四年ぶりくらいだろうか
私にとっては懐かしいお袋の味みたいなもので10数年間お昼食べによく通った。
ほとんどいつもラーメン大盛りで
味噌とか塩とか冷やしラーメンとか
いろんなバリエーション増えてきたが
ほとんど頼んだことがない。
東京のあちこちに店舗がある。
錦糸町店、大塚店、西新宿店あたりは
数回食べたかな。
お店によって味の濃い薄いの違いはあるが会津喜多方地方のさっぱりとした塩系の醤油スープは同じだ。
四年前より醤油の色がついて
濃い味になってる。私の味覚が変わった
のか、お店が変わったのかわからないが
それでもとてもさっぱりしてて美味しい。
麺は全く変わっていない。
太縮れでもちっとしてる。かためで注文。
スープの出汁は何でとっているのだろう。
昔はそんなこと考えたことなかったが
この3年半くらいのラーメン探索で
ついつい考えてしまう習性がついた。
動物系は鶏ではなくて豚骨ベースに
魚介は煮干しかな。豚骨はライトに
スープが濁らないような軽めの煮出し方。カツオは意外とクセやアクが出るので使ってないと思う。
ここのチャーシューはよくできていて
脂ののりと煮込み加減が絶妙で美味しい。
柔らかすぎず脂多すぎずちょうどいい。
チャーシュー麺じゃないのに
チャーシューが5枚も入っている。
チャーシュー麺は一体何枚入っているのか。
後半、さっとラー油をひと回し
入れるとピリッと味が締まっていい。
支那竹もさっぱりして歯ごたえあって
このラーメンに合っている。
昔のことを思い出しながらの
懐かしの美味しい一杯だった。
厨房で仕込んでる旦那も接客係りの
お姉さんも聞き覚え見覚えのある
人々だった。
街の風景は少しずつ変わっても
ラーメンの味は変えないでもらいたいな。
ご馳走さまでした。
