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FA Cup





チェルシーFA杯決勝に進出 延長でバラックゴール その4

Q: ジョゼ、ついに決勝ですが、どういうお気持ちですか?

JM: 感激ですね。僕は子供の頃から(FA杯の決勝をテレビで)何度も見てましたから。僕は、いつかそういうレベルの選手になりたいと願ってきました。それはかなわぬ夢だったんですが。それ以来というもの、FA杯の決勝に出られる監督になるのが夢に変わりました。そしてそれが現実のものとなったんです。そういう気持ちなのは僕だけじゃありません。チームのみんながそうです。死ぬほどの幸福感に満たされています。
ブラックバーンに対しては複雑な感情を抱いています。ブラックバーンは試合の最後まで戦い抜き、ゲームは大変厳しいものとなりました。彼らは悲しいでしょうが、同時に自分たちの戦いぶりを誇ってしかるべきです。

Q: バレンシア戦のあとのゲームで、選手たちは動きが鈍かったですね。

JM: いえ、うちの選手たちは120分間よくやりました。これからも水曜にそれから日曜に試合があるし、その2日後(実際は3日後)にはチャンピオンズリーグ(の準決勝ファーストレグ)を迎えます。あまりにも劇的な展開になってきていますが、幸せな気持ちだったら、何にだって向かっていけます。私たちは今すごくハッピーな気持ちです。私は常日頃言っていますが、疲労から回復する一番の薬は(勝利による達成感で)幸せに酔いしれていることなんですよ。

Q: (決勝ゴールをあげた)マイケル(ミヒャエル)・バラックについて伺いたいのですが。バラックはチェルシー・ファンにも酷評されるぐらいでしたがきょうは批判に対して見返してやれましたよね。

JM: いいえ、バラックは私のためにやってくれたんです。バラックは(チェルシーでプレイした)最初の日からがんばってくれました。バラックはチームのためにプロの仕事に徹してくれました。それはまさに信じられないほどです。きょうのゲームはバラックのサッカーのキャリアの中に刻み込まれることだし、みんな彼のゴールを一生忘れないでしょう。しかしですよ、2週間前を思い返してください。彼はワトフォード戦で最後の瞬間に敵にタックルしてボールを奪いました。そのボールをアタッカーが決めて試合に勝ちました。私がバラックをすごいと思うのはそこなのです。彼はほんとにトップレベルのプロの、勝利請負人です。彼はチェルシーを勝たせるためにやってきた。そして惜しみなくすべてを与えた。だからこそ私は彼のゴールがめちゃめちゃうれしいんです。

Q: 新しくなったウェンブリーにはもう行かれましたか?

JM: いいえ。まだです。遠くから見ただけなんです。あの…(手で半円を示す)

Q: アーチですか?

JM: アーチ。そうです。いつもアーチは見ていますが足を踏み入れたことはないんです。

Q: 最後の質問ですが、まだ四冠(クアドラプル)があり得ますが。

JM: そうです。でもすべては勝てないかもしれない。全部負けるかもしれない。サッカーはそういうものだし、だからこそ楽しんでやりたいですね。我々は前に進むしかありません。すべてを手にできるかもしれないが、同時にすべてを失うかもしれないのです。








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