文字通りキナ臭い記事が立て続けにあった。
山口大学で、爆破予告があった。
捕まえてみれば、今度大学院に進学が決まった工学部の4年生。
「これからも毎日勉強すると思うとストレスがたまって、やってしまった」
・・・あのー、詳しいことはよくわかりませんが、だったら何のために大学院に進学したの?
深読みをすれば、昨今の経済状況で就職が思うようにいかず、イヤイヤながら大学院に進学してしまったが、やはりフラストレーションを抑えきれずに、やっちまったとか。
ありえんこっちゃないでしょ?
札幌の高校生が、友達を殺すために爆弾を作っていた。
押収された火薬類は、家を一軒吹き飛ばすほどの威力があったという。
「世の中が面白くないので自殺しようと思った。死ぬ前に、自分をバカにした連中を殺そうと思った」
詳しいことはよくわかりませんが、自宅でコソコソ爆弾を作っていた少年が、明朗活発な少年だったとはどうしても思えない。
おそらく、ひどくプライドの高い少年だったのではなかろうか。
こういった少年てのは、えてして自分に対する他人の言動に過敏になりがちだ。
ちょっとした言動に、自分に対する軽蔑なり蔑視なりを感じて、そのフラストレーションが積もり積もって、こういった犯行に及んだのではないか。
もちろん、以上のことは、ワタクシの推測でありまして。
あとは詳しく取り調べてみないとわかりません。
だけど感じることは、彼等の鬱屈した心情である。
そしてそれは、彼等だけのものではないとも思う。
同様の犯罪が今後増えそうな気がする。
杞憂に終わればよいけれど。