もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

眩暈 (36) 鬼畜眼鏡 片桐 end No.11その後偽造編

2009-09-28 19:19:45 | 腐女子の御伴

         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*


一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。




眩暈 (35)






         眩暈 (36)


次の日は函南と厨房の飯窪と鷹山とデパ地下のスイーツを購入するのに一緒に行く事を約束したので昨日はぐうたらをしたが今日はいつも通りに起きて朝食の支度をした。

銀座のデパートで待ち合わせなので函南が片桐のアパートに来てから函南と一緒に銀座のデパートへ向かう。昨日に函南からメールがありいつもの様に片桐のアパートに来て朝食を食べてから向かう事になった。

昨日の夕食のものを取り分けた五目豆煮と手作りのコロッケを軽く刻んでキュウリを和えてマヨネーズで味をつけてポテトサラダ風にした物と目玉焼きにお味噌汁。

8時になり朝食の支度を終えるとアパートのインターホンが鳴り函南が来た事を知り玄関へ向かう玄関の扉を開けると函南が待っていた。

「片桐さん、おはようございます。」

「おはよう。函南君。どうぞ、上がってくださいな。」

「失礼します。」

そう言うと函南はいつもの様に玄関に入り扉を閉め靴を脱ぎ玄関を上がった。台所兼ダイニングのテーブルにはきちんと朝食が用意されていて函南はお茶を煎れる支度をした。

片桐はいつもの様にテーブルの椅子に座りラジカセの電源を入れてラジオを聞く函南も椅子に座った。

「いただきます。」

「どうぞ、召し上がれ。いただきます」。

ゆったりと朝食を食べながら今日に買いに行くスイーツの事を函南から聞いた。

「そのスイーツて凄く量があって2人で分けて食べるスイーツなんだって、そのスイーツを一緒に食べたら片想いがお互いの思いが通じて結ばれたと言う噂もあるんだよ。」

「そんな霊験あらたかなスイーツなんですね。」

「うん、噂だからほんとうかは分からないけど人気あるね。美味しいよりも噂にあやかりたいのかほんとうに美味しいのかを厨房の飯窪さん達は実際のスイーツを食べて審議したいらしいよ。」

「でね、そのスイーツはいっぱい作れないし人気があるからお1人様1個限りで整理券を配布するから並んで整理券を貰ってその整理券を持った人達だけの限定販売なんだ。毎日ではなく水曜日と日曜日が販売の曜日でその銀座のデパートの店舗だけの独占販売だから他のデパートでは買えないんだよ。」

「凄い限定販売なんですね。そこまでしても売るからにはやっぱり美味しいのかな??」

「ネットでも話題があるし食べた人のブログの画像を見たら1個1200円するけど1人で食べるには大変な大きさで3等分しても良い大きさだったよ。」

「やっぱりお得感なんですかね。」

「どっちなんだろうね。こればっかりは食べないとダメと思う。」

食事を終えて後片付けを済まし片桐も出掛ける支度をしスーツに着替える。函南はもんてん丸と遊んでいた。

支度を終えて片桐は函南に声をかけた。

「ねぇ、片桐さん、もんてん丸1匹じゃ可哀相だよ。」

「えぇ、そうなんですけどね…」

片桐は悲しげな表情でもんてんを見つめる。もんてん丸は函南と片桐の会話をじっと聞いている。もんてん丸は一言囀った。

「シズカゴゼン。」

「もんてん丸は誰かを待って居るの??」

「鳥籠を僕が…誤って~ 静御前は飛び去って出て行ってしまったんです。」

「そうだったんだ。」

「きっと戻って来てくれると僕は信じて静御前をもんてん丸と一緒に帰りを待って居ます。」

ほんとの事は言えずに片桐は辛かった。函南はもんてん丸に話しかける。

「もんてん丸、僕が変わりにそのスイーツを食べて来るね。」

「よかったね、もんてん丸。支度が出来たのでもうそろそろ待ち合わせ場所のデパートに行きましょうか。」

「うん、行こう。行って来るね。」

函南と片桐はアパートを出て行った駅に向かい歩く。駅に着き改札口を通り抜けホームで電車を待つホームに電車が到着し電車に乗り銀座を目指した。


眩暈 (37)

眩暈 (35) 鬼畜眼鏡 片桐 end No.11その後偽造編

2009-09-28 12:03:12 | 腐女子の御伴

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眩暈 (34)






         眩暈 (35)


目を覚まし時計を見ると15時半になっておりコンビニで買って来た猫用の噛むガムをお猫さんにあげた。お猫さんは片桐から貰うと嬉しいそうにガムをきように両手で持ち口にくわえてご機嫌でごろごろ寝転がりながらガムを噛んでいる。

何味かは不明だかきっとマタタビ味なのかも知れないとご機嫌なお猫さんを見て片桐はそう思った。そうこして居るとさっきコンビニの店員に連絡を頼んだ時間になるので片桐は財布をお買い物用のエコバックに入れて持ちご機嫌でおやつを食べてるお猫さんに声をかけた。

「もう、お猫さん帰りますよ。」

そうお猫さんに声をかけるとお猫さんは「にゃん。」と返事をしたので片桐はお猫さんを抱きかかえ玄関に向かいフックに掛けた鍵を取り玄関を出るとオートロックで鍵が閉まった。

お猫さんは猫用のガムを放さずくわえている。歩いてコンビニの前に着くと片桐とたいして変わらない年齢の女性が、立っていて片桐を見るとニコニコと笑い話しかけてきた。

「どうもすみません。うちのエシャロットちゃんがお世話になりご迷惑をおかけしました。エシャロットちゃんおやつまでご馳走になってありがとうございます。」

「いえ、僕の方こそエシャロットちゃんに遊んで貰いました。エシャロットちゃん可愛いですね。」

そう言うと片桐は飼い主にエシャロットを抱き渡す。エシャロットは片桐をじっと見ているまだ、遊び足らない様な顔をしていた。

「今後またうちのエシャロットちゃんがご迷惑をかけてしまいますが宜しくお願いします。あの、こちらをお渡ししておきますので保護をして頂いけたらこちらまでお手数ですが連絡をください。貴女は女の子なんだから無断外出はダメよ。」

そう言うとエシャロットの飼い主は片桐に名刺を手渡してきた。

「エシャロットちゃん今日はありがとう。」

「そう言って頂けてると嬉しいです。エシャロットちゃんご挨拶をしなさいな。」

「にゃ~ん。」

片桐は片手でエシャロットを撫でるとエシャロットは猫用ガムを口にくわえたまま目を閉じて気持ち良さそうにゴロゴロと喉を鳴らした。

エシャロットの飼い主は片桐に何度もお礼を言い深々とお辞儀をし去って行った。片桐は貰った名刺を見るとエシャロットの名刺だった。

名刺には谷川エシャロットと書かれていて連絡用の携帯電話と携帯電話のメールアドレスと自宅の住所とかかりつけの動物病院名と住所に電話番号とFAX番号が書かれていた。

(エシャロットちゃんてやっぱり女の子だったんだ…ちゃんと名刺も持ってる。)

片桐は感心をした。その内またエシャロットが遊びに来る様な気がした。 たぶんきっとエシャロットなりに息抜きをしたくなり隙を見て無断外出をする行きは良いが帰りが迷うので遠くには行かずに自宅の近くで遊んでいるのだろうと片桐は思った。

片桐はお買い物用のエコバックから財布を取り出しエシャロットの名刺をお財布の中にしまい財布をお買い物用のエコバックに戻した。コンビニの中に入り先程の店員にエシャロットを無事に飼い主に引き渡した報告を済ます。

「あの猫が雌だったとは、てっきり雄だっと思ってましたね。」

「性格が大人しいので僕はお猫さんは女の子と思ってました。」

「気に入るとまた猫が遊びに来るので気をつけた方が良いですよ。」

「また遊んでもらいます。」

そう言うと片桐は挨拶をしてコンビニを出て商店街の個人経営の小さなマーケットに夕食の食材と明日の朝を買いに行く。

今日は休みなので特に何もせずエシャロットと遊んで貰い楽しかった。



眩暈 (36)

眩暈 (34) 鬼畜眼鏡 片桐 end No.11その後偽造編

2009-09-28 07:50:10 | 腐女子の御伴
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一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。




眩暈 (33)





         眩暈 (34)


お猫さんとまったりとごろ寝をする。時計を見ると13時で何となくお猫さんもお腹が空いた様な仕草をした。

「そうだ、ご飯でも買って来ましょう。僕の部屋でお留守番していてください。」

片桐はそう言うとお猫さんをひょいと抱きかかえて自分の寝室に入れて財布を持ち寝室の扉を閉めて玄関に向かった。玄関にはアパートの鍵をフックに掛けてありそれを持ち玄関から出るオートロックで鍵が閉まった。

片桐が住むアパートの近所にはコンビニがないので大通りに出るとコンビニがある。コンビニに向かう途中に大きさで言えば建売の住宅やく2軒分ぐらいの大きさの緑の空間がある。

小さいながらも近隣住民のいこいの場所で木製のベンチもあり犬の散歩でよく主人同士が話していたりするが今日は珍しく見かけない。

住民いわく緑の公園を通り過ぎ片桐はコンビニへ向かう。コンビニに着き入りペットフードのコーナーを捜す。売り場構造に慣れているが買う物ではないので小さなコンビニといえどもペットフードのコーナーをやっと見つけた。

レトルトパックで小分けになっているビーフとお野菜を2パックとおやつに猫用の噛むガムを手に持ちレジへ向かった。

レジに並び会計をしようとすると顔なじみの店員が片桐に話しかける。片桐は頻繁には利用はしないが買い忘れた時にこのコンビニにを利用していてこの店員とはよく会話をしていた。

「お客さん、インコの他に猫ちゃんでも飼ってるんですか??」

「迷子のお猫さんに遊んで貰ったらお猫さんがお腹空いちゃったみたいです。」

「迷子のお猫さんて…全体は白で長い眉毛と口元の髭が薄茶色の猫ですか??」

「そうです。」

「また遊び歩いているんだな、えっ~と名前はなんだっけなその猫の迷子お尋ね貼紙を持って来ますね。」

店員はコンビニの奥に一旦引っ込んでお猫さんの迷子お尋ね貼紙を持って来た。貼紙にはちゃんとラミネート加工されていて写真入りで見間違える事なくまさにそのお猫さんだった。

「このお猫さんは飼い主が油断すると気が向くと隙を見てほつき歩き遊んで貰ってお猫さんが気に入ると度々お家に訪問しに行くんです。お猫さんはうちのコンビニの近くに住んでいてそんな遠くに行かないからうちの店が飼い主への連絡場所になっているんです。連絡すればすぐ迎に来ます。」

「あの、もう少しお猫さんと遊びたいんです。」

「なら、16時頃にうちの店の前にお猫さんの飼い主に来て貰う様に連絡をしておきますよ。」

「それで、お願いしますね。」

「そのお猫さんの好物はビーフとお野菜じゃなくってお魚とお野菜です。以前にお猫さんの飼い主がビーフとお野菜を買って行ったらお気に召さなかったともう一度買いに来てお魚とお野菜を買って行きました。僕が猫だったら喜んでビーフでもお魚だろうがなんでも食べるけどなぁ。」

「凄いグルメなお猫さんですね。」

「そうだ、その猫の餌を2個買うと餌皿プレゼントしてますので袋に一緒に入れておきます。」

片桐は会計を済ましコンビニを出て来た道を帰って行った。この界隈では有名なお猫さんと知り驚く人懐っこいのでつい遊んで貰ってしまった。

アパートに帰宅した。

帰って来ると寝室からか細い不安げなお猫さんの鳴き声がする。片桐が寝室の扉を開けるとお猫さんが飛び出して来た。

「ごめんなさいね。ご飯を買って来ました。」

片桐がそう言うとお猫さんは「にゃぁん。」と嬉しそうに返事をした。コンビニの店員から貰った餌皿を洗いレトルトパックのお魚とお野菜の封を切り餌皿に出し水も入れる餌皿は小さく二つくっついた形に作られていた。

片桐が和室へ持って行くとお猫さんも片桐の後ろを付いて来る。餌皿を自分の前において貰うのをきちんと座って待っている。

「どうぞ、召し上がれ。」

餌皿をおいて貰い片桐がそう言うとお猫さんは「にぁぁん。」と鳴き食事をする。こぼす事なくゆっくりとキレイに食べている。もんてん丸もお猫さんに釣られて餌をつっついて食べていた。

食べ終わり満足したらしくごろ寝をしようとしている。クッションを片桐が持って来ておくとそのクッションに横になりお猫さんは寝てしまった。

片桐もまた横になりお猫さんのごろ寝に付き合う事にする。たまにはこんなぐぅたらな事も楽しむ事にした。もんてん丸も同じ様に寝ていて1人と1羽と1匹でそんな時間を過ごした。

薄曇りで陽射しも眩しくなく睡眠を誘う時間はゆったりと過ぎて行った。



眩暈 (35)

どうかな。

2009-09-28 00:05:25 | Weblog
Kenにゃーんのソロの追加公演ライヴのチケを申し込んでみました。もっち指定です。立見はどうなるか想像がつくし指定でゆっくりとライヴに参加したい。

指定でチケを確保出来なければ参加はしない予定です。 当選すると良いなぁ。