DNP争議勝たせる会 総会 http://www.dnpsougi.org/
DNPファイン解雇・偽装請負争議を勝たせる会
第4回総会&勝利をめざす決起集会
2013年11月26日(火)
約200人が参加しました。基調講演は「憲法番外地~安倍雇用派遣の真実」と題して宇都宮弁護士(元日弁連会長・派遣村村長)からご自身のサラ金被害者の対策から、職場での基本的人権の大切さが話されました。
GDPが増えながら、労働者の賃金がどんどん下がっているのは先進諸国では日本だけ。
海外では格差が広がらないための、例えば社内の報酬は、社内の最低賃金の人の何倍以内などの政策が国民投票で決定され実現されはじめている例も紹介されました。
また、消費税は格差を広げる税制であり、消費税導入の頃から年収5000万以上高額所得者は3倍に増え、年収200万以下の人が増加。2003年くらいの所得に見合った税制に戻すだけで、税収が消費税を増税しなくても間に合うだけの税収になることも紹介。
例えば、トヨタの社長より、年収400万くらいのサラリーマンの方が住民税などの負担率は高いことも指摘。もっと税金を勉強しましょうとも。
日本の税制、社会保障制度は不公平な負担になっていることが勉強になりました。
ジャーナリストからは派遣や偽装請負の取材からみる実態について報告。ドラマ「ダンダリン」のセリフも引用しながらから「そんな職場やめてしまえばという離脱の選択ではなく、もう一つの道。職場をよくするという選択肢もあります」と話ました。
弁護団からは、証人尋問ではピンハネの為のペーパー会社の承認が出てきても弁護士のどんな業務を委託していたかの質問にもまともに応えられず、社長を証人尋問によぶまでになっていることも紹介されました。
各争議団の紹介、橋場さんからも、「委託発注書を署名を偽造してまで嘘をついている。大日本本社から役員は毎回任命され、子会社とも役員はほとんど同じ。労働者全体の為にもどうなるかわからないけどがんばりたい」と決意が延べられました。
最後は、「がんばろう」をピアノの生伴奏にのせて合唱して閉会しました。
牛込箪笥区民ホール 最寄駅 神楽坂駅、牛込神楽坂駅
http://www.shinjuku.hall-info.jp/pc/pdf/ushigometansu_map.pdf
裁判傍聴もよろしくご協力ください!