全印総連女性部

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げんなり最賃伝説。第3章onWEB

2006年10月07日 | 京都地連
京都地連の仲間が京都総評のよびかけに応えて、最賃体験に参加しました。

(感想)
 個人的には今年で2回目の参加でした。例年と違う目標をたてようということで、今回は「格差社会への挑戦」をスローガンにかかげて、より多くの人に最低賃金のことをしってもらおうと、積極的に街頭宣伝を行いました。
 ワーキング・プアと呼ばれる人々が増えている今、やはり他人事ではないのか、若い人たちが興味深そうに話を聞いてくれたのが印象的でした。
運動のかいがあってか、京都府4円をはじめ、最低賃金の大幅な引き上げを勝ち取りました。
 ただ一方で格差社会を形成している大きな社会構造自体を変えなければ、焼け石に水だという気もしています。
 この運動の経験をもとに引き続き雇用問題について考えていきたいです。


<最低賃金とは?>
  最低賃金(最賃:サイチン:CYCHIN)とは、国が「最低賃金法」にもとづいて「これ以上低い賃金で働かせてはいけません!」という最低限度の賃金額で、正規労働者はもちろん、パートやアルバイト、派遣など、雇用形態に関わらず、すべての 労働者に適用されます。  賃金は、雇い主が好きなように決めていいということではなく、働く人の生計費が考慮されなければなりません。「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法第25条)や、働く人の賃金・労働条件は「労働者が人たるに値する生活を営む ための必要を充たすべきものでなければならない」(労働基準法第1条)という最低規制があるからです。もし最賃以下で働いていた場合、雇い主に最賃との差額を支払わせることができます。


最賃伝説オフィシャルサイト
http://www.gotengo.net/