育休男子のホンネとタテマエ~MIC女性連絡会☆春の学習会
7月から育児介護休業法が全面施行されるのに合わせて企画されました。青年への働きかけが足りなかった為、若い参加者が少なかったのが残念でした。実際に育休をとった民放労連の碓氷前委員長、岩崎書記次長、全印総連営業職の方らに実態や感想をきくというもの。
夫婦で同時に取ったケースやリレー式に取ったース。第一子の場合や兄弟がいる場合とバリエーションがあり、参考になりました。収入面では月初からとるか月末で終わるかでひと月分違ってたり、住民税などが前年の税収による為お金のない育休中に負担が重いなど、今後の制度改善の参考になる意見もありました。
短くても育休を取ったことで育児を「手伝う」という意識から「主体的に関わる」といった意識になった。
ちょうど義父の入院による介護も発生し一家で助かった。
保育園での親の繋がりは働く親としての連帯感もあり、今でも続いている大切な友人。
子どもが少し大きくなってからの取得だったので保育園に預けている間に資格取得をしたなどの話がなされました。
また、取得には職場で仕事をシェアする必要がある。成果主義で人に仕事を教えないといったことがあるが、自分しかわからない仕事だとと休暇も取れないし、頼めない。共有化が大切という実体験からのアドバイスは考えさせられました。ギスギスした職場環境だと育休も難しい。コミュニケーションも重要に感じました。
参加者からはPTAとの関わり方の極意も伝授されました。
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育児・介護休業法は平成21年に改正され、平成24年7月1日から、従業員100人以下企業にも短時間勤務制度の義務化などが全面施行されます。2012年春闘で、就業規則により利用しやすい制度を要求していきましょう!
日本の育休法の男性の取得率は1.38%(平成22年度調査)。取得率アップには職場の協力が不可欠です。
今回は先輩育休男子たちの体験談などから、取得アップのポイントをさぐりたいと思います。これから育休取得を考えている男性の参加もお待ちしています。
と き◆◇2012年2月13日(月) 18時45分開会~(18時30分受付開始)
ところ◇◆文京シビックセンター4階 区民会議室
パネリスト:民放労連前委員長(育児休業歴1年間) 全印総連営業職(育児休業歴1ヶ月)
コーディネーター:メディア総研(育児休業歴2ヶ月)
18:45~ 開会挨拶
18:50~ 対談
19:35~ 特別報告
19:45~ 質疑・討論
20:15 閉会挨拶