にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

まぜそば『ばらや』台湾まぜそば『舎鈴』@東京都江東区東陽町

2021-05-31 19:00:00 | ラーメン探索

 まぜそば、油そばなど汁なしラーメン?がこの数年でだいぶ増えた。この汁なしラーメンしか置いていない店舗もあるくらいだ。ブームになるのだろうか?

 私はもう上げ止まりだと見ている。一部のマニア的な人はいるが、汁ありラーメンの愛好者に比べれば桁が違い過ぎる。

 私が汁なしラーメンを食べる頻度は100杯中に数回くらいの頻度。だから3%くらいだろうか。5%は20回中1回の割合だからたぶん数%が過去の経験値である。

 ただ、汁なしラーメンにハズレはほとんどない。痺れるほど◎もない。自分の中に、何が美味しいのかの基準がはっきりしないというのが正直なところ。













 昨年末にオープンして、最近は待たなくても食べられるようになった。先週まぜそば大盛りをオーダーして全てのメニューを食べたことになる。

 あごだしラーメンを売りにして、鶏白湯とか辛いラーメンなどメニューは豊富。当ブログにて2度ほど紹介した。地元に愛される街のラーメン屋で、SNSで高評価を得て遠くから食べに来るようなラーメン屋では今のところない。

 私のまぜそば評価は、全メニューの中で1番高い。あご出汁と鶏出汁と醤油で程よいタレと喜多方ラーメンのような麺でモチッとした相性はいい。

 ただし、汁なしラーメン全部に共通する私のマイナス点は、途中で味の変化なくて少し飽きてしまうという点。半分食べた後、新たな具材が投入できたり出汁汁の追加はないものだろうか。













 六厘舎グループの舎鈴、この4月から7店舗だけ先行してこの台湾まぜそばがメニューに加わった。

 味の深さは先の「ばらや」のまぜそばの方が優れているが、食べた時のインパクトはこちらの方がある。2種類の辛さを辣油と山椒で上手く表現している。挽肉とチャーシューにも大胆な味付けで味の変化が楽しめる。

 コスパよくそこそこ美味しいが、リピートして何度も食べる気はしない。今度は確実につけ麺をオーダーすると思う。

 ここが汁なしラーメンの特徴で、汁ありラーメンやつけ麺の箸休め的な味変で食べる方が大半ではないだろうか。






貝塩らーめん『改』@東京都台東区蔵前

2021-05-30 18:45:00 | ラーメン探索

 気象庁が宣言する今年の梅雨入りは、日本列島で時差のあるタイミングになりそうだ。5月中旬までに東海地方までが梅雨入りしたかとあれ?っと思っていたら空梅雨?

 関東地方は6月7日を梅雨入り予想と気象庁が修正している。東京オリンピックは裏で粛々と準備が動いていて、どうやらあとは観客をどの程度入れるかの問題になったみたいだ。








 東京は下町エリアで年に数回は必ず食べたくなるラーメン屋がいくつかある。いつ食べても何食べても折り紙付きに美味しいと思うラーメンだ。

 貝塩らーめんと煮干しつけ麺の2種類が基本形。貝出汁ラーメンというジャンルは少ない中、私が食べた中ではここが1番美味しい。和え玉も貝油と煮干し油の2種類あって替玉感覚でおかわりするおいしくて美味である。













 あれ?チャーシューがかなり変わった。ロースハムみたいなおいしさが進化していた。2年前の低音チャーシュー写真があった。





 たけのこ、わかめ、三つ葉などの具材はかわらない。スープも心なしか貝出汁が濃くなって塩スープに旨味を強く感じた。

 今回は貝塩らーめん大盛りにわかめ増しをオーダー。相変わらずの熱々スープで美味しさがお客さんの行列加減に比例して増している。

 自家製麺の太い縮れ麺もとてもいい。ここと亀有にある「ののくら」の自家製麺は多加水麺でとても美味しく食べ応えある。









 ご馳走さまでした。45分も行列に並んだ甲斐(かい)がありました。とても満足の一杯。行列店になっても味が進化、改(かい)良が見られる、まさに『改』でした。貝(かい)ではない改(かい)です。笑

 もうどうしようもないオヤジダジャレすみません。座布団(いいね)一枚くらいください。









ベーシックインカム(2)アンダークラスを生み出さない制度へ

2021-05-29 16:58:00 | 日常

 困窮してる人には住む家を与えますよ。仕事が見つからない人には半永久的に生活保護をだしますよ。子どもができたら人数分の補助金をあげますよ。の英国は、その福祉システムのもとで死ぬまで働かず、働けずに生かされる一族を産み出してしまった。

 働かずに生かされているアンダークラスの人たちは、都市の一角に集住させられている。その環境で育った子どもたちには、労働という概念そのものが欠落してしまう。

 決まった時間に寝て、決まった時間に起きるとか、朝起きたら顔を洗って歯を磨くとか、外に出るときは見苦しくない服をきるとか、近所の人に会ったら挨拶をするとか、そういう基本的な生活習慣そのものが身に付いていない子どもたちが集団的に生まれて来た。

 彼らに社会的上昇のチャンスはありません。第二次世界大戦後、英国労働党は、「ゆりかごから墓場まで」というスローガン掲げて手厚い社会福祉政策を推し進めた。

 マーガレットサッチャー首相が「自らを助けようと意欲ある者しか政府の支援を期待すべきではない」と、政府から支援を求めるなら、「自分がこんな貧乏になったのは自己責任で、政治が悪いわけでありません」と誓言させて恥じ入ることを強いたのである。

 自分で自尊心を棄てた人たちに、周囲の人間が敬意や親愛を示すわけがありません。サッチャー政権以後、福祉の受給者たちはそうして国民的な差別と蔑視の対象になった。

 英国のアンダークラスというのは、この「自己責任で貧乏になりました」とカミングアウトする代償に生活保護を受けて、それによって国民的な差別と蔑視の対象になった階層のことである。彼らは労働していないので「労働者階級」でさえない、そのさらに下に位置付けられている。

 前回述べたベーシックインカム制度を論じるときに、忘れてはならない論点なのである。『アンダークラスを決して生み出さないような社会福祉制度を整備すること』が重要なテーマです。

 米国でも、コロナによる失業者救済のために、現金支給をする法案が連邦議会で議論されている。でも、いずれも条件付けがあり、継続的ものではありません。これはベーシックインカムとは言わない。

 それに、アメリカ人の人たちの議論を読んでいると、悪いけれど、福祉制度が人間の心にどういう影響を及ぼすかを考えている人はいません。金と費用対効果の話しか出てこない。

 だから、仮に米国でベーシックインカムが導入されてもうまくゆかないと思う。「自己決定、自己責任」を世界一重く見る人たちに「福祉制度の受給者に屈辱感を与えてはならない」という話の筋道を理解させるのは至難の業だと思う。

 長くなったので、また次回はドイツとフランスの話をしたいと思う。












博多長浜ラーメン『やまちゃん』@東京都中央区東銀座

2021-05-28 20:18:00 | ラーメン探索

 お昼に少し時間取れたから東銀座まで足を伸ばす。銀座を歩くことはあまりないが、東銀座には何度かラーメンか歌舞伎座に来たりする。

 東銀座は食の宝庫でいろんなお店がランチから営業してる。平日の昼間からこの界隈で必ず行列ができるお店が幾つかある。

 名前は知らないが、とんかつ屋、フルーツ和菓子?のお店、ラーメン屋の『八五』など、今日も八五は凄い人で朝の9時から予約制の11時段階で夕方までびっしり埋まっていた。

 朝9時に来て予約してまた再び訪れてやっとお昼にラーメンが食べられるなんてどこか異常としか言えない。そこまでしても食べたいという人が毎日50〜100人くらいはいるということだ。















 東銀座3番出口から出て歌舞伎座の裏手通りに、八五など美味しいラーメン屋が3店舗ある。萬福は中華そばの名店、舟見坂は函館ラーメンの意外と知られていないラーメン屋。

 今日はこのすぐ近くにある、あっさり豚骨ラーメンの『やまちゃん』を食べたくなった。











 ここの豚骨ラーメンはとてもあっさりしている。昭和の時代に福岡は長浜地区にあったラーメンにとても似てる。私が学生時代の昭和50年代にこの地区でよく食べたラーメンだ。

 中央区水天宮にある『しばらく』とも似ている。今の東京にある豚骨ラーメンはギトギトドロドロの濃厚豚骨ラーメンが多い。そんな濃厚な豚骨ラーメンは昭和の福岡では少数派だった。

 独特の細麺でふつうでオーダーしても十分にかた麺だ。お昼のランチサービスで替玉が一つサービスしてくれる。







 ご馳走さまでした。スープをおいしく完飲できるほど美味しい豚骨ラーメンでした。

 完全リタイアしたら福岡に博多長浜ラーメン旅に必ず行きます。学生時代に食べた長浜ラーメンをもう一度食べられるだろうか。

 元祖長浜屋、ナンバーワン、一心亭、赤のれん、ともちゃんとかまだ営業してるのかな。それぞれ特徴ある美味しい豚骨ラーメンだった。

 東京で有名な一蘭とか一風堂とかは昔は存在しなかった。東京で何度か食べたが、私の感覚ではどうもこの2店舗の豚骨ラーメンはあまり好みではない。

 足立区にある『田中商店』の豚骨ラーメンをまだ食べていない。東京の豚骨ラーメンでもっとも評判がいい評価高いラーメンである。営業時間が18時から早朝4時まででは‥‥。夕方まで仕込みの時間なのだろうか。









豚骨醤油ラーメン『大黒屋』@東京都江東区東陽町

2021-05-26 20:46:00 | ラーメン探索

 この数年、1番よく通ってるラーメン屋。コスパよくてお腹いっぱいに食べられる。ネギ醤油ラーメンを選択。ライスが無料でついてくるのでいつもお願いする。

 家系ラーメンのような見た目だが、明らかに異なる。豚骨ベースの醤油ラーメンだと思う。豚骨スープに臭みが全くなくてマイルドな美味しいスープだ。












 
 卓上のつぶ胡麻、豆板醤、黒胡椒が実によく合う。ネギは新鮮でごま油の香りよくおいしい。麺ともご飯とも非常によく合う。

 食べログ評価はごく普通の3.43だが、地元の人や東陽町で仕事するサラリーパーソンには愛好者が多い。











 ご馳走さまでした。美味しかったです。ここ1年くらいは、豚骨醤油ラーメンか豚骨塩ラーメンしか食べてないです。いろんなメニューあるが私にとってはその2つで十分です。また来ます。