もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

後、一日。

2010-03-03 20:04:25 | 腐女子の御伴
休みなら良かったのにワタシ。残念だなぁ。執筆活動に専念出来て充実した二連休でしたよん。週末の更新は多分疲れて無理かも知れない。
なので、昨日今日と更新しました。本日は黒執事S.R.S.エピソード16→17を更新です。


グレルさん、楽しかったです。女優さんなので台詞(せりふ)はお芝居の役者ばりに言って頂きました。

もぐママがアニメ黒執事のDVDを、観てましてマダムレッドの話しだったので一緒に観たナリ。マダムレッド編は何度観ても泣けるよ名場面です。

黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード17

2010-03-03 18:16:05 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事を基に、二次創作として執筆しております。
一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。
その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。







■黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠 エピソード17




フレイアはセバスチャンとグレルを、交互に見つめ溜め息をつく。

「セバスチャン貴方は、いつからこの者とその様な、爛(ただ)れた関係を持っていたのです??」

「何を言うのよ!! 私とセバスチャンは純真な心と躯(からだ)で求め合うの。」

セバスチャンは不機嫌(ふきげん)な、表情でグレルとフレイアを一喝する。

「いい加減にしなさい!!フレイア貴方もですよ。」


「私に隠し事なんて─── 私とセバスチャン貴方(あなた)の関係は、何も包み隠す事等(など)ない間柄なのに──── 哀しいです。」

「私がセバスちゃんから目を離した隙に、何よ、何よ!! 私との過ごした歳月を、思い出してセバスちゃん。」

「セバスちゃん?? 何をさっきから何度も馴れ馴れしいですよ。早急に帰りなさい。」

「あっ、思い出した。私は仕事をしに来たのよん。人間の魂を回収にね。危(あや)うくセバスちゃんにたぶらかされて任務(にんむ)を忘れそうだったわ。やん。」

グレルの発言を聞きフレイアは反応する。

「人間…‥ 」

「えぇ、シエルて言う子供と女。セバスちゃん貴方(あなた)は、いつまでそんな子供のお守(も)りをする気なの??」

「坊ちゃんは、誰にも渡しません。坊ちゃんの許可がないので、メイリンは引き渡す事は出来ません。」

「坊ちゃん、坊ちゃんてシツコイ!!私がセバスちゃん貴方(あなた)をその坊ちゃんの呪縛(じゅばく)から私が解放してあげるわ。」




シエルの声が聞こえる───────





セバスチャン──── さっきから何をして遊んでいる?? 命令だ!! そいつを狩れ!!







セバスチャンは返答をする。



「イエス マイ ロード。」



「では、私もセバスチャン貴方と一緒に。」

フレイアは構える。

異府(いふ)の月は満月で中庭を煌々(こうこう)と照らし出し、月明かりを浴びデスサイズは不気味(ぶきみ)に鈍(にぶ)く反射する。

「仕事だから、悪く思わないでね。それとも、私と取引しても良いわ。坊ちゃんを復活(ふっかつ)させる方法はあるわよ??どちらをお望み??」

「お断りを、させて頂(いただ)きます。」

「ふん、良いもん。じゃ、任務(にんむ)を遂行(すいこう)させて貰(もら)うわ。」

グレルはデスサイズの電源をオンにすると、デスサイズの刃は鈍(にぶ)い音を立てて回転をしだす。


「ねぇ、見てあの月を──── まるで私とセバスちゃん貴方(あなた)と初めて出会った時の様ね。ただ、一つ違うのはそう…‥ 貴方(あなた)の黒き翼が、私に奪われ私の胸に堕ちて来るのよ。」

そう言いセバスチャンを目掛けて、グレルはデスサイズを振りかざす!!


「あぁ、愛しいセバスちゃん貴方(あなた)を私の胸で包み込もうとするのに、どうして、私を求めくれないの??」

セバスチャンは素早く交わしバックステップ。

「気色(きしょく)悪い事を──── 」

セバスチャンを追い掛け距離を、縮め様と走るグレル。

「愛と言う感情を知らない、可哀相(かわいそう)なセバスちゃん!! 孤独(こどく)に包まれ闇に慕(した)われ、愛と言う言葉の意味を知らないのね。」

グレルはデスサイズを振りかざすがセバスチャンに一撃もヒットはしない‥


「貴方が愛を語る、資格等(など)ないでしょう。」

「セバスちゃん貴方は、悩める愛の放浪(ほうろう)者─── 私は一撃必殺の狙撃(そげき)手(しゅ)──── もし、悪魔が愛を知ってしまったら…‥ セバスちゃん貴方は悪魔では失くなってしまうのね。この一撃で終わりにしましょう!!セバスちゃん!!」


グレルは地面を強く蹴り飛び、空高く舞い上がり、セバスチャンも同じ様に空へ高く舞い上がる。


「黙っていれば、何を言うかっと思えば…‥ 私は今までも来れからも、主人である坊ちゃんに永久(とわ)に誓い、悪魔で坊ちゃんの執事ですよ。」


勢(いきお)いづきグレルはデスサイズで狙い定め、セバスチャンの胸元を貫(つらぬ)こうとした瞬間に手に弾丸(だんがん)が掠(かす)めデスサイズが弾(はじ)かれ空中に吹き飛ばされた!!



「何よ!?えっ!! 盥(たらい)!!顔は止めてよぉぉぉぉ!!いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」


グレルの顔面に大型の盥(たらい)が見事ブチ当たり、セバスチャンの踵(かかと)落としがグレルの頭上に決まった。

セバスチャンは何もなく地面に着地をすると、グレルは頭から叩き落とされる様に地面に激突した。遅れて空中から落ちて来たデスサイズが、グレルの鼻先を掠める様に地面に突き刺さる。

フレイアがグレル目掛けて投げつけた大型の盥(たらい)も同時に空中から落ちて来たのでフレイアはキャッチした。




黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード18

黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード16

2010-03-03 18:15:34 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事を基に、二次創作として執筆しております。
一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。
その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。







■黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠 エピソード16



セバスチャンは何事もなく指輪を譲り受けて、早急に異府(いふ)の自分の居城へ帰宅の徒(と)に着く。


何か気配(けはい)を感じる──── その気配(けはい)は嫌悪(けんお)で背筋に虫ずが走る…… フレイアでもなくメイリンでもない。

異府(いふ)に辿(たど)り着きセバスチャンは背後を見るが誰もおらず、馬車に乗り走り去る。


譲り受けた指輪(ゆびわ)を燕尾服の内ポケットから、小さな宝石箱を取り出す。

宝小さな石箱を開けセバスチャンは指輪(ゆびわ)を見つめる。


所有者である男は指輪(ゆびわ)を異常に恐れて、指輪(ゆびわ)の代価をセバスチャンが支払おうとすると──────


「そんな物はタダで良い!!さっさと持って行ってくれ!!」



セバスチャンは思う…‥


この指輪(ゆびわ)は持ち主を選ぶ、そう、この指輪(ゆびわ)は、世界でただ一つの指輪(ゆびわ)でファントムハイヴ家の当主が絶命しても次のファントムハイヴの当主に遺され、代々に渡りファントムハイヴ家の当主に引き継がれて来た。

宝石の価値にしか興味がなく、指輪(ゆびわ)の真の存在(そんざい)理由を知らない人間にその理由を思い知らす為に指輪(ゆびわ)は持ち主を選ぶ。

この指輪(ゆびわ)の唯一の所有者は、永久(とわ)にシエルだけである。


(一刻(いっこく)でも早く、坊ちゃんに、この指輪(ゆびわ)を献上(けんじょう)致(いた)しましょう。)


セバスチャンは小さな宝石箱を閉じ、燕尾服の上着の内ポケットに大切に戻した。


漸(ようや)く外界と居城を隔(へだ)てる第一の門前に、到着し様とすると門前に人影を見つけた!!


セバスチャンはハッ!!とし馬車の扉(とびら)を開けて、馬車から降り走り寄ろうとすると──────

その者は異府(いふ)を静寂(せいじゃく)を撃ち破(やび)るけたたましい音をさせてチェンソーで門を破壊(はかい)しセバスチャンを見た!!


「あ~ら、久しぶりねん♪ セバスちゃん!!」

「貴方は…‥ グレル サトクリフ」


異府(いふ)に辿(たど)り着いてから感じていた嫌悪(けんお)の正体を知り、セバスチャンは無断(むだん)侵入(しんにゅう)を阻止(そし)し様とする。


「今日はプライベートじゃないのよん。お・し・ご・と・DEATH!! だから、お仕事が終わったらセバスちゃん肩と肩を寄せて愛について語り合いましょうねぇ♪ 」

「何を言うのかっと思えば───── グレル。」

「仕事と愛は分けるわ。だから此処(ここ)まで来たのよ!! セバスちゃん、後でねww」

グレルは城の中へ走り去る、それを追い掛けるセバスチャン。


居城の門をブチ壊すとは──── 門の材質はそこらの材質とは異なり、簡単に打ち破られる様な門ではない。

デスサイズをグレルは自分の好きな様に、カスタマイズしたのだろう以前よりも威力がましている。あの狂暴なデスサイズで人間の魂を狩るとは末恐ろしい。


(簡単に居城内部へ、侵入(しんにゅう)出来ると思わないでください。)


セバスチャンは城へ続く道に仕掛けたトラップを発動させると、闇夜(やみよ)からグレルの叫び声が聞こえるがそれでも進んで居るらしく遠くから叫び声が何度も聞こえる。

(まずは、軽く体力を削(そ)ぎ落としましょう。グレル貴方が無傷で中庭に辿(たど)り着ければ、決着をつけるのは中庭が広く良いでしょう。 それではお待ちしておりますよ。)

セバスチャンの瞳(ひとみ)は赤く光り、悪魔の美しい微笑(びしょう)を浮かべ悠然と馬車に乗り中庭へ向かった。



中庭ではフレイアが自分の魔力で花と草木に水やりをのんびりとして居ると、遠くから騒音が聞こえるが慌てないセバスチャンからは連絡済みなのでセバスチャンとグレルを待って居る。

中庭に馬車が到着し馬車からセバスチャンが降り、フレイアの傍(そば)へやって来ると馬車は所定の城の馬車の停留場に戻って行く。

「水やり、ありがとうございます。」

「えぇ、仕事は楽しいですよ。まだ、貴方の言う無断(むだん)侵入(しんにゅう)者は中庭に到着してません。それと、蒼薔薇を中庭に植えたいのですが、良いでしょうか??」

「坊ちゃんが良いと、申されるのならば良いでしょう。」


フレイアは水やりを止(や)めると、セバスチャンと薔薇の手入れを始める。



暫(しばら)くすると中庭に気配(けはい)がしヨロヨロと人影が見える。

「セバスちゃん…‥ 燕尾服が二人!?えっ!?」

フレイアは振り返り、ニコッと笑い丁寧(ていねい)に挨拶(あいさつ)をする。

「始めまして、フレイアと申します。」

セバスチャンはグレルを気にもせず、薔薇の手入れをして居る。そんなフレイアを見つめグレルは言う。

「ダメよ!! 私のウブな心を誘惑(ゆわく)しても、心も躯(からだ)はぜ~んぶセバスちゃんのモノなのよ!!」

それを聞きフレイアの隣でセバスチャンが振り返りると、グレルは喜び抱き着こうと両腕を広げる。




黒執事 StarRingSilver 白薔薇の揺り籠  エピソード17

うむ。

2010-03-03 14:37:46 | 腐女子の御伴
アメブロで小説オンリーのブログを出してみた。アメブロの各種設定は入り組んで面倒臭いです。

gooはシンプルで良いよ。こざっぱりしてるけどそこが良いと思う。アメブロの方のブログタイトルははもぐ菜のみっしり茶匣別院です。

まずは黒執事S.R.S.エピソード1を上げてみた。