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SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

ライトに引っ張る

2016年02月09日 | 少年野球

からだを開くのが早くてもホームランは打てる。

落合博光はまさに開きながらホームランを打つ。からだが開いても、スイングバイしていれば=バットが向かうのと反対方向に軸が動けばボールは飛ぶ。選手はバットを持って行かれないようにガンバル・・・これこそ“ライトに引っ張る”の正体である。

バッティング練習でライト方向に飛ばす選手に対し「タイミングが遅いぞ」と指導してしまいがちだが、「いやいやタイミングは合ってますよ」ということが多い。

“打つポイントが前か後か”と“タイミングが合っているかどうか”は全く違う話だし、力ない飛球になることが多いから“前で打て”というのも違うのではないか?むしろ「後ろでとらえる」能力はその選手の武器であると思う。

事実ライト打ちで飯を食っているプロ選手は多い。要はスイングバイしているかどうか=インパクトの瞬間に軸を反対方向に動かしてバットを加速できるかどうかである。

 
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スイングバイ理論とバッティング

2016年02月09日 | 少年野球

スイングバイは宇宙探査機などを遠くに飛ばす時とき使われる航法。

こちらに向かって飛んでくる惑星の引力を利用して、横を通る時に惑星に引っ張ってもらい円運動を起こす。この時に惑星からエネルギーをもらう=加速する。反対側に飛び出すことになるから、これをもう一回やれば目指す方向に向きなおすことができる。これが燃料を消費せずに加速する方法である。

ハンマー投げでいうと、ハンマーが探査機、選手が惑星。選手はハンマーを回すというより、飛んで行こうとするハンマーを一生懸命自分側に引き寄せている。大事なのはその場で回転するだけではなく、投てき方向に移動しているということ。

直線運動と円運動の組み合わせこそがスイングバイ理論の核心である。

野球のバッティングにおいても、この直線運動から円運動に入り、トップハンドがボトムハンドを追い越す瞬間にインパクトを合わせると、「いとも簡単に」ボールが飛んでいく…これがいわゆる「タイミングが合う」ということ。


 
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