親も子も人生終盤の老老介護

☀️

昨日、父を救急搬送したと、弟から連絡を貰いました。

夜中にキッチンで倒れ、2階にいた弟に助けを求めたそうです。

たまたま在宅していて、救急車を呼べましたが、いつぞやのように外で転がっていたらどうなっていたでしょうね。

先週、かかりつけの整形外科で、大学病院を紹介されて検査したところ、即入院と医師に言われたにもかかわらず

「家族と相談してから」と言って帰ってきた父。

帰宅早々「大変た！」っておろおろしていたとか。

ならば、とっとと入院して来れば良かったのに…

と、我ら姉弟の感想。

別に仕事を抱えてる身でも無いのに…

そして、家族を伴って説明を受けに行く矢先の今回の入院騒ぎ。

昨今の病院事情から、面会は１日一人限定（30分）なので、いくら家族とはいえ、入れ替わり立ち替わりの面会は出来ず…

姉弟三人で持ち回りすることにしました。

数年前の傷から感染した？

とか、

不整脈がある…

とか、

も発覚。

今回は、肺に水がたまり過ぎて、何らかの発作が起こったようです。

定期的に胃の検査入院とかもしていたにもかかわらず、今回指摘されたことがこれまで発見出来なかったのもイマイチ

知人内でもあまり評判が宜しくない病院に通っていました。

入院先は、実家から徒歩圏内だけど、我が家から行くと、往復10000歩を優に越えていました。良い運動！

30年以上前に、ワタシが怪我をして入院した病院でもあり、ちょっと懐かしかったです😅

あの頃と建物の景色が同じ…

けっこう老朽化した大学病院なんだけど、医学は進歩してたら良いなぁなんて、勝手なこと言ってるsweetpotatoでした。

治療の目安は２週間。

その後リハビリ（専門病院で）をし、問題なければ帰宅…

でも、老人が２週間動けずにいると、筋力は確実に退化しますね。

頭の方もちょっと心配。

しかしこの老人、新聞読んだり政治の話も好きなので、割りとしっかりしてると思われがち。

でもでも、“オレオレ”に二回も引っ掛かる間抜けなところもあるんですよね。

家族の誰も父のことを『お父さん』とは呼びません。

『お父さん、おれ、ちょっと具合が悪くて…』

という電話のあと、部屋にいた弟に

『具合悪いんだろ』と、薬を持ってきたそうな(笑)

同じような電話が再び。受けたのは弟。

何回かのやり取りのあと

『俺を誰だとおもってるんだ？』と弟

『お父さん…』と詐欺師

『うちに、お父さんなんて呼ぶやつは居ない』

と、撃退した弟でした。

その後、実家は常時留守電。

さらに父は聞こえも悪くなり、電話を取ることはなくなりましたが、未遂とはいえ、すっとこどっといな父なのでした。

普段から、子どものことを良く知ろうともしない結果。って、ワタシ達姉弟は思っています。

子どもの職業も全く気に止めてないようで、見舞いに行ったワタシには

「あーここの病院で働いていたのか？」

と、思っても見なかった発言。

35年前は確かに病院で働いてだけどね

早期定年退職した上の弟には、実家に行った時に

「仕事は休みか？」って言われたとか

老人は新しい情報はインプットされないのかも。

って、最近はオットの様子を見て再確認

ワタシも気を付けなくちゃ

さてさて、再び嵐の中に入れられたようなワタシの生活。２週間後はどんな景色が見えるのかしらね。

嵐の中にいるのはワタシだけで、我がオットをはじめ、家族達は見向きもしません。

「病院で衣類をレンタルしたんだから、お前が行く必要はないだろ」

というオットの言葉には、呆れてものが言えませんでした。

区役所行って、あの用紙を貰いに行こうかと思いましたよ

全国の旦那様方に聞きたい。

義理の親の入院って、そんな風に思われるのでしょうか？

オット側の親の入院の時「お前も一緒に行くのは当たり前」って言いましたからね。