全印総連女性部

組合掲示板

第14回 東京地連 女性のつどいIN館山

2014年06月22日 | 東京地連

第14回 東京地連 女性のつどいIN館山

開催日:2014年6月21,22日(土日) で行われ10人の参加でした。

 始めに座学として、安房の歴史を学びました。大島との椿栽培での交流や、資生堂の創始者も安房の出身であったこと。

文化人の保養地としての面、八犬伝や里見氏の歴史、中世から続く海の拠点としてグローバルな視点。あわび貿易としてのアメリカとの交流。

戦国時代、北条、里見氏のあいだを生き抜いた領民たちの平和の知恵。

4日間、米軍による上陸、占領があったこと。太平洋地域の最前線として真珠湾攻撃、イラク戦争にもヘリ部隊など出撃拠点として、東京湾の守りのかなめとしての軍事拠点の重要性などなど多岐にわたるお話がありました。

続いてフィールドワークとして防空壕を見学。2か所をめぐりますが、長さ1.6キロに及ぶ巨大防空壕で、おそらく基地ごと機能をうつす予定だったのか、通信設備をはじめかなりの機能をと大きさを誇っていました。

当時のつるはしの跡やセメント袋なども残され、きちんと研究したらすごいのではないかと思われました。残念ながら軍事機密として資料は焼かれてしまい、残っていません。しかし特攻の出撃基地でもあったことから、かなりの人数が生活していたと思われる壕でした。

日本人従軍慰安婦の話では、身体をあらう間もないほど兵士の相手をさせられ、首をしめてやりたい半狂乱でした。といった元慰安婦の勇気ある告白が、アジアの女性たちがその被害を告発するきっかけになったと知り、歴史をきちんと受け止めて引き継がなくてはいけないというおもいでした。

他にも名もなき女たちの碑など、慰安婦たちがジャングルにおきざりにされ、弔う人もいないという哀しい歴史をしることができました。

 

海ほたるを鑑賞し、交流会では、職場の様子がざっくばらんに語られました。

2日目の交流会では、戦績めぐりでの感想や、職場のメンタルヘルスの問題について。コイバナ的な要素までとびだし、充実した2日間となりました。

 

場所:千葉県館山市 

スタディツアー 戦跡めぐりを予定しています。

参加費:13000円 1泊2日 ガイド、フィールドワーク費を含む予定です。

 第1次締切5月31日 

*リーフを発送しました。案内リーフは地連までお問い合わせください。

 

<近隣施設>

安房文化遺産フォーラム

http://bunka-isan.awa.jp/About/item.htm?iid=446

かにた婦人の家、・赤山地下壕、掩体壕、射撃場、米占領軍上陸地、特攻関連など。

*日本人従軍慰安婦として証言した方の資料などあり。