世間知ラズノ孤独

享楽日記。

時速246 『ファニーバニー』

2007-05-31 | 舞台
**ネタばれ的感想

私もまだまだ観劇歴は浅いのでうまいこと言えないが、手法としてはけっこう珍しいのではないでしょうか。
なんというか、芝居というより、面白い小説を読んだという感じに近い気がする。
言葉遊びみたいな、意味のないセリフの応酬が続いていると思っていると、実はそのひとつひとつが絶妙な伏線を持っていて、久しぶりに言葉の持つ力というものに感動した。←剣持に嫌がられそうだが。
泣かされました。
男性のキャラクターの造形が面白かったですね。
漆原が変態行為に及ぶ(笑)衝動は、すごくよく理解できたな。あそこはあれしかないよね、みたいな。←服部さんに怒られます。
新見の最後の宣言の切なさ。永山くんはああいう機微の表現が上手いね。
あさりどの川本成くんはすごかったな。彼は本当のエンターテイナーだと思います。
そしてバベバベキューの歌が頭から離れない・・・

どうしようもない日記

2007-05-30 | 日記
久々にカラオケで歌いまくってきた。
レパートリーは相変わらずK様と加藤くんとテニミュだが(笑)
そのうち『エア・ギア』も入らないかなー。
今さらですが、某有名プロデューサーによるK様の新曲が出ていますが、ここはあえてスルーさせていただく。
だってなんてゆーかさー・・・いや、あえてスルーさせていただく!
ZARDの坂井泉水が亡くなったというニュースに、少なからずショックを受けている。
はっきり言ってZARDの曲は全く好きでないのだが、しかし確かに自分の人生の背景に流れる音楽のひとつであるのだ。
大臣が自殺したり、息子が母親を殺したり、親が子供を殺したり、同級生を死に追いやったり、命について考えさせられる時、なんかたまにすごく虚無的になるよね。
本当に命の重さは同じなのだろうか。
身内やペットの死を子供の時から近くで見てきて、私にとって死は遠いものでも恐ろしいものでもなかった。
限りある命の重さ。
そんな、あたりまえだと思っていたことがあたりまえでない人に対した時、どうしようもなく無力になるね。
いちばん可哀そうなのは誰なのだろう。
CD shopに行ったらZARDの追悼コーナーができていて、流れているPVを見ていた高校生の女の子が涙をぬぐっていた。
ご冥福を祈ります。

『bambino.2(バンビーノ・デューエ)』三たび

2007-05-28 | 舞台
**ネタばれ的感想

東京公演終了したみたいですね。
結局何回行ったんだっつーの、まったく。どんだけー!?
つっこみどころ満載すぎて、つっこむのもめんどくさい。
本当にキャストは誰も何も疑問を持たなかったのか?
青山じゃないけど、ちゃんちゃらおかぴー音頭歌っちゃうよ。
・・・いや、青山は歌ってないけどさ。つか、この歌知ってる人いるのかな。
すさんでゆく心を森本くんとわっしーが癒してくれました。
そして渡くんの背中と加藤さんの後頭部が心配です。
しかしまあ、なんだかんだ言いながら楽しませてもらいました。
加藤くんかっこよかったー!(・・・オチ!?)

コメント

2007-05-23 | 日記
緋村さま、コメントをありがとうございます。
BLEACHがお好きなのですね。なのに何故サムライのところにコメントを?(笑)
緋村さまもお読みになっているのでしょうか?
いろいろ節操のないブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。

『bambino.2(バンビーノ・デューエ)』

2007-05-22 | 舞台
**ネタばれ的感想

ぎゃーー!加藤くん最高ーー!!下顎骨のラインがたまらん!!!(><)
ストーリーはお粗末すぎてつっこんだらキリがない、というかもうつっこむ気にさえなれないほどヒドイ代物だったが、いろんな意味で役者たちが面白かったからまあ良しとする。
役としては、森本くんがすっごく良かった!!
そしてわっしー、アンタやっぱ最高だよ・・・

『絢爛とか爛漫とか』

2007-05-21 | 舞台
**ネタばれ的感想

<モダンボーイ版>
文学を志す青年たちの青春物語。
季節が一巡りして、彼らを取りまく状況も、彼ら自身も変わってゆくのだが、季節の表現がなかなか洒落ててよかった。
全体的にすごくよくできたお芝居でした。
主役(たぶん)の土屋さんの解釈が、まあとっても土屋さんらしかったのだけれど、面白かったですな。
面白かったのだけれど、この古賀に感情移入できなかったのは、しょせん彼がお坊ちゃまくんだからだ。
処女作が1本雑誌に載ったきりで、1年以上書けないことを悩んでいるのだが、それでもいっこうに生活には困らないのだ。
親元を離れて、世話をしてくれる人付きで大きな家に住んでいて、いざとなったら多額の借金を頼める親がいる。
しかしもちろん、すべてにおいてハングリーでなければ良いものは書けないということはないわけで、だからこれは感想というよりただの僻みなのだった。

はあー

2007-05-16 | 日記
またしても老体に激しくムチ打ちながら、怒涛の12日連続出勤でした。・・・もう死ぬって!!
2連休くらいじゃ回復できませんから!!
しかもその間ちょこちょこ舞台も観に行ったりして、自分で首を絞めてました(・・・)。
でも今週来週はちょっと楽な予定。
来週は舞台いっぱい行くよ!本もいっぱい読むよ!

ミュージカル 『エア・ギア』

2007-05-16 | 舞台
ミュージカル『エア・ギア』 VS. BACCHUS Super Range Remix

まさか本当に青年館にあのセットを組むとは(笑)
突然の主役交代には驚いたけれど、上山くん、かっこよかったねえ。
始まってわりとすぐに左のスロープのところで転んだ時は、それがアクシデントだったのかさえわからずにいたのだが、次に出てきた時、左腕を固定されているらしく、まったく動かしていなかったので、やはりあの時痛めていたんだな、とは思っていたけれど、まさか骨折していたとは。
最後まで本当に男前でしたよ。
そしてチーム「バッカス」はやっぱちょーいい味出してた(笑)
それにしても湯澤さん、あいかわらずすげー存在感だったな。
エキセントリックでエロティックなのにアルカイックでストイックみたいな。
まっ平らなお腹にくぎづけですよ。そのくせご本人は半端ない甘味王らしいから驚きだ。
でも私は兄弟萌えはしないからアンソロジーは無理です(爆)


『人生最良みたいな~!日?』

2007-05-04 | 舞台
劇団たいしゅう小説家第12回公演
『人生最良みたいな~!日?』~葬儀と結婚式が同じ日に?!~

**ネタばれ的感想

結婚式の前日に新郎の父が急死してしまうが、生前の意向のせいで葬儀と結婚式を同時にやることに。
亡父の愛人やら隠し子やら新婦の元カレやら入り乱れて、最後までありがちなドタバタコメディと思いきや、ラストの新郎の誓いの言葉にはやられた!!めちゃめちゃ泣かされました。
もうそれでオールオッケー的に面白かったです。(笑)