世間知ラズノ孤独

享楽日記。

ありやなしや

2010-08-31 | 日記
先日書いた友人は、高1の時のクラスメイトで、今では地元で立派な内科医ですが、その彼女から久しぶりにメールが来たと思ったら、なんと当時のクラスメイト同士が結婚するというではないですか!しかも2組目ですと!?
いやもうビックリですよ。
卒業してもう3世紀くらい経つけど、ずっとつきあってたってことはないだろうから、どこかで再会して、そんなことになったわけですよね。
はあ~人の縁ってホント不思議ですよね。万里の道を越えて引き合うんですね。
しかもこの歳になってねー・・・(笑)
うちのガッコは当時から女子の結婚年齢が高いので有名だったけど、友人たちが見事にそれを証明してくれて、さらに私は上げ続けているという( ̄▽ ̄)
個人主義で個性的な生徒が多かったけど、あのクラスはけっこうまとまりがよくて、特に女子は人数が少なかったのですごく仲が良かったんですよね。
卒業以来会っていない人もいるけど、5世紀経った今でも、会えば当時のように戻れるような気がします(笑)
異なもの味なものとか言いますけど、本当に人の出会いとか縁って、不思議で面白いですよね。
実はそれが何よりも大事なものなのかもね。

ブリューゲル

2010-08-23 | 日記
『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル 版画の世界』

これが版画!?そんな驚愕・驚嘆の連続でした。
繊細な陰影の濃淡、緻密で微細な描線、人間の本質を穿った表現。
400年以上前にこんな芸術が、そしてこんな技術が確立されていたなんて本当に驚きだ。
鳥獣戯画みたいなキャラ(?)がみょーにブサ可愛いかったり(笑)
ところでブリューゲルといえば「バベルの塔」ですが、これの油彩を5000ピースのジグソーパズルにしたやつを作るのが、夢のひとつなのだ。
ま、いつかそんなのを飾れるような家に住めたらな(笑)

abc☆

2010-08-21 | 舞台
『abc★赤坂ボーイスキャバレー ~心ごと脱げ!~』

面白かった!
ストーリーは、いやそんなんありえねーだろって思わないでもなかったですが、とにかく楽しかったです(笑)
しかしなにぶんキャストの数が多いので、ひとりひとりの掘り下げが十分とは言えず、不満が残るというか気になりますよね。たとえば増田くんとかまっすーとか・・・(笑)
Wキャストは兼崎くんだったのですが、出番は少ないのにいちばん存在感が大きかったように思います。
開演前のお楽しみもありますので、できれば早めにお席に着くことをおすすめします(笑)

3日で5本

2010-08-20 | 映画
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』

タンゴの巨匠たちが集結して、一夜限りのコンサートをするということで、そのリハーサル・レコーディング・本番を追いかけたドキュメント。
天才といわれたマエストロたちも、今では気のいいじーちゃんたちなんだけど、腕はまだまだ現役で、本当に魂が揺さぶられるというか涙が出た。
またタンゴ聴きたい熱がぶり返しました(笑)


『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』

ストーリー自体は2のほうが面白かったと思う。
それぞれの場面場面での面白さは相変わらずだったけど。まあたまにやりすぎじゃねってとこもあったけどね(笑)
しかし始まってまず思ったのが、青島、年取ったなあってことでした。ま、それだけの年月がたってるってことだよね(笑)
次はいつなのかなあ。


『インセプション』

本当に、いったいどんな人がこんなこと思いつくんでしょうか。
こういうことって、実現可能なのかなあ。でもすでにどっかの国がやっててもおかしくない気もする。
渡辺謙が良かった!!ハリウッドスターたちに全然負けてなかった。
ラストはやっぱりそういうことなんだよね?哀しい愛のお話でもありました。


『神様ヘルプ!』

ラスト10分、それは確かに今までにない、これ以上ない衝撃でした!
この一瞬を味わうためだけでも見る価値あり(笑)
今の時代ならではのホラーだよね。
加藤くんあいかわらず可愛いカッコいい~いつ見てもあの下顎骨のラインがたまらん(≧▽≦)
そしてコニタンは最後の瞬間までいい味出してました!(笑)


『ミクロの決死圏』

この映画が本当に大好きで、テレビ放送があるたびに必ず見ていて、もう何回見たかわからん。
これにはまつわる思い出があって、昔、高校の時の同窓会の帰りに、夜の公園で、医学部の学生だった友人にこの映画の内容を事細かに説明していたら、サラリーマンらしい男二人が「君たち看護婦さん?」といってナンパしてきたのだ。当然そんなバカは無視で、まだ説明の途中だったので、ずーっとしゃべりながら家路についたのだった。いつ思い出しても面白い思い出だ(笑)
今見ると、笑っちゃうくらいちゃちなんだけど、40年も前にこれだけのものを作ったというのがすごいですよ。
そりゃ今なら最新技術でもっとすごいものができるだろうけれど、でもこれほどの感動はないと思う。
いつの時代でも、人の想像力、そして好奇心・探求力には限界がないということですね。


ところで、タイトルのとおり、3日でこの5本を見たのですが(ちなみに全部1000円でした)、その何倍もの予告編を同時に見ているわけですが。
・・・・どうしてなんでもかんでも3Dにしたがるんじゃ!いっこも必要ないわ!観客なめてんのか!!ガッシャーン(ちゃぶ台返し)はあはあ・・・・。
まあそゆこと。



『マグダラなマリア』

2010-08-19 | 舞台
マリア・マグダレーナ来日公演 『マグダラなマリア』
~マリアさんの夢は夜とかに開く!魔愚堕裸屋、ついに開店~

いやもうめっちゃ面白かった!!
2より断然1のほうが面白かったけど、その1よりもっと良かったです。
みんなキャラがグレードアップしてるし(笑)
セシルには泣かされたし、マリアとグレースの関係もいいですよね。
しかし今回はなんといっても小野田くんですよ!!
彼なんかひとつ突き抜けた感があるよね(笑)もう大好きです!(笑)
DVDよりも、生で何度も観たいと思いました。

『広島に原爆を落とす日』

2010-08-15 | 舞台
己について語ろうとする時、といっても別に語りたいわけじゃないし聞きたい人もおらんやろうけれども(笑)、まあ語るべき何かがあるとしたら、それは自分が被爆者の家族である、ということです。
普段は意識することはないけれど、このことは少なからず自分の人生に影響を与えてきたと思います。
戦争の愚かさ、平和の大切さ、戦争に勝ち負けなどないこと、戦争に英雄などいないこと、そんなことは改めて言葉にするまでもなく、広島・長崎の人たちは、生まれた時からその血が知っているような気がします。

だからというわけではないと思うけど、先の「飛龍伝」よりずっとわかりやすかったし面白かった。
それぞれの人物の立場や心情が、共感できるかどうかはおいといて、理解はできました。
そしてつか氏の伝えたいことも。
大口兼ちゃんには笑わせてもらったわー(笑)
平沼さんは、時速246の時からすごく気になる人なんですけど、やっぱりいいですね~。
しかしなんといっても彼ですよ!本当に上手くなってるよねー。あんなに早口でしゃべってるのに、ちゃんと役の気持ちが伝わってくる。これは決して欲目なんかじゃないと思う。
カテコでのお辞儀も好き。あれはつか式なんですかね?美しいですよね。
できることなら何度でも観たいと思いました。

7月に読んだ本

2010-08-13 | 
東野圭吾 『夜明けの街で』
       『ガリレオの苦悩』
       『聖女の救済』

やっぱり湯川先生はいいね!加賀刑事もいいんだけど、エキセントリックなくらい強い信念を持っている探偵が好きなのだ。
いや、信念が強すぎるからエキセントリックに見えるのかな?
しかし、読めば読むほど実写の人たちはイメージが違うと思うんですけど、まああくまでも個人的な意見ですので!


T・ハリス 『ハンニバル』
       『ハンニバル・ライジング』

人間の想像力には本当に限界がない。
しかしこれは、いろいろ考えられるうちの最悪の結末じゃないですかね?そうきたか、うーん、という感じでした。
「ライジング」の方はまた別の釈然としない感が残った。
4作の中で全体的にいちばん端正なんだけど、それゆえなんか物足りないみたいな?
作者の日本趣味はなんかいっそ微笑ましかったです(笑)


アナトマイする?

2010-08-05 | 音楽
Kimeru 『anatomize』

K様のアルバムをやっとゆっくり聴けました。
・・・しかしこれがとんでもなかったです。
聴く人間の煩悩をアナトマイズするアルバムです。
曲を聴いてお話を書きたくなることはよくありますが、絵を描きたくなったのは久しぶりです。
どの曲も、聴いていて明確に構図が浮かんできます。
私のろくでもない絵心にメラメラ火をつけてくるのです。
特にTr.12がひどいです。初めて聴いたときから、私の脳内でめくるめく超大作PVが完成し、エンドレスで流れています。
お見せできないのが残念です。本当に。
とりあえず、本人にはとても言えない妄想ばかりでK様ごめんなさい。(笑)
とにかくこれまでで最高です。傑作です。ぜひ。