９月２９日の社説は・・・

日中国交正常化でしょう

 

朝日新聞

・　日中国交正常化５０年　平和を築く重層的な対話を

 

読売新聞

・　日中国交５０年　友好誓った原点に立ち返れ

 

毎日新聞

・　日中国交正常化50年　新たな「共存」築く努力を

 

日本経済新聞

・　東証の排出量取引を実効性ある市場に
・　公平で公正なNHK改革を

 

産経新聞

・　日中国交５０年　関係を根本から見直せ　経済・学術界も安保の視点を

 

中日新聞

・　ポト派裁判終結　歴史的蛮行を語り継げ
・　旅行割全国拡大　公平な支援が前提だ

 

※　５社が日中でした。

 

あえて中日です。

 

七五〜七九年、原始共産制に心酔し、武装組織「クメール・ルージュ」を率いたポル・ポト氏が、首相として同国全土を支配した。

　異常な政権だった。銀行や通貨を廃止。都市住民を農村で集団労働させ、歯向かえば拷問した。医師や教師を「資本主義の手先」として大量に殺害。西洋医学を「腐敗の象徴」とみなし、医療経験のない子どもに施療や人体実験をさせ、患者多数を死に追いやった。

　犠牲者は、餓死や病死も含めると、当時の人口の２５％に当たる約二百万人。最近の国勢調査では、四十代の人口が、それより下の各世代より極端に少ない。虐殺による出生率低下のためとみられる。

 

私もカンボジアで取材をしました。

「文字が読めるだけで処刑」

「眼鏡をかけていると処刑」

教師を処刑したために、学校は再開できず。

国民の多くは文盲。

異常、異常、異常･･･

これが、原始共産主義なのです。

 

その原因を作ったのが、中国の文化大革命。

推定で2,000万人が亡くなったのです。