SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

軸足の使い方とスイングバイ(ピッチング編)

2022年02月20日 | 少年野球
バッティング、ピッチング(スローイング)とも軸足が大事

ということは何となく分かってはいるが

なぜ大事なのか? じゃあどうすればいいの?


ここでもスイングバイが関わってくる


何度も言うようだが、直線で動く・移動することがスイングバイの肝

そのスタートが軸足なのである

軸足にしっかり乗ることはもちろん大事だが


ほんとに大事なことは

真っすぐ前に出ること


外野手のように後ろから助走をつけて投げない限り

一歩くらいでは足でボールを加速することはできない


前田健太はメジャーに行ってから踏み出しを小さくした

大きく前に踏み出すと

体重移動の方向がズレるリスクが上がる


センスは抜群でありながらどうしても横振りになるピッチャー

気づきにくいが 踏み出しの方向がズレていることが多い

センスがいいから本能的に腕の振りで修正しようとする


踏み出した足が軸足のくるぶしとホームの中心を結んだ線上乗っていれば

横振りで修正する必要がなくなり

スイングバイが起きる腕の振り方にぐっと近づく


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減速スイングバイ

2022年02月06日 | 少年野球
少年野球を加速するスイングバイだが

実は不調の原因でもある


宇宙探査船が帰還する時にもスイングバイを使う

減速スイングバイだ

同方向に向かっている天体の横を通る時エネルギーを奪われる


同じことが不調な選手にも起こっている

軸がぶれる・突っ込む・開く などなど


外角低めをヒットゾーンまで持って行けた時のことを思い出して欲しい

身体が流れて行こうとするのをがんばって止まって打つから

「加速」スイングバイが起こる


そのまま流れてしまうと減速スイングバイになり

芯を食っていても飛ばない


前方向へのブレは致命的

体格が良くてスイングスピードも速そうな選手でも

小さな前方向のブレにエネルギーを奪われる


調子が悪いとただただ振ろうとする

上半身のブレが加速してしまう

調子が悪い時こそ

スイングスピードを気にせず

しっかり止まる


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「前で打て」 と スイングバイ

2022年01月30日 | 少年野球
「前で打て」

さんざん言われてきた選手にとって

背中からバットを回してくる感覚をつかむのは難しい


構えた位置から最短で振ろうとする

ヘッドを加速する時間・距離を取る必要があるため

前で打つしかない


練習によりなんとか当たるようにはなる

が 飛ばない

加速が足りない状態で当たるからだ


なんとか当たったボールをなんとか飛ばそうとするが

前方向の 振りしろ が残っていないため

横方向に振る(開いて打つ)しかない


開いて打とうとすると

なんとか当たっていたものが当たらなくなる


開かないで打つためには

メジャーリーガーのごとく腕力で押し込むしかない


背中から回してくるようにというコーチングに対し

「小学生には無理でしょ」

と否定されることがある

「小学生に筋トレしろということですか?」

と聞いてみたい


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数々の打法をスイングバイで説明してみる

2022年01月21日 | 少年野球
「カウンタースイング」

全スイングの初期段階でヘッドが最後方にある時(トップ形成時)に

スイングバイを起こすための後ろのスイング

前方のスイングの反対のスイングだからカウンタースイング


「蓬莱スイング」

前に振ってきたヘッドが上がるところが特徴的だが

しっかり後ろでカウンターを入れている

カウンタースイングができていても

インパクトまでにヘッドが潜ってはレベルスイングにならない

右手と左手が入れ替わるタイミングで

雑巾絞りのごとくヘッドをねじ込むとヘッドが下がらない

さらにこの瞬間にインパクトを迎えられれば

最大限のスイングバイ効果が得られる


「令和スイング」

横振りでスイングバイを起こす蓬莱スイングに対し

縦振りでスイングバイを起こすのが令和スイング

バッターを俯瞰で見た時にスイングが楕円になるのが蓬莱スイング

なら

横から見た時に楕円になるのが令和スイング

高め→蓬莱 低め→令和

ピッチャーのレベルが上がると低めが多いピッチングの組立になる

だが、ホームランになりやすいのは「高め」

蓬莱と令和の使い分けが三冠王への近道


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腕を振れ

2021年12月24日 | 少年野球
ピッチャーへかける声で多いのは

「もっと腕を振って!」

だが 

かえってフォアボールを連発してしまうことがほとんど


どんな場面で 「腕を振れ」 と発するか

フォームが小さくなってしまっている時ではないのか

そんな時に腕を振ること 「だけ」 に集中するとボールが地面に刺さる


「まずは大きなフォームで投げてみよう」

ランナーやフォアボールを気にせずゆったり投げるところから始めるべき

リセットが必要な場面なのだ!


「腕振れてるよ その調子」

ほめる時に使うフレーズということでお願いします


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