全印総連女性部

組合掲示板

第10回 東京地連女性のつどい 

2006年06月16日 | 東京地連
第10回全印総連東京地連女性のつどいが6月17日行われ、39人が参加し、互いの職場の様子を交流しました。今年は1日で都内で行いました。
午前中は全体会と、㈱きかんしに協力いただき工場見学会を行いました。来賓として東京地連の小原委員長、会場の日本機関紙印刷所労組から田村執行委員が歓迎の挨拶を述べました。
午後は分散会を行いました。労組も会社もコミュニケーション不足がある。メンタルヘルス不全にならない取組みの強化と、若い人や普段組合活動に参加しづらいと思っている人への対応として、ファッション講座のように、会場を持ち回りしての取組みができる出前交流がいいのではないかとの意見が出ました。
講演は「もっとハッピーサイクル」と題して、荒木葉子先生(荒木労働衛生コンサルタント事務所長)に、どうしたら女性が健康で働き続けていけるかについて法律・制度の活用法、事例を話していただきました。  
女性特有の身体の仕組みとサイクルを知るセルフケア。信頼できる病院の見分け方や薬の飲み方。セクハラやパワハラなど対処法もすぐに実践できる中身で大いに参考になりました。
夜の交流会は銀座自然式食堂「餉餉(けけ)」で、話したりなかった分を交流しました。

<東京地連女性のつどい>
とき:6月17日(土)
ところ:株式会社きかんし6F会議室
東京都江東区辰巳2-8-21 TEL 03-5534-1234(代)  
費用:5000円(夕食含む、昼は別途) 4歳から小学生までは1800円
主催・連絡先 全印総連東京地連女性部 
TEL03ー3818ー5126 FAX03ー3818ー5127

【スケジュール予定】
6月17日(土)
 10:00 受付開始
 10:30 全体会
11:00 工場見学会
11:45 昼食・交流会*450円
12:45 分散会
14:50 休憩 
15:00 講演「もっとハッピーサイクル」
講師 荒木葉子先生
(過去のインタビュー)http://www.happywhisper.com/special/200302/p3_1_3.html
  17:00 終了、移動
18:00 夕食交流会 (銀座・けけ)


映画「にがい涙の大地から」上映&監督のおはなし

2006年06月06日 | 東京地連
戦争が終わって60年
中国の大地には今も
日本が棄てた兵器たちが
眠り続けている

「にがい涙の大地から」上映会に630人!

6月4日(日)北区赤羽会館において、「 9条大好き!東京女性連絡会」映画と講演のつどい実行委員会主催で、映画「にがい涙の大地から」上映&海南監督の公園が行われ、会場は満席の630人が参加しました。
 まず、自由法曹団の阪田弁護士から国会に提出されたばかりの「国民投票法案」についての問題点について話されました。
 続いてドキュメンタリー映画「にがい涙の大地から」の上映が行われました。日本軍によって中国に遺棄された化学兵器。被害者の絶望が静かな字幕の画面を通して伝わってきました。治療費の借金を背負い、正義を信じて最後の希望にと裁判にふみきります。一審は勝訴、海外、日本各紙にトップニュースで報告されます。その瞬間初めて被害者たちが笑顔になり印象的でした。しかし、日本政府は控訴。「誰が考えても日本政府に責任があるのに、間違いを認める勇気がないんだ」と被害者は訴えます。
 そうしたつらい中でも日本との交流の中で広島の原爆を知り、想いをよせるなど、本当につらい中でもみせる人間性、優しさがありました。
 海南監督のお話も映画をより深く理解できるないようでした。
 「100年先を考えて今を生きる」という言葉に参加者の多くが共感をよせました。
現在、教育基本法の「改正」も国会に上程されていますが、果たしてこれらの法案は日本の100年先を見通しているのでしょうか?50年、100年後日本の財産となるのは人であるはずなのに教育予算はどんどん削られています。格差社会で学校をさる生徒も増え続けています。子どもたちにお金をかけることは日本の未来に投資することです。教育基本法に難癖をつける前に、やるべきことがあるのではないでしょうか?