あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

名古屋大学交響楽団 第126回定期演奏会へ行ってきました

2024-05-08 07:18:24 | 日記

名古屋大学交響楽団 第126回定期演奏会へ行ってきました

一昨日、名古屋大学交響楽団 第126回定期演奏会へ行ってきました

よかった!攻めたエロイカでした。

和田さんは、学生オケだからと手加減せず、自分のやりたい音楽を要求していました。

もちろんそれが本来の姿ですが、アマチュアオケではそうも行きません。

ついていったメンバーが立派です。


コンマスが曲紹介の中で、ベートーベンを「あまり触れてこなかった作曲家」と書いていたのに驚きました。

私の頃は、ベートーベン、ブラームスが主で、チャイコはかなり難しい印象でした。

名大の過去8回の定演の曲は、ブラ1,チャイ5、サン3、ドボ8、ブラ1、幻想、ブラ2,チャイ1。

確かにベートーヴェンはありません。

私好みの曲ばかりで嬉しいのですが・・・・・

ベートーヴェンがないのは理由があります。

大きな学生オケは、ベートーベン以前では「トロンボーンやチューバの出番がなくなる」「Perの出番が少ない」等となるのでわかります。

棒は和田一樹さん。最近、よく聴きます。

エロイカの解釈も斬新でした。

ただ、冒頭で拍手が終えていない中、いきなり始めたのは??でした。

あの和音が聴き取れませんでした。前にもありました。

そして、2楽章の前の、長い沈黙。(予想していましたが・・)

みなさん、息を止めて待っているので、苦しさが伝わってきました。

全体的にはとてもよかった。


やはり名曲でした。

バッハ、ハイドン、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン1番・2番の歴史から、

いきなりこの第3番です。

例えると、バイエルを弾いていた子が、いきなりスクリャービンを演奏するようなものです。(ちょっと違う・・・?)

特に2楽章の後半が好きで、いつも涙が出てきそうになります。

ベートーヴェンに感謝!


ただ、個人的には、間違いじゃない?

という音があります。2楽章のチェロです。

昔から、ずっと疑問でした。

今日も注目していましたが、和田さんは、pp で演奏しました。

思ったより自然で、間違い説は否定されるかも・・・・,そんな演奏でした。


プロもよいのですが、私は学生オケが好きです。

甲子園と似ています。

この1曲に、どれだけの時間をかけてきたか・・・。

団員に聴いたら、週4回の練習をこなしてきたと言っていました。

頭が下がります。

和田さんとメンバーに感謝します。


アンコールはありませんでした。

それもよかった。

それだけ、練習が大変だったと言うことです。

コバケンも、アンコールの練習よりメインをもっと深めたいと言っていました。

今回のエロイカならわかります。

それほどすごかった・・・・


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。