にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

『黒須』煮干しラーメン@東京都千代田区神保町

2019-08-31 13:31:00 | ラーメン探索

   黒須に再訪。
開店前20分に到着すると待ち人は一人。
開店の11時には15名くらいの行列に。
念願の煮干しラーメン。










   これは凄い。
美味しすぎるじゃないっすか!
こんな煮干しラーメンは初体験。濁りのない清湯スープでありながら上品な煮干しの旨味をしっかり効かせている。低温の出汁の取り方に秘密があるのかな。

麺も具材も醤油ラーメン同様に素晴らしい出来だ。玉ねぎのみじん切りにも仕込みと工夫を感じる。










   麺の量は女性にちょうどいいくらい。
替え玉と和え玉があり、替え玉を選択。
九州の豚骨ラーメンじゃないのに
替え玉を後半楽しめるなんて。

今までの煮干し有名店は
こってり煮干しでスープが濁って
ドロっとしていた。
今までに経験したことのない
清湯煮干しとでも言えばいいのだろうか。










   黒須おそるべし。
食べログの評価値はバカ高いが
それ以上に美味しく感じた。

もう一つ塩ラーメンを食べなくては
いけない。はまぐり出汁の塩。
女性のお客さんが美味しそうに
召し上がっていた。

初回訪問した際の醤油を再掲載。









   8月最後の週末、東京近郊は混みそうだし、この暑さでは外に出たくないと連れがいう。近場の量販店でワンちゃんグッズ(移動用携帯ゲージ)を購入しようということになった。

ななの身体が大きくなり過ぎて、当初購入した携帯ゲージでは狭すぎる。
大型犬を車に乗せる際は、みなさんどうしてるのだろう。

明日は車で水元公園にななを連れて行きたい。広大な公園でドッグランもあるみたいだ。



2年前の今頃

2019-08-30 15:45:00 | 愉快なにゃんこ達

   毎年、8月の終わりは一日、日帰りでどこかに出かける。子供たちの手が離れて7、8年くらいだろうか、20年をとうに過ぎた熟年夫婦は会話も少なくなる一方だから、買い物やにゃんこ達、ワンちゃんの話題で繋がる部分がある。

2年前は、九十九里浜に出て海鮮網焼きを堪能した。今年はどうなるのか、どこかに行こうという話はない。

2年前のスマホにある写真見てたらクロスケなのか、チロかチマなのかわからない写真が出てきた。(冒頭の写真)
日付が2017.8.31とあるから生後4ヶ月くらいの頃。

その年の8月中旬に、生まれた5頭中、2頭を知り合いに譲った。今では少し後悔している。多頭飼いが大変だろうという発想だけで、猫好きな方に声をかけてしまった。














   幸い、お譲りした2頭は病気することもなくすくすく育っている。
その内の1頭は、多頭飼いの方で6頭目でにぎやかな環境に行った。
もう1頭は、先住猫が高齢で13才で仲良く助けてくれて、とても感謝されている。










   みんなで寄り添って同じお皿に食べたいだけあげてた頃が懐かしい。

この頃の食事風景は一人ひとつの器で3種類か4種類のフードを使い分けてあげている。
7つの器に準備する間は台所の入り口が大変なことになっている。

尻尾をピンと立てて我先にと動き回り壁に手をついて我慢できない極限状態になる。










   この頃は、ななの写真ばかり撮ってにゃんこ達のを撮っていないからまた撮ろう。
にゃんこ達も涼しくなれば、食欲が増すのかな。

自分のためか他の人のためか

2019-08-29 12:11:00 | 日常

   また暑くなるみたいだが秋の気配が確実に忍び寄って来ている。
朝の涼しさ、夜の虫の音もなな散歩で感じられるようになった。

若い頃から、努力は自分のためにするものだと思っていた。他の人のために頑張るなんてどこか偽善が入ってないかなと。

社会人になって、自分のためだけに努力したり頑張っても知れてるな、チームで頑張ってこそ大きなことが達成できると感じるようにもなった。

それでは、私たちは「自分のため」又は
「他の人のため」に努力するのか?
どちらが正しいのか?
ずっーと頭の片隅に残っていた。

5、6年前、内田樹の本を読んでいたらハッとさせられた。世の中に「働かない若者たち」が増えているという問題について、「なぜ、そのようなわかものが生み出されていったのか?なぜ若者は働かなくなったのか?」という問いに見事に明快に本で述べていた。





内田樹「街場の憂国論」より一部抜粋。
少し長くなるが読んでみてください。

   若者が働かなくなったのは「努力すれば報奨が与えられる」という枠組みそのものに対する直感的な懐疑のせいだろうと思います。「みんなが争って求めている『報奨』というのは、そんなにたいしたものなのか?」という疑念にとらえられているのです。(中略)

努力すれば「いいこと」があるよ、というタイプの利益誘導の最大の欠点は、示された「いいこと」がさっぱり魅力的でない場合に、誰も努力しなくなってしまうということです。

私たちの社会は利益誘導によって学習努力、就業努力を動機づけようとしてきました。それが作り出したのがこの「働かない若者たち」です。

人間は自己利益のためにあまり真剣にならない。これは多くの人が見落としている重大な真実です。自己利益は自分にしかかかわらない。「オレはいいよ、そんなの」という気分ひとつで、人間は努力を止めてしまう。簡単なんです。

ぎりぎりに追い詰められたときに、それが自分の利益だけにかかわることなら、人間はわりとあっさり努力を放棄してしまいます。「私が努力を放棄しても、困るのは私だけ」だからです。

でも、もし自分が努力をやめてしまったら、それで誰かが深く苦しみ、傷つくことになると思ったら、人間は簡単には努力を止められない。

自分のために戦う人間は弱く、他の人を守るために戦う人間は強い。それは社会的能力の開発においても変わりません。
自分ひとりの立身出世や快楽のために生きている人間は、「まあ、こんなもんでいいよ」と思ったら、そこで止まる。でも、他人の人生を背負っている人間はそうはゆかない。

人間は、自分が「人のために役立っている」と思えたときにその潜在能力を爆発的に開花させる。







   どうでしょうか。
しかし、内田の論で納得はしても、これで解決か?
それでも最終的には自分のためにと感じる部分がある。

イチローと王貞治の対話(Number674号)が想起される。イチローが様々な質問の最後に、「現役時代、選手の時に、自分のためにプレーしていましたか、それともチームのためにプレーしていましたか?」と訊いたのである。

王は即座に答えた。
「オレは自分のためだよ。だって、自分のためにやるからこそ、それがチームのためになるのであって、チームのために、なんていうヤツは言い訳するからね。オレは監督としても、自分のためにやっている人が結果的にはチームのためになると思うね。自分のためにやる人がね、一番、自分に厳しいですよ。何々のためにとか言う人は、うまくいかないときの言い訳が生まれてきちゃうものだからな」

それだけではない。イチローは、そのオフ、各界でトップに上がり詰めている人に会うたびに、同じ質問をした。すると、異口同音に「自分のためにやっている」と答えたのである。誰一人「まずはチームのためだ」とは答えなかったのである。

どうだろう。見事な対立意見ではないか。どちらも、努力が発動するための必要条件を「〇〇のために」という目的設定に求めている。
内田樹は「他の人のため」の方が「自分のため」よりも努力できるとし、王貞治は「自分のためにやる人が一番自分に厳しい」という。

両者の差異を先鋭化させれば、
「他の人のため」が上か
「自分のため」が上か、ということになる。

あなたはどちらに共感するだろうか?

私なりの結論はまたの機会にアップします。

なな散歩(7)

2019-08-28 16:24:00 | 黒ラブなな

   今日の朝は、少し雨。
これくらいの雨ならばカッパも傘もなしで30分くらい散歩に行く。
他のワンちゃんと少ししか会わなかった。
やはり雨の日は控えるのでしょうか。

今日の朝から首輪散歩デビュー。
昨日まで3日ほど家で付けて慣れさせた。
ハーネスより飼い主が少ない力でピッとコントロールできる。







   黒に黒だから夜は気をつけなければいけない。躊躇していたが、光る首輪購入しよう。

ななの散歩始まるまでは、寝るのが12時前後だった。散歩のために11時前後になって、昨日は10時に就寝したら5時半前に勝手に目が覚めた。こちらも健康的な生活サイクルになってきている。







   ワンちゃんの喜び方とにゃんこの喜び方はかなり異なる。
ワンちゃんはストレートで興奮を隠さない。にゃんこは変化球で興奮を少しずつ表現する。まるで陽と陰の対立的だ。
太陽と月の関係性を感じる。







   部屋の中では、ほんとうにおとなしい。
騒ぐとすぐゲージに入れられることを認知したから。学習能力が高い。
外に出ると興奮して嬉しくて仕方ない。
興奮して嬉しい姿を見るのが楽しいので、私のしつけがまだまだ手ぬるいのかもしれない。

身体的発育とともに知能も成長してるような気がする。
あと、♀と♂で同じ犬種でも行動に異なる傾向があるのだろうか?

うちの連れはよく口にする。にゃんこでもわんこでも、♂は行動が単純でわかりやすい、♀は複雑ではっきりしないと。

それって人間も含めて動物学的にそうなの?って私が聞き返すと
そうじゃない、女はめんどくさいのよと言う。

え?自分が女なのに、めんどくさいこと認めてるのかな。不思議だ。
めんどくさい意味や解釈がたぶん異なったりズレがあるのかもしれない。



皇居を歩く

2019-08-27 16:44:00 | 日常

   晩秋から早春にかけて皇居周辺を歩きたくなる。東京のど真ん中に、こんなに広々として眺望のいい所があるなんて、案外知らない人が多い。

東京駅からでも、大手町、九段下、竹橋、桜田門など皇居周辺には沢山の路線、駅がある。

私は九段下か、御茶ノ水、水道橋駅から歩いて行く。九段下から日本武道館前を通って北の丸公園を通過して北桔橋(きたはねばし)門から東御苑に入るルートが好きだ。











   平日はほぼ年間通して東御苑は無料で開放してくれている。この広い東御苑に江戸城の天守閣跡地がある。少し高台になっていて大手町方面のビル群が見渡せる。
1番最初の写真は、大手門から大手町方面のオフィス街を撮ったもの。







   これが大手門、皇居9つの門で1番出入りが多い門かも知れない。
その下が桜田門。皇居1番南に位置する。







   下の写真は、皇居で有名な二重橋。
皇居外周はお堀に沿って、年がら年中、市民ランナーが走っている。
外周はおよそ5キロだから結構ある。ウォーキングだと一周小一時間くらいかかる。
ジョギングだと一周30から40分くらいだろうか。













   皇居周辺のベストシーズンは晩秋なのだと思う。木々が豊富だから紅葉🍁の季節が目にも身体にもいい。
私は1月から2月にかけての真冬が好きだ。
人もランナーも少なくて空気が締まっているから景色も空も綺麗だ。
今日アップした写真は全て真冬に撮ったもの。

夏が終わるのはどこか物哀しいが、涼しくなり食欲の秋、収穫の秋の方がいい。
頭も活動も活発になり元気が出てくる。
待ってろ秋って感じだ。