐木は、佇まいに凛とした色気があるよね。かっっこいいいい~!
関根砕蜂、「地上」のとき通路際の席だった私のすぐそばに!ちっちゃくってきゃわゆかった~~夜一とのシーンもジーンときた。
倉貫東仙も笠原烈も、本当に原作から抜け出てきたようで、それからすると、伊阪一護は、キャラクターとしては弱いというか甘いというか、いちばん原作から遠いとずっと思っているんですけど、でももうブリミュの一護は彼しか考えられなくなりましたね。
ブリミュを観ていつも思うのは、「自分との闘い」ということ。
や、私は全然闘っていませんけれども(笑)
他人から見たそれが正義だろうと悪であろうと、自分の信念を貫く魂。
それを役者たちが見事に体現しているところがこの舞台の魅力だと思う。
最後までとことん楽しませてもらいます。

そうそう、
今回もまた隊員さんたちがいい味出していてちょー面白かった!!
シリアスと笑いのメリハリの良さも魅力のひとつですね。


わさもん

2007-03-19 | 日記
とは、私の出身県の方言で新しいもの好きのこと。
自他共に認めるわさもんの私は、早速買ってきましたPASMO!
もちろん名前入り(笑)
ま、持っていたからって今より何か楽になるわけでは全然ないですが。
通勤には、お得だし便利だしで相変わらず回数券だしね。
本当は、ロボットとペンギンが一緒の記念カードが欲しかったのだが、仕事で発売時間に買いに行けなかったのだー残念!

『FROGS』

2007-03-17 | 舞台
**ちょっとネタばれ感想

8人の若者がただ踊っているだけなのだが、かなり面白かったです(笑)
フクロウも良かったけど、個人的にはヒロシくんとピョンキチくん、どっちかわからないけど髪の長い方が好みでした(笑)
柳澤くんは、室町の時はあまり目立ってなかったけど、今回いいお芝居してましたね。
いやあ、それにしても若いっていいな~。
彼らがこれからどこへ向かうのか、彼らがこの先何を見つけるのか、それが知りたくて、一緒に見てみたくて、これからも彼らの舞台を観続けるのだと思います。

サヨナラは別れの・・・

2007-03-16 | 
初雪は朝方降ったらしい。
一晩寝たら味覚と嗅覚は復活していたが、咳が止まらなくてちょっと辛い。
自慢じゃないが今まで一度もインフルエンザにかかったことがない、という話を職場でしていて、ふと思ったのだが、風邪の症状で病院に行ったことがないので気がつかなかっただけで、ただの風邪だと思っていたけど実はインフルエンザだった、ということがあるかもしれない。
私は熱に強いというか鈍いというか、平熱が高いので、発熱の自覚症状があまりないのだ。
どんなに熱があっても食欲だけはなくならないし。
大いにありうる・・・予防接種も中学か高校以来やってないしな・・・
まあ、なんにしても食べ物を美味しいと感じられるのは幸せなことですよ。(←それでいいのか!)

ところで先日、ある子供向け番組で井伏鱒二の「勧酒」が紹介されていて、ちょっと驚いたのだった。趣味がいいじゃないかN○K教育!
正確にいうと干武陵の、ですが。
「サヨナラダケガ人生ダ」で有名な井伏訳は、直訳というよりほとんど意訳ですが、様々な心情や情景が映像になって溢れてくるような、いい訳ですよね。
ま、邪道だという人もいるかもしれませんが。
私は翻訳小説をいちばんよく読むのだが、訳との相性は大事でまた難しい。
日本語の文章のリズム感なんて、本当に個人的な好みの問題だから、いつもどこかなにかしら我慢しながら読むことになる。
それが嫌で翻訳ものは読まないという人もいますが、私はそれでも面白そうだと思ったら読まずにいられないのだ。
まあ、どうしても我慢できずに途中で捨てたものもいくつもありますけど。
いまはインターネットのおかげで、固有名詞でわからないものも少なくなったと思いますけど、すごいのでは名前の発音がわからなくて、1作目と2作目で主人公の名前が違う、なんてのもありましたな(笑)
なんでこんな話をしているかというと、村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』が出たからです。
春樹ファンにとっては待望の、だろうし、これで初めてこの作品を手に取る人も多いだろうけれど、初めて読んで以来××年、私がこの小説を愛してきたのは、それが清水俊二訳『長いお別れ』だったからだと思うのだ。
春樹さんにはうらみはないが、ま、私の愛は偏屈だというお話でした。(←・・・それでいいのか?)



春は名のみの

2007-03-15 | 日記
最近ずいぶん冷え込む日が続いているが、東京は今夜、雪になるかもしれないらしい。
おかげでひどい風邪っぴきである。
味覚と嗅覚が壊滅状態なのである。
何を食べても食べた気がしない。
美味しいものを味わえないのは、人生の不幸である。
おまけに喉も痛いので、休みなのにカラオケにも行けない。
まったくもって人生の不幸である・・・

それも愛

2007-03-13 | 日記
Yahoo!のニュースを見ていたら、溺れた愛犬を飼い主が人工呼吸で救ったという記事が。
すごいな!てゆか犬にも人工呼吸って有効なんだ!!
目からウロコが落ちたよう・・・
ちゃんと犬の人工呼吸のやり方まで出ていたよ。
どんなことも正しい知識ってのは身につけておいて損はないってことだよね。

『グロッソラリア』 猫☆魂 vol.11

2007-03-08 | 舞台
**ネタばれ的感想

明日で世界が終わるとしたら、悠長に最後の晩餐なんてやってられないことだろう。
実際の世界の終わりの日とはつまり自分の死ということで、人間は生まれたからにはその終焉に向かって邁進しているわけですね。
しかし人生は、ある日突然悲しく強制終了させられたり、自分でリセットできると勘違いしてみたり、あちらの世界に逃避行してみたくなったりする。
悪いことばかり続かないと言われても、眠りにつく時、朝もう目覚めなくてもかまわない、と思いたくなる日もあるのだが、ふと、来週の芝居のチケット買ってあるしとか、夏に観たい舞台があるしとか思い出して、ようするに生きるとはそういうことなんだよな、と思うのだ。

ストーリーはバカSFなのだが、ラストは哲学ちっくでちょっといろいろ考えさせられた。ちょっとだけ(笑)
それぞれのキャラクターが珍妙でちょう可笑しかった!
最後のボサツの解説はいらんて思うけどな。

ところで、オープニングに映像を使うのは最近の流行りなのか?
それとも昔からよく使われている手法なのだろうか。
まあ、みんなすごく凝っててカッコよかったり面白かったり、楽しめるからいいんだけどさ。