全印総連女性部

組合掲示板

北原さんを偲ぶ会

2005年09月21日 | 全国
。前全国女性部長であり、05年5月に亡くなった北原さんを偲ぶ会を行いました。MICや全労連女性部、また地域の仲間など100名をこえる参加となりました
東京地連と神奈川地連女性部でつくるコーラスグループ「ちれんず」のメンバーでもあったこともあり、当日は生前彼女が好きだった「芭蕉布」「朝露」などを歌っておくり、故人を偲びました。

05全国女性のつどいIN東京

2005年09月21日 | 女性のつどい
第十三回女性のつどいを東京で五地連十九単組五十三人の幅広い世代からの参加で行ないました。
記念講演は映画プロデューサーの椎井友紀子さんを迎え『結いで 人の心』というテーマでのお話と交流。男社会の業界で、人と人との結びつきを大切にしながら等身大の自分の生き方をしている事、自民党が圧勝した今の日本社会の居心地の悪さ、一方的な物の見方やYESかNOかしかない考え方の怖さと共に、自分の意見を持つことの大切さを、話されました。戦争を知らない世代が平和へのメッセージを込めて制作した『この世の外へ』など、映画の話をされるときは一段と輝き、ステキでした。

オープン間もない『女たちの戦争と平和資料館』の見学。戦時下の性被害と軍による加害事実、性奴隷(慰安婦)とされた彼女たちの魂の叫びが聞こえ、心と身体が痛くなるほど衝撃を受けました。真実を直視し、伝えることの必要さを学びました。

女性のつどいは、結論の出ない話でも1日かけ、泣いて笑っておしゃべりをする居心地の良い場。平和・生き方・働き方の分散会では、「『憲法9条にノーベル平和賞を!』の運動の広がりのように、やわらかい頭で対話が大切。」「働きやすい職場や社会をつくるためには、人とのつながりが大事。」「仲間を増やしていきたい。」女性の働き方も大変厳しくなってきている今、自分を見失うことなく、等身大の勇気を持って歩むことが大事。との声が聞かれました。

二日目の夜には『北原桂子さんしのぶ会』を組み入れ、泣いて笑って走りぬけた北原さんをしのび集まった一一四人で想い出を語り合いました。

最終日には、歴教協の東海林先生のポイントをおさえた具体的な案内で、戦死の悲しみを喜びに変える舞台装置が靖国神社、遊就館は戦争や武器の歴史を知るための軍事博物館であるという本質を自分の目で見て、学ぶ事ができました。このなんともいえない不気味なものに対する怒りは平和運動へのエネルギーにすることを確認して、三日間の女性のつどいを終えました。