逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

新コロ騒動の日本ムラ(本当は怖い絆社会)

2020年05月22日 | 地方自治

 河信基 5月19日

日本にあって韓国にない現象の一つが、アオリ運転。岩手県内で県外ナンバー車へのアオリ運転が頻発し、県内でも問題化しているが、それを中央日報の記事が「理解しがたい新種の嫌悪」と伝えている



巨大なガラパゴス島日本、意味不明、奇々怪々な独自のローカルルール

岩手県は現在でもSARS2の感染者ゼロだと主張している唯一の県。ただし、わが日本国では世界基準とは大きく違い、PCR検査の抑制(4日以上高熱が続く重症者に限定)を国策として挙国一致で行っており、感染しても9割が無症状か軽症の新型コロナでは、本当に岩手県の感染者がゼロなのかは全く不明。

東日本大震災では震源地に一番近い岩手県の損害は甚大で全国からの支援の手が差しのべられたのですが「恩をあだで返す」振る舞いである。当時、世界のメディアが称賛した日本独自の「美しい絆社会」の裏にある恐ろしい真実が露見する。

早川由紀夫 5月17日
山形県内で県外の人をみつけたら迫害してもいいと、山形県が正式に認めたわけか。5月7日の和歌山県に、山形県が5月14日に続いた。

和歌山 県外ナンバー車の住民に在住確認書  5月7日https://
「県は「県外ナンバーというだけで、偏った見方をしないようにしてほしい」と呼び掛けている。」 県外から来た人には偏った見方をしてよいと県がお墨付きを与えたのか。和歌山こわっ。

SARS2疑似戦争?WWⅡの疎開者虐めと瓜二つの悪夢

早川由紀夫が指摘するように都会から田舎より田舎から都会に行く方が感染リスクが大きい。そもそも自治の精神はあくまで地元民限定(制限対象が住民以外なら自治ではなく「他治?」で権力の拡大解釈、私物化、越権などの脱法行為)

火付けして煙喜ぶ田舎もの

因果応報
まったく筋違いの嫌がらせが田舎で傍若無人に横行するので若者たちが住み慣れた故郷を捨てて都会に出て過疎化がどんどん深刻化する。それ以外の結果は絶対に出てこないのである。

富士山登山やめて」 下山促す山梨県職員常駐へ 新型コロナ  5月21日 NHK

早川由紀夫
「山梨県は「ことしは例年と違い、命に関わるおそれがある。自分自身だけではなく周りの人の命を守るためにもことしの富士山への登山はやめてほしい」と呼びかけています。」 錯覚だ。命に関わる恐れは例年通り。

もし救助する「周りの人の命を守るためにも」なら、登山よりずっと事故を起こしやすい自動車運転もやめなきゃだね。

「山梨県は5合目にある県の総合管理センターに、職員を特別に常駐させることを決めました。登山者を見つけた場合、下山するよう呼びかける」 法律の面から考えてみる。警戒区域に指定された御嶽山では、警察が複数の入山者を摘発した。警戒区域でない富士山で同じことをするのはむずかしいだろう。

五合目をオープンしながら、宝永火口まではよいとしながら、日帰りで山頂に行って帰ることのみを禁止するのは道理に合わない。そんなことしたら、富士山に限らずすべての山を登頂禁止にしないとといけないのではないか。 結論:感染症を理由に富士山頂への登山を禁止するのは人権侵害に当たる。

もし新型コロナ政府専門家会議の「三密」が本当だったら、三密から一番遠い「高原のきれいな空気を吸ってコロナウイルスに打ち勝ちましょう」の長野県高ボッチ高原の看板だけ唯一正しいことになる

守口市議のコロナ対応で百条委 5月21日 NHK関西NEWS

大阪守口市職員が新型コロナウイルスに感染した際、感染した職員の個人情報開示や謝罪を長時間(10日以上にわたり)要求した4人の維新の会議員の厳重処分を求めた市長に対し守口市議会は強い権限を持つ「百条委員会」を設置。西端勝樹市長「議員らの行為は著しく不適切で、市の職員を疲弊させ事務を妨害し混乱させた」(抜粋)

コロナ対応職員への不適切活動で百条委 市議が「行政事務妨害」 大阪・守口 

5月21日 毎日新聞地方版 百条委員会設置と(4人の維新の会所属の)議員の処分は維新の会顧問の西端勝樹市長が7日申し立てた。(抜粋)

大阪市に接する門真市や守口市は市域や人口が小さいが松下電器など大手メーカーの本社や工場、関連企業が集中する弱電城下町。守口市は市長も維新なら10人の議員のうち4人が維新に所属する。

ほぼ極悪利権集団「解同」の糾弾会もどきの維新4議員

市職員の新コロ感染を「許されない不祥事」として延々と謝罪を要求、市幹部を糾弾した「維新」の4議員に対する百条委員会設置ですが、残念ながら大阪のローカルニュースとしてもとんでもなく小さい扱いで、たぶん、地元大阪でも知る人は少ない。(完璧にメディアの腰が引けている。マスコミの維新タブーは戦慄するレベル)
★注、今回の記事冒頭の岩手県のあおり運転以上の悪質さに開いた口がふさがらない。呆れるやら驚くやら。

不可思議な大阪名物「維新の会」のイジメ

大阪限定の維新にしろ西日本現限定の解同にしろ同じで、まさに、ごく狭い利害関係で動く典型的な田舎者の一番悪い例。(★注、民主主義の基本原則を頭から無視するガラパゴス島の地方自治は「猫に小判」で100年早い)

橋下徹の「大阪都」など日本で二番目の大都市だと誤解しているが、人口が横浜市に抜かれ3番目になって半世紀近い。(近畿は長い伝統があり守口市のように合併を拒否するので最大都市である大阪でも市域は狭く、京都市や神戸市、横浜市の半分程度しかない)★注、元々の橋下徹の持論は道州制導入やメガロ大阪市(周辺市と大阪市の合併)だったが知事時代に平松邦夫大阪市長と衝突したことから意味不明の「大阪都」(大阪市解体)に変更している。


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7 コメント

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在外公館村は麻雀村 (十三湊淳之介)
2020-05-22 13:03:46
宗純様 記事とは無関係のことを書くことをおゆるしください.元ロシア大使故TM氏は館員相手に賭け麻雀を行い,巨額の資産をなした.他の在外公館でも同様なのだ.私は麻雀とパチンコが大嫌い.
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宿泊を伴う登山は、 (舶匝(@online_checker))
2020-05-22 19:29:19
「密」不可避です。昼も、夜も。
特に富士山は人気が高いのため、密が極めて生じやすいです。御来光目的で夜中に登登山者が多く、距離を取りにくいです(2m間隔は絶対無理。夜中の登山道はヘッドライトの明かりで、「光の道」が出来る程。アニメ「ヤマノススメ」シリーズで「密」ぶりが、垣間見えます。)
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関所 (セコイアの娘)
2020-05-23 05:36:59
新型コロナはグローバリズムどころか、近代国家も解体へ?
いっそのこと、県境に関所を設けて、通行手形を発行したら?
そろそろ死ぬ死ぬ詐欺から目覚めては如何?
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Unknown (ローレライ)
2020-05-23 14:14:50
マウント取りたがる日本人は、パニック時に内ゲバやイジメをする。
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Unknown (Unknown)
2020-05-24 16:15:30
富士山に限らずすべての山を登頂禁止にしないとといけないのではないか。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200428/KT200427FTI090026000.php
https://jac1.or.jp/event-list/event-guide/202005188094.html
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Unknown (ローレライ)
2020-05-24 21:41:51
木村花ネットリンチ事件など日本キズナ村の悪名を世界に広げた。
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『逝きし世の面影』では、繰り返し繰り返し何回も書いているのですが (宗純)
2020-05-25 12:18:10
ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、正誤や善悪が判り難い、大悪党小悪党が跳梁跋扈する汚いし、おどろおどろして不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、
自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループ、護憲左翼を装う極左暴力集団の生き残りBLOG BLUESなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。

良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人とか匿名などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定をしています。

次回のコメント投稿時には、何でも結構ですから必ず忘れずに適当なHNとタイトルを書いて下さい。是非ともお願いいたします。

登山とは、誰も見ていない場所で誰にも分からないように、「こんな危ないことは誰にも出来ないだろう」とごく少数者限定で行うもので、そもそも、「危険でない登山」自体が存在しない。真面目にトレーニングしているべテランクライマーでも迂闊に失敗すれば死ぬのが登山で(けっして良い子は真似をしてはいけない)自己責任の超危険な遊びなので、そもそも多数が参加できない(死ぬ確率があるのが登山なので)みんな仲良く大勢で登る富士登山とは別の範疇なのです。
ところが、これが我が日本国では混同されて居てごちゃごちゃに。
だから、今の日本では登山4団体が「危ないから」と自粛を呼びかけるまでに堕落?した。(あるいはコロナで突然正気に返って、一般化してしまった)
note  雲ノ平山荘 伊藤二朗 2020年5月22日
https://note.com/kumonodaira
コロナ禍の景色② 登山自粛論(PEAKS連載記事「山と僕たちをめぐる話」第21話 大幅補稿版)

この話は、今年の最初に行うべき「水際作戦」を行わず、ダラダラ過ごしていて今頃まで続いているから、騒動になっているのでしょう。県境を越えない云々ですが、これは、明らかに水際作戦の一種なのですから時期的に意味不明、全くの的外れ。

我が日本国では水際作戦(国境封鎖)どころか2月から3月始めごろはインバウンド(海外からの観光客収入)が減ったので大変だ。なんとかしてインバウンドを増やそうと政府もマスコミも主張していたのですよ。もちろん北海道知事も同じ主張をしていたし、テレビでは毎日7月終わりの酷暑の殺人オリンピックを大宣伝していた。
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