*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩暈 (29)
眩暈 (30)
薄らぼんやりとした意識でまどろみ廻りは欝すらとぼやけいて視界は透明感はなく何を見ているのかはっきりとしない。
大磯の横顔を見つめていたがそこからの記憶が断絶し記憶がない… 瞳をとじて深呼吸をつく。 意識がようやくいつもの様に戻り寝かされている事を認識し目をあけて天井を見た。
ベッドで寝かされている事を気づき身体を起こし起き上がる。見た事のない部屋でベッドもただのベッドではなく天蓋が付いているベッドで廻りはレースのカーテンで仕切られている。
「片桐さん??」
名前を呼ばれて安心をする大磯の声がした。片桐が目を覚まし起きたので片桐が寝ているベッドに近寄った来た。
「大磯さん、ごめんなさい‥ご迷惑をおかけしてしまいました。」
「気になさらずに片桐さん。お具合はどうですか??」
「まだ、ふらふらします。」
「ゆっくりと休んでくださいな。あの方を相手にしてさぞや疲れたでしょう。」
「あの‥近衛様は??」
「民谷さんに土下座しそうな勢いで詫びて帰られました。償いには価しませんが近衛様が準備室の準備台を片付けをされたので後片付けはご心配ありませんよ。」
「近衛様が‥」
片桐はうなだれて俯いてしまう。
「片桐さんが哀しむ事はありませんよ。あの様な暴挙は金輪際許しはしません。」
部屋の扉がノックされて誰かが部屋に入って来る。大磯が小田原と呼んだ執事であった。背は高くHOUSE-Rの執事として勤めているだけあり目をひく容貌でプロポーションもよく36歳で大磯と変わらない。
「起きたかな??」
「小田原さん、あの‥」
「そうへこむな、まさかねぇ~近衛様の好みにどんぴしゃだったとはこれ驚き。」
「いつも、何もない様なそぶりで人畜無害と思っていたら人畜有害でした。」
「それだけ、片桐さんが煎れた珈琲に近衛様はときめいた証拠だろ??」
「私は、それだけではないと思いますがね」
「今回の件はどうするのですか??」
「片桐さんの事を配慮すればあまり大騒動にはしたくない。冷静な大磯が激怒するなら三島達なんて狂乱する。」
「昨日から三島君達からメールを貰い読んでそう心配しない様にメールを送ったのですが、今日は許さない近衛様に大反撃すると言うメールを見て有給休暇だったけど来たのです。」
「じゃ、三島達にはきちんと解決したと説明しておこう。嘘は言いたくないしな。」
「もう少し聞き分けの良い方と存じてましたのに残念でした。」
「いつもは聞き分けの良い人が夢中になる事はそう滅多にないだろ。」
「今回だけは特別見逃すけども、もしこの様な行為を再びするなら…」
「たぶん懲りて落ち着くだろ、出禁は近衛様も辛いと思うはず。近衛様には害は及ばないし三島達を狂乱させない様にするから大丈夫ですよ。片桐さん。」
「ほんと、僕のせいですみません。」
「片桐さんは悪くない今日はゆっくりここで休んで居ればいい。大磯も有給休暇なのにありがとう片桐さんと一緒に休めよ。」
「今日は昨日のお疲れ休みで希望をして連休だったからべつに大丈夫なんですがね。」
「この部屋に無許可での入室禁止命令をしたから入室はしないからのんびりしろよ。御用事がある場合は内線でなんなりとお申し付けください。仰せ受け賜りますので宜しくお願いします。」
小田原は何故か途中から執事の様な話し方をして執事の一礼をして部屋から出て去って行った。
「片桐さん。今まで近衛様から何かされたりはないですか??」
「近衛様と今回初めてゆっくりと話しをしました。以前に何度かすれ違って挨拶しただけです。」
「その時から近衛様は片桐さんに目をつけていて指導と言いながら確信犯的に近付いた。」
「僕なんて…」
「貴方は無意識で無防備だから今後は気をつけましょう。自分が中年で男性だから安心て事はないとよくお分かりになったでしょ。」
「はい…でも~ 」
「片桐さんが思っている以上に片桐さんは魅力的でその魅力を知ると貴方を光り輝かせたいと思ってしまうみたいですね。」
「僕が魅力的だなんて困ります。」
「それがきっと、魅力なんでしょうね。何か飲み物でも飲みます??」
「心が落ち着くので緑茶を飲みたいです。」
「では、内線で厨房に伝えておきますね。」
そう言うと大磯は内線電話を厨房にした。
「直ぐにお持ちしてくださるそうです。」
「ありがとうございます。あの、大磯さん、眼鏡は??」
「眼鏡は台本を読む時にするだけで昨日から眼鏡したままだったんです。昨日は舞台俳優の仲間と久々に会い話しをしたら舞台に出ないかと誘われて台本を貰い読んでたから眼鏡をしたままでした。それが何か??」
「大磯さんは、いつもは眼鏡をしてないのに眼鏡をしてたから気になったんです。」
そう会話をしていると扉がノックされた。
眩暈 (31)
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眩暈 (29)
眩暈 (30)
薄らぼんやりとした意識でまどろみ廻りは欝すらとぼやけいて視界は透明感はなく何を見ているのかはっきりとしない。
大磯の横顔を見つめていたがそこからの記憶が断絶し記憶がない… 瞳をとじて深呼吸をつく。 意識がようやくいつもの様に戻り寝かされている事を認識し目をあけて天井を見た。
ベッドで寝かされている事を気づき身体を起こし起き上がる。見た事のない部屋でベッドもただのベッドではなく天蓋が付いているベッドで廻りはレースのカーテンで仕切られている。
「片桐さん??」
名前を呼ばれて安心をする大磯の声がした。片桐が目を覚まし起きたので片桐が寝ているベッドに近寄った来た。
「大磯さん、ごめんなさい‥ご迷惑をおかけしてしまいました。」
「気になさらずに片桐さん。お具合はどうですか??」
「まだ、ふらふらします。」
「ゆっくりと休んでくださいな。あの方を相手にしてさぞや疲れたでしょう。」
「あの‥近衛様は??」
「民谷さんに土下座しそうな勢いで詫びて帰られました。償いには価しませんが近衛様が準備室の準備台を片付けをされたので後片付けはご心配ありませんよ。」
「近衛様が‥」
片桐はうなだれて俯いてしまう。
「片桐さんが哀しむ事はありませんよ。あの様な暴挙は金輪際許しはしません。」
部屋の扉がノックされて誰かが部屋に入って来る。大磯が小田原と呼んだ執事であった。背は高くHOUSE-Rの執事として勤めているだけあり目をひく容貌でプロポーションもよく36歳で大磯と変わらない。
「起きたかな??」
「小田原さん、あの‥」
「そうへこむな、まさかねぇ~近衛様の好みにどんぴしゃだったとはこれ驚き。」
「いつも、何もない様なそぶりで人畜無害と思っていたら人畜有害でした。」
「それだけ、片桐さんが煎れた珈琲に近衛様はときめいた証拠だろ??」
「私は、それだけではないと思いますがね」
「今回の件はどうするのですか??」
「片桐さんの事を配慮すればあまり大騒動にはしたくない。冷静な大磯が激怒するなら三島達なんて狂乱する。」
「昨日から三島君達からメールを貰い読んでそう心配しない様にメールを送ったのですが、今日は許さない近衛様に大反撃すると言うメールを見て有給休暇だったけど来たのです。」
「じゃ、三島達にはきちんと解決したと説明しておこう。嘘は言いたくないしな。」
「もう少し聞き分けの良い方と存じてましたのに残念でした。」
「いつもは聞き分けの良い人が夢中になる事はそう滅多にないだろ。」
「今回だけは特別見逃すけども、もしこの様な行為を再びするなら…」
「たぶん懲りて落ち着くだろ、出禁は近衛様も辛いと思うはず。近衛様には害は及ばないし三島達を狂乱させない様にするから大丈夫ですよ。片桐さん。」
「ほんと、僕のせいですみません。」
「片桐さんは悪くない今日はゆっくりここで休んで居ればいい。大磯も有給休暇なのにありがとう片桐さんと一緒に休めよ。」
「今日は昨日のお疲れ休みで希望をして連休だったからべつに大丈夫なんですがね。」
「この部屋に無許可での入室禁止命令をしたから入室はしないからのんびりしろよ。御用事がある場合は内線でなんなりとお申し付けください。仰せ受け賜りますので宜しくお願いします。」
小田原は何故か途中から執事の様な話し方をして執事の一礼をして部屋から出て去って行った。
「片桐さん。今まで近衛様から何かされたりはないですか??」
「近衛様と今回初めてゆっくりと話しをしました。以前に何度かすれ違って挨拶しただけです。」
「その時から近衛様は片桐さんに目をつけていて指導と言いながら確信犯的に近付いた。」
「僕なんて…」
「貴方は無意識で無防備だから今後は気をつけましょう。自分が中年で男性だから安心て事はないとよくお分かりになったでしょ。」
「はい…でも~ 」
「片桐さんが思っている以上に片桐さんは魅力的でその魅力を知ると貴方を光り輝かせたいと思ってしまうみたいですね。」
「僕が魅力的だなんて困ります。」
「それがきっと、魅力なんでしょうね。何か飲み物でも飲みます??」
「心が落ち着くので緑茶を飲みたいです。」
「では、内線で厨房に伝えておきますね。」
そう言うと大磯は内線電話を厨房にした。
「直ぐにお持ちしてくださるそうです。」
「ありがとうございます。あの、大磯さん、眼鏡は??」
「眼鏡は台本を読む時にするだけで昨日から眼鏡したままだったんです。昨日は舞台俳優の仲間と久々に会い話しをしたら舞台に出ないかと誘われて台本を貰い読んでたから眼鏡をしたままでした。それが何か??」
「大磯さんは、いつもは眼鏡をしてないのに眼鏡をしてたから気になったんです。」
そう会話をしていると扉がノックされた。
眩暈 (31)